ジュニア選手権に続いて行われたこの試合。開始から激しい攻防が続き、まったく互角の展開となった。早大はＳＯ古庄史和（３年）の巧みなゲームメイクからの攻撃でしばしばトライチャンスを作る。しかしジュニア選手権同様、最後の壁を崩せずゴール前スクラムからのサインプレーでのトライ１本に抑えられてしまう。ディフェンスでその分をカバーし、７―１２で前半を終えた。
　後半も中盤まではトライをひとつずつ奪い合う互角の展開であったが、２８分にインサイドブレークでトライを許すと完全に失速。終わってみれば１７－３８と差をつけられてしまった。

＜ＳＯを務めた古庄＞
「前半にいい攻撃していたときに仕留め切れなかった。相手はゴール前まで行ったらきちんとトライを取ってきた。その辺の運びのうまさにやられた。仕留め切れなかったのは継続でのミスがあったから。ディフェンスは集中していたけれど、最後になって切れてしまった。練習が足りないです」