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2023

【Otao’s Reflection】ー明治大学戦ー

先日行われた明治大学戦。

年越しの懸かる大一番。

対抗戦最終戦、先日の練習試合での雪辱を果たすべく、”150人全員”で戦い抜きました。

シーズンを通して、個人、そしてチームで積み上げてきたものをひとつにして戦い、勝ち抜くのが大学選手権。

そこで選手権大会は、グラウンド内外で過ごした時間の集大成が出る試合の振り返りを、大田尾監督の視点を通してお届けします。

〈大田尾監督コメント〉
今回の明治大学戦には、並々ならぬ想いを持って挑んだ。

昨年同じタイミングで負けてしまったこと、今年の対抗戦最終戦で敗北を喫したこと、カテゴリーは違えど明治大学との練習試合では負けが多かったこと。
これまでの色々な想いが選手達の心の中にあったと思うが、今試合の選手達からは、「何としても絶対に勝つ」という気持ちが大いに伝わってきた。

今シーズン、チームの主軸となる選手が抜けた時期も長かったが、チーム力で乗り切ってきた。フィールド上にいた23人だけではなく、部員150人全員がそれぞれの立場で「荒ぶる」を目指しているというのが、伝わってくる試合だったように映る。

技術的なことはまだまだ改善できると思うが、ここからは主にメンタルでの勝負だ。

4年生から後輩たちへ早稲田ラグビーの伝統が「継承」され、グラウンドに程良い「緊張」感が漂い、勝つために何をすべきかみんなで熟考し「創造」を繰り広げる。「緊張・創造・継承」という早稲田大学ラグビー蹴球部の部訓が今、上井草で体現されている。

次節も非常に強い相手となるが、このままチーム一丸となって勝ちにいく。