部内マッチ 『有田組』、GWのテーマは…
2010/04/29

チームとしての積み重ねの浅さに、ゲバへの気負いが合わさったこともあってか、全体的にミスの多さも目に付いたものの、個々人に焦点を当てれば、それぞれが存分に「らしさ」を発揮。
Sr2・FB飯田貴也が総合力の高さ、安定感を見せれば、Sr1・FB井口剛志も負けずにカウンターでビッグゲイン。Sr1・土屋鷹一郎が待ち前の嗅覚でボールに絡みまくれば、Sr2・岩井哲史がランナーとして再三のラインブレイク…etc こんな光景がいたるところで繰り広げられ、この戦いに対する個々人の想いの強さが感じられた。
そして、セレクションの意味合いとは別に、現在の立ち位置を確認するという面でも、ブレイクダウン、BKアタック等々、この2ヶ月の成果を確かに実感(もちろん課題も…)。各人の仕事量、質で上回り、前半からトライを積み重ねたSr1。我慢の末、後半20分過ぎから猛追を見せたSr2。ともに15人がひとつになり、積極的にボールを動かす。そこにはワセダの進むべき道が、クッキリと映し出されていた。「今日はお互いがやり方を分かっているなか、いい試合だったと思います。ここからは初戦に向けて詰め込む期間。厳しいものになりそうですけど…、勝負です!」(主将・有田隆平)。世間の喧騒は完全にシャットアウト。『有田組』、ゴールデンウィークは、サバイバル!
<進むべき道見えた! ゲバに成果、課題双方を見出す有田隆平>
「ゲバ=セレクション。今日は個の勝負だという意識で臨みました。もちろん、ワセダとしてのアタックができるかであったり、やってきたことを詰めるということもありますけど、基本は1対1の個の勝負だと。その点では、意外によかったのではないかと思います。ワセダ同士でやり方などが分かっているなか、攻めるべきところは攻めて、テンポのいいアタックでいくつものトライが生まれる。今日はお互いにボールを動かしている感をすごく感じました。Sr1が後半20分過ぎにトライを連続して取られてしまったのは、ボールを動かし続けるなかで一瞬足が止まってしまったということもありますし、Sr2がいいテンポのアタックをしたということだったと思います。Sr1としては、そこを変えようという話をして、実際にその後のプレーで変えることができた。受けに回ったときこそが大事ですし、改めて、1つのいいプレーで変えられるんだと実感しました。やっぱりテンポのいいアタックこそが、ワセダの生命線ですね。部内で試合をしてみて、よく分かりました。これから自分たちの進むべき道が見えた感じです。新チームのスタートから走ってきて、それが見えたのがラスト20分ですし、風下だったり、厳しい局面でこそ出し切って走るのがワセダですから。ブレイクダウンに関しては、若干ターンオーバーが多かったかなと思います。2人目は早いんですけど、仕事の量、質という面ではまだまだだ。もっと少人数で球出しできるようにしていきたいです。ゴールデンウィークのテーマは、明日の夜委員会で決めようと思います。厳しいものになりそうですけど(笑)、春の初戦に向けて詰め込む期間なので、がんばります。この期間が勝負です。自身のNo8については…、ボールを持つ機会が増えたので、その点はいいと思いますけど、フィットネスをはじめ、まだまだといった感じです」※4月29日発表の日本A代表メンバーに、有田隆平、中田英里が選出されました。5月12日より代表合宿、その後5月19日から6月7日までスコットランド、スペイン遠征に参加する予定です。
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