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第4回 主務部屋 「英国遠征報告②」

2018/03/29

こんにちは!
主務の小柴です。

今回の主務部屋は主務部屋第三回に引き続き、英国遠征のご報告をさせて頂きます。
お伝えしている英国遠征も後半戦。ラグビーを通して学ぶことの多い日々はまだまだ続きます。

■3月10日(土) <前日練習・オックスフォード観光>
午前中はIffleyRoadグラウンドの横の公園で試合前練習を行いました。
IffleyRoadグラウンドは、前日の雨の影響でコンディションが悪く、調整中でした。


ラインアウトの最終調整を行う選手。

試合前練習を行った場所は住宅街に囲まれた公園で、近隣住民や通りがかる方から激励の言葉ももらいました。
ラグビーが生活に根付き、リスペクトされている様子をこのような場面からも感じます。

一度ホテルへ戻り昼食を食べ、一休みした後は、リフレッシュも兼ねオックスフォード市街地に観光へ。
オックスフォードグッズをお土産に買う選手、街並みをゆっくり味わう選手、ハリー・ポッターの撮影場所で有名なクライスト・チャーチを訪れる選手、等々、皆思い思いの時間を過ごしました。


夜は翌日の試合に向け、ジャージ授与式が行われました。

塩・米・水でジャージを清め、お守りと共にジャージを渡す、早稲田ならではの伝統儀式。
アカクロを身にまとう責任を、再確認します。

中には初めて赤黒ジャージを授与される選手もおり、仲間から祝福の拍手を浴びていました。
いよいよ翌日は、奥記念メモリアルマッチ・100周年記念試合です。


■3月11日(日)<試合当日>
いよいよ試合当日。
朝食を食べ、身体を軽く動かした後、バスで会場へ移動します。

試合前には、伝統のパビリオン(クラブハウス)の前で両校一緒に記念撮影を行いました。


試合直前はいつも通りアップ・最終確認を行い、試合に向け集中力を高めていきます。



試合前には早稲田大学の校歌斉唱を行いました。

遠く離れたオックスフォードまで応援に来てくださったファンの方々や英国稲門会の皆様も一緒に手を振り、校歌を共に歌って下さり、早稲田の繋がりの深さと愛を感じる事ができ、非常に感激しました。

その後、イラクで殉職された奥大使と2011年3月11日の東日本大震災を追悼し、1分間の黙祷。
奥大使が見守る一戦、そして早稲田を代表しこの場に訪れた一戦。感情が高ぶります。



現地時刻14:00、キックオフを迎えます。チーム佐藤の初戦です。
開始まもなくのスクラムでは、オックスフォード大学にプレッシャーをかけペナルティを獲得。スクラムペナルティの繰り返しでオックスフォード大にはシンビンが出ることも。その後もフィールドでは立て続けにスクラムを選択し、チームとしてのスクラムへの自信が垣間見えます。

前半10分、スクラムを起点としたゴール前のラックから右サイドに展開し、WTB佐々木が先制トライ!

応援に駆けつけてくださった観客の皆さんも大きく沸き、試合は盛り上がりを見せます。

前半23分、自陣22m付近の早稲田の反則から、オックスフォード大がクイックスタートで猛攻。最後は華麗なキックパスが成功し、5点を返されます。ここから徐々にオックスフォード大がゲームの流れをつかみ始めました。

前半34分、オックスフォード大学がラインアウトを起点に、BKへ展開。1人1人の持前の体格を活かし、力強いアタックが続きます。最後はセンターが早稲田のディフェンスをブレイクし、トライ。
前半は5-12、早稲田が7点ビハインドで終えます。


試合の要となったスクラム。ぬかるむグラウンドで苦戦することもありましたが、
途中、観客席から早稲田コールが沸き上がり、ペナルティを獲得する場面も。


ハーフタイムを挟み、後半がキックオフ。

後半13分、オックスフォード大学がラインアウトからモールを形成、その後フェーズを重ね必死の攻防が繰り広げられ、最後はオックスフォード大学が、ハンドリングスキルに優れたバックスへ展開し右端にトライ。

後半27分には、早稲田のミスに一早く反応したオックスフォード大がグラウンドをワイドに使ったアタックを繰り広げ、またも華麗なキックパスでトライを献上してしまいます。
ここで5-22と大きくリードを広げられましたが、早稲田もここで終わるわけにはいきません。
メンバーの交代もあり、怒涛の反撃が始まります。

後半32分、オックスフォード大のラインアウトのこぼれ球に反応し、早稲田がアタックの体制を整えると、SH齋藤からいい位置へ走りこんだFB岸岡へ球をつなぎそのままトライ。
続けて37分、タッチに出たボールをクイックスローインし、WTB佐々木が大外を駆け抜け最後はLO沖野がトライ。19-22まで追い上げます。


最後まで熱い戦いが繰り広げられましたが、後半40分、
オックスフォード大学にダメ押しの1トライを取られ、ノーサイド。
19-27で、オックスフォード大学が勝利をおさめました。

勝利を収めることができず、大変悔しく思いますが、選手たちは前線で身体を張り続け、メモリアルマッチに相応しい戦いぶりを見せてくれました。
ノーサイド後は、チームの垣根を超えお互いの健闘を称えあう姿が見られました。

ノーサイド直後の一幕。一人ひとりと目を合わせ、丁寧に称えあっている様子が印象的。
ここにラグビーの魅力を感じます。



見に来てくださった観客の方も一緒に、写真撮影を行いました。

試合終了後には、グラウンド併設のクラブハウスにて、アフターマッチファンクションを行いました。
レジ・クラーク氏からは奥大使について改めてご説明を頂き、試合後の歓談を楽しみました。
ラグビーの試合を経て、選手同士は言葉の壁を越え交流を深めていたように思います。


オックスフォード大の選手と会話を楽しむ中野(将)


その後は、かつて奥大使が学業を修めたHertford Collageの食堂ホールで、懇親会が開催されました。
19世紀に建てられたというホールからも、オックスフォード大学の歴史深さを感じられます。

最後には、主将の佐藤より挨拶を述べ、記念品を贈り合いました。
この際、選手同士でネクタイを交換する姿も見受けられ、思い出に残るひと時となりました。

その後は、お酒が飲める人のみ会場に残り、近くのパブで更に懇親を深めました。
簡単な会話の中でも、オックスフォード大の選手の一流意識や、学問や自分の夢への情熱を聞き、刺激を受けた選手も多いようでした。
中にはSNSのアカウント上でも繋がった選手や、日本に来た際お寿司をおごる約束を取り付けられた選手も…!(笑)
今回の遠征期間に留まらず、今後も続く友情を築いている姿を見ると、ラグビーを通してつながる縁の広さに感動さえ覚えます。

さて、オックスフォードでの日々も、残り1日となってしまいました。


■3月12日(月)<ロンドン観光・帰国>
試合の疲れがどことなく残る朝ですが、英国で過ごす日も最終日を迎えました。
3日間お世話になったオックスフォードのホテルに別れを告げ、ロンドンへと向かいます。

渋滞に巻き込まれたため昼頃にロンドンへ到着し、有名なピカデリーサーカス周辺の観光を1時間ばかり楽しみました。

ロンドンは雨模様。雨でも傘をささない人が多く見受けられました。

ゴッホのひまわりを始めとする有名な作品が2300点以上展示されたナショナルギャラリーを楽しむ者、有名な紅茶屋であるFortnum & Masonへお土産の紅茶を買いに行く者等、皆自由に時間を使いました。

ナショナルギャラリー。トラファルガー広場に位置する壮大な美術館。
入場料は無料という点にも、日本とイギリスの文化の違いを感じます。

昼食をはさみ午後は「大英博物館」へ。


世界最大規模の博物館では、世界史の教科書で見たような貯蔵品があちらこちらに展示されていました。
大英博物館を訪れたことで、まだ見ぬ・知らぬ世界の広さを感じた人も多かったはずです。

大英博物館を出た後は、ヒースロー空港に向かいました。
ついに、6日間の英国遠征も終わりを迎えます。

数名は手荷物検査に引っかかりながらも、全員無事に出国検査を通過し、いよいよ英国を発つ時間となりました。
飛行機の搭乗口には大きな富士山の写真が掲げられており、日本へ帰る実感がわいてきます。
6日間という短い期間ではあったものの、非常に濃く学びの多い時間を過ごすことができ、皆充実感に満ちた様子で
した。
現地でお世話になったガイドさんにも別れを告げ、現地時刻19:00に英国を発ちました。


■3月13日(火)<日本帰国>
11時間のフライトを経て、日本に帰国すると、時差の関係で既に時計の針は15:30を指していました。
携帯に電波が滞りなく入り、日本語に溢れる羽田空港に到着し、皆心なしかほっとした表情を浮かべていました。

バスで上井草まで戻り、この度の英国遠征は無事に終了致しました。
出発時よりも、皆なにか使命感を得たような精悍な顔つきとなり、とても頼もしく思えます。

ここでご報告する以上に、多くの出会いや体験をさせて頂き、何にも代えがたい経験として、私たちに蓄積されております。

 
改めまして、
英国遠征に際しご支援いただいた皆様、
英国の地まで応援に来てくださったファンの皆様、
英国で弊部活動にお力添え頂きました皆様、誠にありがとうございました。
ラグビー発祥の地で心身ともに大変充実した時間を過ごすことができました。
この経験を、必ず、大学日本一へと繋げて参ります。
引き続き、ご声援のほど、どうぞ宜しくお願い致します。

以上をもちまして2回に分けて行いました英国遠征のご報告を終了致します。
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。


以上、第4回主務部屋でした。

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