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対明大 タックルで頂点まであとひとつ

2011/01/03


 タックル!タックル!タックル! 迷わず、大きく、とにかく前へ! それがワセダの生きる道。2011年1月2日、大学選手権準決勝。誰より勝利に飢える『有田組』は、最高のライバル・明治を相手に、自分たちの今をすべてぶつけた。この一年の成果、この一週間の緊張の体現。「今日はテーマどおりでしたし、今まで以上に赤黒を着るプライド、意識があった試合だったと思います。僕は特別何も言っていないんですが…。僕がどうこうしたということではなく、みんなの力です。雰囲気、すごかったですから。今日で自信を得られました」(主将・有田隆平)―
 あのとき以来、一カ月ぶりに校歌を絶唱してスタートした決戦は、とにもかくにもタックル。そのひと言。キックオフから大男たちにまっすぐ前へ仕掛けられるも、そのすべてを意志の強さで受け止め続けた。少々システムが崩されようとも、最後はタックル。オーバーラップを作られても、渾身のバッキング。「辻さんが今年はこれで勝つと言っているので。攻められても取られる気はしなかったです」(ロック岩井哲史)。主導権は向こうにあるように見えても、赤黒戦士たちはこの状況を心の底から楽しんでいた。
 そして、ゲームの趨勢を決定付けたのが、すっかりワンランク上のプレーヤーに成長を遂げた感のあるCTB村田大志、狂気の「アタックル」。紫紺の番人・こちらも屈指のハードタックラーとして鳴らす衛藤陽介にブッ刺さったのを皮切りに、その体の張りっぷりは赤黒を身にまとうにふさわしいものだった。ハイパンはイの一番に猛ラッシュ、さらには先制トライを導くワンハンドバックフリップオフロード。前日の決意表明で初めて見せた涙、魂の叫びに嘘偽りなし。「タックルはワセダのCTBとしての義務です。絶対に譲れない気持ちがありました。あのパスは練習でもやったことなくて、どうかなと思ったんですけど…、どうしても流れを持ってきたかったので、多少リスクを取ってでもいこうって。集中を切らさない意識がよかったです」(CTB村田大志)。
 前半はイマイチ決めきれないところもあり15-10。それでもタックルの鋭さを見る限り、この5点を守りきれると確信できた。もっともっと刺さってやろうと誓い合えた。辻監督の檄が入った後半、ワセダの『神風』はさらに加速する。1分、フランカー山下昂大のハイパンキャッチ&ペナルティからの速攻で美しくインゴールを陥れると、その後は春から磨いてきたカウンター、ターンオーバーからの切り返しを軸に新春トライ祭り。SO山中亮平、FB井口剛志がディフェンスを崩したところに、走り勝ちたい男たち(FW)が着実なフォロー。守っても、前半以上の出足で相手を迎撃。「みんなのディフェンスがすごくて、最高に楽しかったです。今日感じた成長は、対応力。明治との再戦でこういった試合ができたのは、すごく大きな成長だと思います」(フランカー山下昂大)。後半だけで圧巻の59得点。あの2007早明戦を越える最多得点記録は、アタックの仕込み、デキどうこうより、最後までテーマを遂行し続けた真摯な学生たちへのお年玉といえた。苦しい局面を笑顔で楽しむ。ディフェンスを楽しむ。楽しいからがんばれる。これぞ『有田組』の目指してきた、猛練習による『真のEnjoy』。
 準決勝を「自分たちの形」で乗り越え、ついに来るところまで来た。いよいよ迎える最後のひとつは、この1年を、ワセダでの4年間をすべてぶつける特別な場。しかも待ち受けるのは、昨シーズンを終わらされた屈強極まりない帝京大。最高の舞台が整った。ここでやらなきゃ男じゃない。「ここへきて変に気負ってはいけない。この1年やってきたことを出せば、絶対に勝てると思います。プライドです」(主将・有田隆平)。ワセダがワセダであるために。ワセダには、勝たなくてはならない理由がある―


<らしさ全開! ワセダの象徴たりえた主将・有田隆平>
「準決勝にこうして勝てたことはよかったです。今日は早明戦らしい、いい準備ができて、ひとりひとりがしっかり戦えたと思います。前半戦については、もう引いた方が負けだと思ってプレーしていました。ワセダからすると、簡単に放ってしまったり、軽いプレーが多かったのが、ああなってしまった要因です。次もやることは変わりません。決勝はどちらが勝ちたいと思えるか。それが結果に繋がると思います。(辻監督の言うチーム力は~の問いに)キャプテンがこんななので、周りがしっかりとサポートしてくれています。僕以上に大人で、サポートしてくれて、それが力になっています。みんな本当に週のギリギリまで諦めない気持ちでやっていて、それがすごく伝わってきますし、Aチームとしては本気で責任を持ってプレーしようという思いです<以上、記者会見> 今日は迷わず、大きく、前へというテーマどおりでしたし、本当に今まで以上に赤黒を着るプライド、意識があった試合だったと思います。2回戦からのいい一週間をそのままゲームにぶつけられました。本当に雰囲気よく、いい時間でした。僕は…、特別何も言っていません(笑)。僕がどうこうしたということではなく、みんなの力です。周りの雰囲気、すごかったですから。僕はもう名前だけです。試合前のトスとスクイーズだけする(笑)。今日は明治もどうしようもないくらい激しくくると考えていて、それに対して気持ちよくタックルできました。負けられないという気持ちで勝ったと思いますし、後半のアタックはそれぞれの持ち味が存分に発揮されていたと思います。みんなすごくいいアタック。僕のトライは0なんですが…(笑)。FWもよかったですし、チームとしても、今日で自信を得ることができました。前半ポロポロしすぎたのは反省点ですが、そこを修正して、アタックディフェンスともいいブレイクダウンを重ねられたので、こういう結果になったと思います。明治にこうして勝つことができて、改めて対抗戦からの成長を実感しました。決勝に向けて、またしっかりとした準備をします。ここへきて変に気負ってはいけない。この一年やってきたことを出せば絶対に勝てると思います」

<確かな手応え! この日もゲームを掌握した副将・山中亮平>
「今日はディフェンスで相手をしっかりと止めて、1トライに抑えられたのがよかったです。タックルにしろ、テーマどおりにできたと思います。アタックについては…、この一週間の準備というよりは、この一年間やってきたことを徹底できたという感じです。前半15-10というスコアでしたが、ワセダのテンポでできていましたし、トライも取れていたので、焦りはありませんでした。ゴールキックの精度を上げなくてはいけないと痛感しましたが…。今日は最後までみんないい集中だったと思います。ここが勝負だという気持ちで。今日一番の手応えは、やっぱりディフェンスで前に出たことです。BK全体で前に出られていましたし、FWも体を張って、セットも安定して、キャリアがひとりひとり前に出る。その結果だと思います。次はもう最後の舞台なので、この1年、4年間をすべて出すだけ。今日しっかりと出せた、ワセダのプライドです」

<欠かせぬ男! この日も存在感を見せたロック岩井哲史>
「ファーストプレーでいかれたところはありましたが、自分たちのペナルティ以外は敵陣でゲームを進めることができて、テーマ通りでよかったと思います。スクラムは今日も若い一列ががんばってくれました。課題としていたモールに関しては…、明治さんも研究していてうまく競れませんでしたし、認定トライうんぬんより、ペナルティであそこまで行かれてしまったのが反省点です。ブレイクダウンについては、キャリアがしっかりと前に出て、いいテンポだったと思います。タックルはもう、辻さんが今年はこれで勝つと言っているので(笑)。今日はすごかったですね。ディフェンスしていて楽しかったですし、取られる気はしませんでした。アタックについても、BKがあれだけ前に出てくれたので、FWはノビノビできたと思います。キックオフがすべて取れた(ささやかな快挙??)のは、後藤さんに絞られたので。その成果です。取ったのはほとんど英里でしたが、みんなもう死ぬ気で。決勝はやっと登ってきた階段の最後の一段。しかも相手は昨年負けた帝京。対抗戦のことは忘れて、80分間にこの一年のすべてをぶつけます」

<猛タックル!攻守に圧倒的なパフォーマンスを見せたCTB村田大志>
「こういう展開になることは想像していませんでしたが、最後まで集中を切らさない意識はよかったと思います。片手でのあのパスは…、あんなことしたことなかったので、どうかなと思ったんですけど、どうしても流れを持ってきたかったので、多少リスクを取ってでもいこうと。結果、よかったです。タックルに関しては、自分の仕事ですから。ワセダのCTBとしての義務です。絶対に譲れない気持ちがありました。後半は何とも言えませんが、前半は我慢して、ラインの深さ、タメなど、BKとして成果が出せたと思います。それと今日は、チーム全体としてフォローにいく意識が切れなかったのがよかったです。2回戦よりプレーの質は上げられたかと思いますが、決勝ではもっと上のプレーをしなくては勝てません。帝京どうこうより、自分たちのやるべきことをやる。残された日々を一日一日大切に過ごしたいと思います」

<有田隆平への想い! しっかりとチームを締めるフランカー山下昂大>
「FW、よかったと思います。この一週間、すごく集中できていましたし、練習での雰囲気もよく、それを出すことができました。みんなのディフェンスがすごくて、最高に楽しかったです。ブレイクダウンに関しては、ビッグタックルの後の攻防をもう少し支配したかったなと。そこを倒れ込み等で取るところまでいけなかったのは課題です。他にもミスがあったりするので、まだまだしっかり対応しなくてはいけません。今日感じた成長は…、対応力です。FWに拘ってきた前回とはまた違う明治を相手に、こういった試合ができたのは、すごく大きな成長だと思います。次もこれまでと変わらず一戦一戦。僕は隆平さんを絶対に優勝させたい。そのために自分にできることを精一杯やります。今日はワセダのプライドが見せられた試合。ディフェンスからのターンオーバーが多く、いい試合だったと思います」

<上井草での成果! タックルの嵐に笑みを浮かべる辻監督>
「今日はありがとうございました。そして、あけましておめでとうございます。こうして点差はつきましたが、明治がここにいたからこそ、ワセダはここまで強くなることができた。明治さんには感謝しています。(敵将のハイパントの多さが予想外だったという振り返りに対し)そう言われてみると、確かに多かったかもしれませんが、特に意識はしていなかったですし、単純にハイパントを選択するエリアが多かったのかなと。もちろん、山中のハイパントの精度、チェイスの精度もよかったですし、ワセダのひとつの武器として、成果が出たと思います。前半を受けて、特に戦い方を変えたということはありません。攻め方を変えろというような指示も出していませんし。前半からディフェンスがすごくよくて、みんなタックルしてくれていたので、この5点があれば負けることはない。ディフェンスしてこいと。今日一番感じたのは、出られないメンバーのためにタックルをするんだという気持ちです。それが80分間伝わってきました。(どこにチームの成長を感じるかの問いに)チーム力、4年の力です。漠然とした答えですいません…。選手権に入ってからの帝京の試合を見ていますが、全然別チームです。なので、対抗戦どうこうは頭にありません。1年間やってきたことを100%出します<以上、記者会見> 今日はテーマどおりの試合ができました。アタックに関しても、3人ヘッド、パス&サポートといったものが体に沁みついているのかもしれないです。それと非常に嬉しかったのは、タックル。上井草でやってきたことしか、試合に出ない。今日はその成果。もうタックルしか見てなかったですから(笑)。決勝はやってきたことの集大成、タックルです」

<CTB村田大志、赤黒の責任で好タックル連発!>

 

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