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2023

観戦記/D対関東学院大(8月14日)

夏合宿初戦を勝利で飾る!

8月11日から夏合宿がスタートした早稲田大学ラグビー蹴球部。早大Dは菅平グラウンドにて夏合宿初戦となる関東学院大との一戦に臨んだ。前半開始5分に、FB福島秀法(スポ1=福岡・修猷館)がチームに勢いを与える先制トライを挙げる。その後は拮抗した展開が続き、21-14で前半終了。リードして迎えた後半は、自陣ゴール前に度々ボールを運ばれたものの粘りのディフェンスで無失点に抑え、アタックではパスを継続しながら、BK陣が好走してトライを奪って最終スコアを47-14として夏合宿初勝利を収めた。

<VS 関東学院大学 メンバー>

早稲田のキックオフでスタートした前半。開始5分にSH糸瀬真周(スポ1=福岡・修猷館)が抜け出すと、CTB下原一輝(文構4=東京・早大学院)・福島とパスをつなぎ、先制トライを挙げる。

続く11分には相手陣22メートル付近でのラインアウトからモールで押し込み、LO飯田開登(教育3=愛知・千種)がタッチライン際にグラウンディング。その後はディフェンスの乱れから2本連続のトライを許すが、33分に糸瀬からパスを受けたWTB小澤ジョージィ(スポ1=千葉・流経大柏)が相手をかわして真ん中にトライ。コンバージョンも成功し、21-14で試合を折り返した。

素早いパスさばきでチャンスを生み出した糸瀬真周

後半はリードを広げようと果敢にアタックするが、ハンドリングエラーでチャンスをものにできず、序盤は膠着状態に。しかし14分に相手陣内のラインアウトからSO茂木陸生(社学3=埼玉・早大本庄)がディフェンスを引き寄せてFB山下一吹(教育1=東京・早実)が独走トライを決める。

続いて23分に福島とCTB田尻遥也(文2=埼玉・早大本庄)のゲインでゴール前まで運ぶと、最後はNO8折戸健介(法2=東京・早実)がねじ込んでトライ。27分には田尻と山下一でパスをつなぎ、WTB清透馬(商2=茨城・茗溪)がステップでディフェンスをかわして得点を重ねる。

終盤の35分にも清が大きくゲインし、パスを受けたWTB米重颯(スポ4=北海道・函館ラサール)が勝利を決定づけるトライを挙げる。山下一のコンバージョンキックも決まり、47-14で快勝した。

華麗なステップでディフェンスを翻弄した清透馬

夏合宿で力を入れて取り組んでいるディフェンスは随所にいいプレイが見られた。特に、後半を無失点に抑えながら得点を重ねられたのは、FW陣の出足の鋭いタックルからターンオーバーを起こし、走力のあるBKにつなげることができたからであろう。夏合宿初戦で快勝することができ、次戦以降にいい流れをもたらす一戦になった。

出場選手コメント

HO西野直樹(法4=東京・早大学院)
―今日の試合のテーマは

夏合宿初戦ということで、一番下のカテゴリーから上に上がることを全員で共有しながら、チーム全体に勢いをつけるということを掲げていました。
―試合を振り返っていかがですか
夏合宿までに準備してきたことの中で、しっかり出せた部分とまだ出すことのできない部分が明確になったので、次の試合に向けてしっかり修正していきたいと思います。

FB福島秀法(スポ1=福岡・修猷館)
―今日の試合を振り返っていかがですか

夏合宿で疲労もあるなかで、まずまずの動きができたのではないかと思います。
―先制トライを決められましたが、トライシーンを振り返っていかがですか
チームのみんながゲインしてくれて、最後トライまで持っていけたので良かったです。
―最後にこの夏合宿の意気込みを教えてください
さらに上のチームの試合に出れるように毎日の練習を頑張っていきたいです。

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため練習見学はご遠慮いただいております。ご了承ください。

文・写真=早稲田大学ラグビー蹴球部広報チーム