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関東大学対抗戦   試合結果

2007/09/08
(Kick off 19:00)

秩父宮

早大A 成蹊大
  108 61 - 0 5  
47 5
T G PG DG   T G PG DG
9 8 0 0 0 0 0 0
7 6 0 0 1 0 0 0
16 14 0 0 1 0 0 0

T:トライ G:ゴール PG:ペナルティゴール DG:ドロップゴール

レフリー
下井真介
タッチジャッジ


対成蹊大 ファーストゲーム、良くも悪くも…

2007/09/09

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 「このチームは必ず優勝する。今日はその第一歩。出し切れ。しっかりと体現しよう!」―。アップ前のロッカーに響き渡った中竹監督の声。必ず…。優勝…。第一歩…。緊張の開幕戦、『Penetarate・権丈組』はしっかりとその想いを体現した。いくつかの過ち、数分の怠惰を除いて…。
 9月8日、19:00、『荒ぶる』への想いを乗せ2007年シーズンがキックオフ。セカンドジャージーを身にまとった『ウルトラワセダ』は、成蹊大の異様な応援に戸惑いながら、ファーストからしっかりと拘りを見せつける。FWはその結束を確かめ合うようにモールをブリブリ。BKは速く長いパスで相手を分断。この日のテーマ:ノーラックラグビー。「ちょっとその意識が強すぎた」(副将・五郎丸歩)と言うように、精度に問題こそあったものの、トライラッシュ(ちょっぴり遅い花火大会?!)の裏には、ビシッと芯が通っていた。立つ、繋ぐ、突き抜ける。「もう今週は練習からラックを作るなと言ってやってきた。今日もその意識はしっかりと見られたね」(中竹監督)。
 前半9トライ8ゴール、61-0。後半も小休止こそ挟みながら要所でトライ。もう1つのテーマ:「完封」もしっかり堅持し、あとは最後まで切れずに戦い抜くだけだった。「80分+α、集中し続けるのが真の強さを持つチーム!」。しかし…
 31分、フトした瞬間のターンオーバー → 掟破りのインサイドブレイク → 思わず見とれたキックパス。そしてラスト数プレー…。いくつかの怠惰と過ち。この一連の流れは、『権丈組』の「今」、内包する甘さを表していた。「チームとして前進はしましたけど、今の実力はこれだと思ってます。あの1本が今日のすべてです…」(主将・権丈太郎。)チャンピオンチームへの道は、当然ながらそう平坦ではないということか。
 とは言え、これが12月○日とか、1月○日なら大問題(致命傷になりかねない?)も、まだまだ残暑厳しい9月8日。あの瞬間、それぞれが何を感じたのか。自分にできることはなかったのか。本当に反省できる、ある意味今後に繋がる5点。「このチームは1つ1つ強くなっていく、僕はそう思ってます」(副将・五郎丸歩)。「いい意味でも悪い意味でもファーストゲームだったという感じです」(副将・畠山健介)。大切なのは、楽観もせず、悲観もせず、自分たちをしっかり見つめ、前に行くこと。そのためのスローガン:『Penetrate』。今年こそはブレないワセダを。さぁ『権丈組』、目指すところはただひとつ―

 

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<5点には反省も、チームの前進を口にする中竹監督>
「試合前には完封しようと言っていたけれど、ディフェンスに回ったときにボールを取れず、トライを取られてしまったのは反省。大きなトライだった。ミスに関しては、天候のこともあるし、アタックの精度アップはこれから、積極的なミスならOKと言っていたので、数自体はそれほど気にしていない。ただ、ゲインしたあとのリリースや、つなぎの部分は課題にして取り組んできたところ。そこのミスはちょっと多かったかなと。成蹊大は開始からすごく前に出てきて、ワセダはそれに対してどうアタックするのか、今日は勉強になった。これからに生かしたい。昨年の対抗戦時と比べての持って行き方の違い?、そもそも今年の春、夏と、昨年の春、夏とでは全然状況が異なるので特には…。ただ、春夏は昨年よりディフェンスに特化してきたので、これからはアタックを強化していく。ディフェンスを強化してきたのは、FWが強くて、ディフェンスがよければ負けることはないし、春夏は相手を見ずにチームを強化していきたかったから。チームとしてのピークをまず11月(帝京戦、慶應戦)に持っていくことは例年と変わらないけれど、今年のワセダはチャレンジャー。とにかくすべての試合で100%チャレンジしていく。そういう点では、ファーストプレー、低い姿勢でのプレーはできていたし、よかったと思う。今週は立ってプレーすることしかやってこなかったけど、みんなその意識は出ていた。トライを取られた場面については、ボールキャリアへのサポートが遅いし、その直後のインサイドブレイクもやってはいけないこと。それでもキチッと立ってセットしていれば問題ないのに、狭くなったところでキックを蹴られた。ビデオを100回くらいみないといけない。ずっと攻め続けているなかでたまにくるディフェンスをどうするのか。ディフェンス力とはずっと守っているだけではなく、そういう部分も含めてのことだと思っている。スキを見せてはいけない。この5点は大きい…。まぁ、でもこのチームの第一歩としては、まずまずといったところ。しっかり反省できる試合だったし、前に進めたと思う」

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<ギリギリの合格ライン? さらなる徹底を心に誓う主将・権丈太郎>
「今日はただの1試合ではなくて、『荒ぶる』への第一歩だと考えてました。まぁ…、チームとして前進したとは思いますけど、今の実力はこれだと思ってます。絶対にノートライに抑える、そこは徹底しなくてはいけないところでしたけど、あの1本が今日のすべてです。アタックに関しては、とにかく立ってプレーしようと。できていた奴、できていなかった奴、それぞれいましたけど、チームとしてはまぁできていた方だと思います。ただ、ビッグゲイン後の2人目の寄り、つなぎでのミスが多かったのは課題です。今年のチームのカラーはディフェンスからの切り返しで取るところですけど、その反応も遅かったし、最後の10分、1番きついところでみんな見てしまってました…。でもまだ発展途上のチーム。これから1つ1つ克服していきます。最後の10分は、走り込みが足りないとかそういう問題ではないです。正直1本取られて、すぐに取り返したとは言え、一瞬ですけど、切れてしまいました。そこはまだチームが成長しきってないと言うか、まとまりきってないということです。フィットネスの問題ではありません。昨年関東に負けて感じたのは、接点での力負けとセットを相手にコントロールされたということ。それを踏まえてやってきましたけど、まだまだ精度が足りないので、これからもしっかり、徹底して仕上げていきます。ナイター、よかったです。今日は昼間暑かったですから。ボールが見えづらいとかありますけど、これからも是非組んで欲しいと思います。次のケンブリッジ戦は、チームとしてディフェンスを整備して、切り返しからのトライ、徹底していきたいです。相手が大きな外国人であれ、立ってプレーすることは変わらないですけど、2人目の寄りはこれまで以上に重要になってくると思うので、そこはしっかりと意識して。ビッグゲイン後の寄り、つなぎのところでのミスは、今の課題ですから。W杯は隆道さんをはじめ、ワセダの先輩たちに注目しています。ニュージーランドに優勝して欲しいです。あまりにすごすぎて、感心するばかりで、参考にするという目では見られないですけど(笑)、あれだけ技術のあるプレーヤーでも意識、動き出し、反応のレベルがめちゃくちゃ高い。トッププレーヤーもそういう意識を持っているというのは、すごく勉強になります。いよいよシーズンイン、1つ1つのプレーを徹底できるチームにしていきたいです。目の前の相手に常にすべてを出していく。それが『荒ぶる』につながっていくと信じています」

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<未熟さを実感… FWの動き出しを反省する副将・畠山健介>
「今日は開幕戦ということで、ちょっといつもより緊張してました。『権丈組』の『荒ぶる』、その第一歩だと。絶対にみんな気合が入っていたし、今年上がってきたばかりのチームだからといって舐めてもいなかった。けど、そんな心境のなかで取られたあのトライは残念です…。あの1本がなければ、上々のスタートと言えたんでしょうけど、あれで自分たちがまだまだ未熟だということが分かりました。いい意味でも悪い意味でもファーストゲームだったという感じです。拘ってきたセットに関しては、自分自身がラインアウトで1本ミスをしてしまったので、偉そうには言えないですけど…、悪くはなかったと思います。ただ、FWの動き出しについては反省です。トライを取られたシーンなどは、外から見ていても全然走れていなかったし、コミュニケーションも取れていなかった。まぁ、そこは修正できるところなのでこれからです。それで完封。これからの課題です。アタックは立ってつなぐ意識がしっかり出ていたとは思いますけど、チーム全体としてみるとまだまだ。つなぎでのミスだったり、コミュニケーションが課題です。ケンブリッジは2年前のビデオを見たら、FWを前面に押し出してきていたので、うちもFWを前面に出すように。FW勝負で負けなければ、うちのBKが生きる。相手が外国人であろうと、立ってプレーしにいくのは変わりません。どういう相手でもやってきたことをぶつけるのが一歩に繋がっていくと思いますし、そうしないとこれまでが意味のないものになりますから。W杯は、やっぱり日本に生まれたのでジャパンを応援しますよ(笑)。個人的にはニュージーランドが好きなんですけど、今年は南アの年だと思うので、南アに注目しています。あとはアルゼンチン。スクラムが強いみたいなので、しっかり見て勉強します。本当は2007年に出ている予定だったんですけど…(笑)、2011年こそはあのピッチに立てるように。まずはビデオで勉強します(笑)」

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<もっと大事なことがある! しっかりと先を見据える副将・五郎丸歩>
「対抗戦開幕。これからの1つ1つがラストに繋がっていくので、そこに向けてしっかりしたゲームをしようと思ってました。そのしっかりという意味では、締めるべきところで締めきれなかったですし、経験不足、若さが出てしまいました。トライを取った後のキックオフも不安定でしたし、1つ1つ、そういうところです。アタックに関しては、立つ意識がありすぎて、逆にテンポがでなかったのが反省点。そこはこれから修正していきます。完封はそりゃ狙ってはいましたけど、言うほど崩されたわけでもないので、あまり気にはしてません。次のケンブリッジ戦は大きな相手に対してどう戦うのかをしっかり考えて、かつ、今年やってきたことの芯がブレないように、やっていきます。W杯は…、特に注目しているところなどはないですけど、卒業したらラグビー中心の生活になるので、次こそは出場して、自分自身を高められたらと思っています。モチベーションにはなっています。まずは対抗戦を1つ1つ。このチームは試合毎に強くなっていくチームだと思っているので、どう持っていくかがポイントです。ナイター、よかったですよ。今日デーゲームしてたら死んでましたから(笑)。ボールは…、メチャクチャ滑りました。自分の体も濡れまくっていてどうしようもなかったです…」

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<『超センス』! 暫定?『ベストペネトレーター』に輝いた小峰徹也>
「昨年もずっとケガをしていたので、こうして開幕戦をAチームで戦えたことはすごく嬉しかったです。自分は挑戦者、1試合1試合しっかりやっていこうって。パフォーマンスはまだまだですけど、まだ初戦。これから徐々に上げていければと思っています。ジャッカルしてこいと言われていたので、1本いいのがあってよかったです。チームとしては…、1トライ取られてしまったのは余計でしたし、色々とダメなところはありましたけど、悪くはないスタートだったと思います。ただ、FWに関しては、五郎さんも言っていたように拘るべきところで動けず、後半などは隆平だけ。そこはもっと自分がやらないといけなかったです…。立ってプレーする意識については、まぁよかったとは思います。3列は競争が激しいですけど、監督にも言われているジャッカルの部分、プラスボールキャリアとしての突破。そこを極めていきたいです。豊田とは、8とブラインドフランカー、交互にやっている感じです。8もするし、フランカーもするし、そのなかで自分の色をお互いしっかりと出せるように。特に役割分担してるとかはないですよ(笑)。今年はとにかく全試合に出て、国立に立って、『荒ぶる』を歌います」

<ただひとり、最後の最後まで輝き続けた有田隆平>6879.jpg

関連ロケーション

地図を大きくする。 [秩父宮ラグビー場]

関東大学対抗戦 試合情報一覧

2007/12/02 明大 ○ 71-7 ●

2007/11/23 慶大 ○ 40-0 ●

2007/11/11 帝京大 ○ 61-8 ●

2007/10/21 筑波大 ○ 33-21 ●

2007/10/14 日体大 ○ 71-0 ●

2007/09/24 青山学院大 ○ 102-5 ●

2007/09/08 成蹊大 ○ 108-5 ●

成蹊大との戦績

公式戦対戦成績(1962年〜1976年) 早大 8勝0敗0分

過去3試合の対戦結果

2003/08/30 練習試合 ○ 81-26 ●

1976/10/17 関東大学対抗戦 ○ 49-9 ●

1975/11/02 関東大学対抗戦 ○ 90-0 ●

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