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対明大C 足りなかった気持ち、1トライ差の敗戦…

2009/06/24


 春の大一番・明大戦は敵地・八幡山での戦い。「1年がやられてたんで、絶対負けてはいけない。明治に勢いつかせないためにも勝たなければならない試合でした」(フランカー渡辺千明)。リベンジを堅く誓い、一丸となって挑んだが、結果は26-31。先週に引き続き、またもや僅差での悔しい敗戦となった。
 先制したのはワセダだった。前半6分、渡辺のゲインから、最後は大外でパスを受けたWTB赤澤祐太がそのまま走り込んで右すみへトライ。しかしその後は互いにゴール前まで迫るも取りきれない、膠着状態が続く。
 ようやく試合が動いたのは30分、敵陣22mでのラインアウトを経て右へ展開。ラックからハーフ西田が素早くさばき、ボールを受けた赤澤が追加点となる、この日二つ目のトライをあげた。このまま無失点で前半を終えたいところだったが、明治も黙ってはいない。終了間際に連続攻撃からディフェンスを崩されると、最後はラックサイドを突かれる形で1トライを奪われ、12-7でハーフタイムを迎えた。
 後半は両校の意地と意地がぶつかり合い、拮抗した展開となった。勝利を手繰り寄せたいワセダは10分に、CTB牛房佑輔が突破。首尾よくフォローした渡辺がインゴールへ飛び込み、再びリードを広げた。だがその直後、かねてからの課題であった気持ちの弱さが露呈してしまう。キックオフを確保できず、自陣深くでペナルティを与えると、速攻からあっさりとインゴールを割られ、反撃を受ける。ここからペースを取り戻せないまま、明治の勢いに飲まれてしまった。相手の力強いアタックに耐えきれず、23分、30分と立て続けにトライを献上。32分には中西のトライで一時、26-26と同点に追いつくも、3分後にはモールでの圧力に屈し、ダメ押しとなるトライを許した。結局、これが決勝点となり、26-31で手痛い逆転負けを喫した。
 春を通して課題となっている、気持ちの弱さが勝負を分けたこの試合。「勝ちへの執着心、トライへの執着心だったりがまだまだ足りないなと。そういうものが、全てにおいて根本的な部分が足りないと思います。気持ちの問題です」(渡辺)。次は、こちらも「絶対に負けられない相手」(赤澤)関東学院大のホーム・釜利谷に乗り込んでの一戦。「どんな形でも良いので勝って、春シーズン終わりたいと思います」(渡辺)。春最後の試合、夏へ向けて弾みをつけるためにも全力で、勝利を掴みにいく。

圷萌奈



<執着心のなさを課題に挙げるフランカー渡辺千明>
「今日の試合は、1年がやられてたんで、絶対負けてはいけなくて、明治に勢いつかせないためにも勝たなくてはならない試合でした。でも勝ちきれなくて、それはもうFWと4年の責任だと思ってます。どんどん前に出て、近場のところで出られてはいけないと意識してたんですが、今日は結局やられてしまって。反省ばかりの試合ですね。課題を細かく言えばいくらでもありますが、勝ちへの執着心、トライへの執着心だったりが、まだまだ足りないなと。そういうものが、全てにおいて根本的な部分が足りないと思います。気持ちの問題です。相手のコンタクトが特別強いとは感じなかったですし、僕らの問題で、相手の強さより自分達の弱さが原因です。モールに関しては、FWはプライド持ってやってかなきゃいけない。そこをこだわってやっていくべきだったと思います。辻コーチからは、トライとれるシーンが後半あと4つはあったと。まだまだ気持ちの部分を言われてしまいました。これは4年からもっと言っていくべきことなのに、出来てなかった。(関東学院大戦に向けて)前も言ったんですけど、形じゃなく、勝ち、トライにこだわって、どんな形でも良いので勝って春シーズン終わりたいと思います」

<初めての明治戦で2トライを挙げたWTB赤澤祐太>
「個人的には、初めての明治戦でした。去年から見ていて、明治は勝たなくてはならない相手というのは分かっていたので、そういう特別な相手と意識して、先輩たちの勢いについてこう、あと自分の役割をしっかり果たそうと思ってました。自分はオフェンスが得意というか、そこが自分のスタイルなので、ボールを持ったらとりあえず前に出ていこうと意識しました。前半はすぐに相手に取り返されて、相手にペースをとられて、勢いを落としてしまいました。今日はペナルティが多かったです。普段、練習で意識している部分であるにも関わらず、試合になると出来てない。明日からの練習でやらなきゃいけないと思います。関東学院も絶対に負けられない相手なので、今度こそ勝ちたいです」

 

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