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関東大学対抗戦   試合結果

2004/11/23
(Kick off 14:00)

秩父宮ラグビー場

早大A 慶大
  73 52 - 7 17  
21 10
T G PG DG   T G PG DG
8 6 0 0 1 1 0 0
3 3 0 0 2 0 0 0
11 9 0 0 3 1 0 0

T:トライ G:ゴール PG:ペナルティゴール DG:ドロップゴール

レフリー
桜岡 将博
タッチジャッジ
相田 真治
小野塚 隆

対慶大 『意識』の高さでワセダ復活!

2004/12/24


 「『狂気』という点では今年1番熱かったですよ…」(NO8佐々木隆道)。研ぎ澄まされた集中力、鉄の結束、みなぎる自信。年に一度の虎退治。全人格を懸けた闘争・『狂気』のタックル『荒ぶる』ワセダが、気迫あるチャレンジラグビー・『魂のタックル』慶應を、完膚なきまでに叩きのめした。
 永遠のライバルとの大一番。沈みかけていた『諸岡組』を甦らせたのは、新たなトレーニングでも、小手先のサインプレーでも、奇策でもなく、全員の統一された高い『意識』。「リーダー、中心選手関係なく、試合編集ビデオではかなりなじった。帝京戦から変わったところと言えばそれ」(清宮監督)。「今日はみんなしっかりと意識を持つことができた」(主将・諸岡省吾)―。鬼の指揮官による週明けの厳しいビデオチェック、聖地・上井草での研鑽、そして3日前に行われた学生のみのミーティング。「みんなの意思の統一もしっかりできたし、試合前はもうやるだけだという自信を持てた…」(副将・後藤翔太)。首脳陣の厳しいムチと、主将の掲げる自主性で『意識』の高さ完全復活。俺たちにぬるいプレーはもういらない―。最大の武器を取り戻した『諸岡組』が、牙なき虎を仕留めるのは必然の流れだった。
 「最高のモチベーションだろ。最初からガツンといってこい」。指揮官の熱い檄に触発されるように、キックオフからエンジン全開、フルスロットル。『最強』FWがレベルの違いを見せつけ(プロップ伊藤雄大が大ハッスル!)、『黄金』BKが華麗に仕留める―。『野獣』・今村雄太の豪快ラン(3人を引きずる超絶トライも)、『音速の翼』・首藤甲子郎の決定力、『紅蓮』・佐々木隆道の達観プレー…。これぞ赤黒が世に放つ「アメイジングアタック」!意図通りの、やりたい放題。前半28分には相手のお株を奪う「サプライズアタック」(SH後藤翔太が味方もビックリのキックパス。インターセプトの危機をとっさの判断でトライに!)も飛び出し、『大一番』をほんの30分で『祭り』に変えてみせた。
 前半だけで圧巻の52得点。早慶戦史上初、100点ゲームへの期待も膨らんだものの、『伝統の一戦』、後半は予め用意されていた結末に導かれるような歯切れの悪すぎる試合展開。「やろうとしたことをやらなかったらワセダはああなってしまうというのが改めてよく分かった…」(佐々木)。お祭りの中でも顔を覗かせてしまったゆゆしき課題。ワセダの目指す『ULTIMATE』の境地、パーフェクトウィン完成はまたまた先に延ばされた。
 後味の悪さに苛立ちは募るものの、ともあれ「久しぶりに選手を誉められる内容だった」と、清宮監督も笑顔を見せるライバルからの大勝利。これでいよいよワセダ史上初、対抗戦4年連続全勝優勝まであとひとつ。「この先常に自分たちのベストを更新しながら、選手権まで勝ち抜いていきたい」(主将・諸岡省吾)。「このチームは頂点を獲る」(清宮監督)。自律した集団・『諸岡組』の行く末には、最高の結末が待っている…<早大ラグビー蹴球部広報 疋田拡>

<試合後久しぶりに笑顔を見せた清宮監督>
「今日は久しぶりに選手たちを誉められる内容だった。先日の帝京戦は集中していない部分があったけれど、その点もほぼ完璧。トライは3つ取られたけれど、80分間継続して集中できていた。前半の相手が元気なうちにスコアを重ねることができて、選手たちには自信になったと思う。帝京戦後、練習メニュー的にはそれまでと特に変わったところはない。週明けの試合編集ビデオではこれでもかとなじったけど(笑)。帝京戦から変わったところがどこかと言われればそれ。普段Aチームがなじられるということは余りないけれど、リーダーや中心選手ということ関係なく、徹底的にいじめた(およそ1時間超、OB会による早慶戦激励会にも遅刻してしまうほど…)。それで練習のときに選手の中から大丈夫だという声が聞こえてきていたので、いけるなと。選手たちにはどうしても不安が出てくるものだけど、そういったことがなく、試合に臨めた。慶應対策と言えば、キックとシャロー。毎年とにかくそれだけ。これまで3年間はその対策がムダに終わっていたけれど、今年はようやく相手がシャローとハイパンで臨んできた。今日の慶應はうまくいかなかったけれど、1番怖いのはひとつのことを信じてやってくること。選手たちにもそれで突然変わることがあるからと言い続けてきた。今日も早い時間に点を取られたし、競るのは大体こういう感じの試合だけど、ワセダはうまく点を重ねることができた。シャローに関して練習から言ってきたのは、タテのスペースと横のスペースの使い方。BKだけのラインより、FWが間に入ったときの方がうまくいっていた点はまだまだという感じだけれど、今日はBKのデキはまずまずだったと思う。キックも五郎丸がしっかりとキャッチしてくれた。ただ、あのシンビンはおかしい。レフリングについては言いたくないけれど、シンビンはないでしょうと。今日の課題は伊藤が替わった後、セットで押せなくなったこと。大学選手権でもう一度慶應とやりたい。試合前に色々と話をしたけれど、キャプテンの彼も出られなくて悔しい思いをしているだろうし、監督とも普段から親しくしているので、大舞台でもう一度勝負をしたい」


<10日間でチームをまとめ上げた主将・諸岡省吾>
「前の試合ではチームとしての徹底した動きができていなかったからみんなでそこのところを話し合った。キックのカウンターを初めとして、チームとしての動きを徹底できたのがよかった。みんなのやることに迷いがなかったのが、今日の結果につながったと思う。先週の帝京戦はFWが不甲斐なくて、今日はみんな気合いが入っていた。モールの入りや激しさのなさを何度もミーティングで言われて、悔しかったし、すごく情けない気持ちになった。それで今日はみんな気合いが入っていた。やるべきことをやってきたし、試合前にはあとはやるだけだという気持ちになれて、満足いく試合ができた。コイントスにも勝ちましたからね(笑)[※対抗戦これまでほとんどすべての試合、コイントスで負け、本人も周りから冷やかされていました…] それでマイボールを選んだのは最初に前に出て、激しくコンタクトして、そこで勝って一気にいきたかったから。ほぼ思いどおりにできたのかなと。FWはやりながら近場が空いているとみんなで話していて、そこを桑江や隆道がよく突いてくれた。FWで空けたところでBK。その一連の攻めはよかったと思う。自分のトライはたまたまですけど、やっぱり嬉しかったです(笑)。今日で1年早慶の借りは返してやりました。ただ、しょっぱなのトライはマズかったし、最後も止めなくてはいけなかった。ハイパンに関しては嫌だったけれど、五郎丸に安定感があったし、もう相手にはこれしかないんだなって。後半少しイライラしたけれど、全体としてはよかったのかなと。試合前から圧倒しようと話していて、今日のこの試合で一皮むけたと思う。この結果に油断するのではなく、もう一度意識を高めていい試合。この先常に自分たちのベストを更新しながら、選手権まで勝ち抜いていきたい。メイジもスクラムに拘ってくると思うので、ワセダもそこに拘って、常にプレッシャーを懸けて押し続けたい。メイジはダイレクトフッキングしてこないでしょうし、真っ向勝負ができると思います」


<タイガージャージーを子供扱いした副将・桑江崇行>
「今日は前の試合の反省はまぁ生かせたのかなと。(練習で復活させた90分に渡る)100本ラインアウトは成果というより、意識の問題ですから。今日の試合は自分としてはまだまだ物足りない。走れなくなってきているし、フィットネスが戻ってきていない。チームとしては前半よくできたと思う。FWの近場がすごかった。みんな俺がいってやろうとドンドン仕掛けていた。相手はディフェンスができていなかったですから。僕も狙われていなかったですし。今日はチームが更に変われるいいキッカケになったと思う。対抗戦はまだ終わっていないですし、まだ満足のいくゲームがやれていないので、この先も常に全力で戦っていきたい。トライを取られたのは全部BKがいかれたもの。FWが100本ラインアウトならBKは100本タックルでしょう。今日は簡単に取られすぎた。次で50試合連続フル出場ですか、王さんの記録にはまだまだ遠いですね(笑)。僕は常に全力です」


<ベストコンディションで質の高いパフォーマンスを見せた副将・後藤翔太>
「昨日の夜は今シーズン初めて寝られました。最近寝るというのがどういうことか分かってきたんですよ(笑)。個人的なプレーのことですけど、ここまでやったんだからやれないことはないと、そういった気持ちで試合に臨めた。ただ最初のペナルティーでポンポンいってしまったのには反省してます…。あそこはもっと落ち着いていけばよかった。その他は冷静にできたと思う。今日よかったのは相手のディフェンスに対してすぐに対応できたこと。この間と違ってみんなの間の意思も統一されていたし、これは古庄さんのおかげです。予想していた通り、相手のプレッシャーも厳しかったけれど、それなりの捌きもできたかなと。後半なかなか取れなくて、よくないところもあったけれど、全体としてはなかなかいい試合ができたと思う。対抗戦で1番。試合の3日前に学生だけでミーティングして、意思を統一できたのがよかった。キックパスはたまたまです(笑)。あそこを評価して欲しいとは思わない。あれはおまけ。本当はパスでトライを取らなくてはいけないところです。今日の試合でやっとチームとして次の段階にステップアップできるかなと。次の試合は、4年間負けなし、最後の早明戦、そういった意味をしっかりと噛み締めて、責任感のあるプレーをしたいです」


<慶應の魂を根こそぎ奪取したNO8佐々木隆道>
「今日は話していた通りのいい試合ができたと思います。でも後半はやっぱり…。何なんですかねー、あのデキの悪さは。やろうとしたことをやらなかったらワセダはああなってしまうというのが改めてよく分かりました。しっかりと意識できれば前半みたいにできるのに。意識の差なんです。ディフェンス(スーパータックルを連発)は相手の10番ばかり狙ってましたから。相当嫌だったんじゃないですかね。『狂気』という部分ではこの1年で1番熱かった。自分としても毎年毎年ベストを更新している感じです。逆に言えば、気持ちにムラがあるということなんでしょうけど。僕はとにかくそこがないとダメな選手ですから。今日はチームとしても気持ちが入っていたと思う。意識も統一して、迷いもなくてよかった。前もしっかりと見れていたし、抜けるイメージがしっかりと持てていた。ただ、BKがポーンと抜けたときのサポートが悪かったのがまだまだ課題。後半はAリザーブが半分入ったメンバーのレベルは意識もプレーもあのくらいなんだということです。ただ課長さんも畠山も密集で激しくていいプレーをしていたし、あとは頭のところだと思います。今日はこれだけ集中したいいゲームができて、やっぱり意識をしっかり持たないとダメだんだと再認識できたし、これまでやってきたことは間違っていないという確信を得ることができた」


<「FBとして最高のプレー」今泉コーチも絶賛のルーキー五郎丸歩>
「今日はお客さんが多くてすごく楽しかった。やっぱり声援が多いと燃えますから。キック処理をいくつかミスしてしまったのは反省してます。最初のトライにもつながってしまいましたし。ハイパン(インゴールへのハイパンだけでなく、ゴール前での10人ラインアウトなど体験したことないようなアタックがズラリ…)に関しては練習でしっかりとやってきたし、初めから分かっていたから別に嫌な感じとかはしなかった。相手のチェイス、プレッシャーも余りなくて無難に処理できたかなと。チームは帝京戦を終えてだいぶ変われてきていると思う。自分の力はまだまだです。アタックでもっとスピードをつけたいです。今日はとにかく楽しめました」

<ついに実現修猷館ツーショット 『九州の至宝』復活!>

 


※本日秩父宮に足を運んでくださった早大生のみなさん、たくさんの声援ありがとうございました。次の早明戦、そして大学選手権ではもっともっといい試合をしますので、是非また応援にいらしてください。皆様の声援が『諸岡組』の力です!

関連ロケーション

地図を大きくする。 [秩父宮ラグビー場]

関東大学対抗戦 試合情報一覧

2004/12/05 明大 ○ 49-19 ●

2004/11/23 慶大 ○ 73-17 ●

2004/11/13 帝京大 ○ 42-17 ●

2004/10/30 筑波大 ○ 66-13 ●

2004/10/10 日体大 ○ 88-3 ●

2004/10/03 青山学院大 ○ 79-0 ●

2004/09/25 立教大 ○ 92-0 ●

慶大との戦績

公式戦対戦成績(1922年〜2003年) 早大 59勝22敗6分

過去3試合の対戦結果

2004/08/17 練習試合 ○ 71-14 ●

2004/05/09 招待試合 ○ 48-7 ●

2003/11/23 関東大学対抗戦 ○ 56-29 ●

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