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【春季大会日大戦観戦記】安定したスクラムで公式戦初勝利

2021/06/09



文:早稲田大学ラグビー蹴球部広報 写真:早稲田大学ラグビー蹴球部

主将不在の中でつかんだ勝利がもたらした、確かな収穫と課題。

関東大学春季大会の第2戦。教育実習中の長田主将を欠いた早稲田は、タフなスクラムと強力なバックスラインを持つ日大をホーム上井草に迎える。不安定な天候のようにペースをつかみきれない時間はあったものの、安定したスクラムを起点に流れに乗り31-17で勝利を収めた。

自軍キックオフで試合に入った早稲田は、タックルミスで日大WTB髙野にいきなりのビッグゲインを許してしまう。相手のファンブルでボールを取り返すものの、展開したところでボールに絡まれパイルアップで日大ボールスクラムを迎える。ここで見せ場を作ったのはフォワード8人。鋭い当たりと押しで相手のペナルティを奪いピンチを脱した。

その後は小雨の影響もあってかお互いにミスで流れが途切れる展開を迎える。

試合が動いたのは6分。相手のノータッチキックからカウンターを仕掛けた早稲田は、長田主将に代わって12番に入ったCTB岡﨑のオフロードからWTB槇がブレイク、ラックから素早くピックアップしたLO村田のゲインなどでゴール前に進入し、最後はラックサイドをLO鏡がえぐって先制(8分)。SO吉村のゴールも決まって7点のリードを奪う。

続く14分。グラウンド中央の日大ボールスクラムでまたもやペナルティを奪った早稲田は22m内ラインアウトのチャンスを迎える。そこから素早く展開を仕掛け連続攻撃、最後はPR小林が華麗なステップから右中間にトライ(16分)。SO吉村の安定したキックも成功でさらにリードを広げる(14-0)。

ここからしばらくは日大ペースで試合が進み、WTB水間やゲームキャプテンのCTBクワーク、パワフルなフォワード陣のアタックに早稲田が耐える時間が続く。

苦しい時間帯の流れを変えたのはやはりスクラム。複数のペナルティを獲得して徐々に試合は早稲田ペースに。45分にもスクラムでペナルティを奪った早稲田は、22m手前中央付近からSO吉村がPGを決め17−0で前半を終える。

後半、先に点を取ったのは日大。しつこい連続攻撃で早稲田のペナルティを誘ってゴール前に進入し、ラインアウトモールから9分にHO林がトライを奪う(ゴール失敗)。流れを渡したくない早稲田はすぐさま反撃。キックオフから前に出るディフェンスで相手のペナルティを引き出し、FB河瀬の速攻からオフロードでWTB槇につないで右隅にトライ(SO吉村のゴール成功で24-5)。

その後はラインアウトモールから日大に2本奪われるものの早稲田もモールでやり返し、最終的には31-17で白星を飾った。


今日の収穫は間違いなくスクラム。いい姿勢と後ろの押しで8人がまとまり相手を粉砕する姿には東海戦からの進歩を感じた。また、河瀬が復帰したことでアタックプレッシャーが増したことも好材料と言えるだろう。ただ、東海戦からの改善は見られるもののまだまだ不安定なラインアウト、少なくないペナルティ、そして簡単にタッチに出て相手にボールを渡してしまう外側のアタックには改善の余地があると感じた。今日の収穫をさらに伸ばし、いかに課題を克服できるのか、残りの春シーズンの過ごし方に注目したい。


ゲームキャプテンを務めた副将・小林賢太(4年・PR)
今日は積み上げてきた自分たちのスクラムが出せた試合だったと思います。昨年はスクラムでペナルティを取るマインドまで持っていけていない部分もあったんですが、今シーズンは「8人で固まって相手からペナルティをもぎ取るくらいの意識で押す」ところまでこだわってやってきているので、そこが実現できたことは収穫でした。ただ、ゲーム全体では、マネジメントがうまくいかずに自分たちの戦略を遂行できなかった時に相手の圧力にのまれてしまった部分があったのは反省です。あとは規律の部分ですね。その点は特に改善してきたいと思います。


今期初登場でチャンスに絡んだ河瀬諒介(4年・FB)
体をより強く、大きくすることを意識してコンディション調整をして今日を迎えました。バックスとしては「ボールをスペースに運ぶ」ことをテーマに臨んだんですが、そこでミスやタッチに出て相手にボールを渡してしまったのでフォワードに助けられた試合でした。個人としては、ディフェンス時のバックスリーの連携についてはある程度うまくできた部分もあったと思うんですが、ボールを持ったら前に出るという部分ではミスが出てしまって反省しています。


迫力あるスクラムでMVP級の活躍を見せた木村陽季(4年・PR)
前半最初はスクラムでレフリーや相手と合わない部分があったんですが、途中からうまく修正できました。東海戦のあとから「相手に関係なく自分たちのスクラムにフォーカスする」ことをより意識してきて、それをやり切れた部分はあったと思います。これからも8人でまとまって押す早稲田のスクラムを追求していきます。


初先発フル出場で体を当て続けた佐藤健次(1年・NO8)
今日は「体を張り続ける」「仕事量を増やす」というテーマを持って試合に挑みました。タックルの数という意味ではそれなりに入れたと思うんですが、相手に食い込まれるバッドタックルもあったので、常に相手を押し戻せるいいタックルをしたいし、より質も量も高いレベルを求めてやっていきたいです。高校に比べコンタクト強度は高いですが、ハングリーさやエナジーは出せたと感じています。チームのやりたいこととうまくすり合わせて、ボールキャリーも含め自分の強みを出していきたいです。



指揮官として公式戦初勝利を飾った大田尾監督

今日はとにかくスクラム。相手を圧倒するイメージで組めていたのがよかったです。MVPと言っていい活躍を見せた木村はディフェンスでも頑張っていたし、ゲームキャプテンを務めた小林も今日のテーマ「やり切るマインドセット」を体現してくれていたと思います。フッカーの川﨑も含め、フロントローはワークレートも高く非常にいい働きでした。課題としては「3本目が取れない」部分かなと。前半の最後や後半の頭で3本目のトライが奪えていればもっと楽な展開になったと思います。取れそうな流れ、ここぞという時に、攻め急いでミスをして相手に流れを渡してしまう部分がありました。ここは改めてしっかりゲームメイクを落とし込みたいと思います。長田に代わって出場した岡﨑は自分らしさを出せていたと思うし、途中から出場した選手もインパクトのあるプレーが見られました。さらに競争を促して、より高いレベルを目指します。

 




 
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