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招待試合   試合結果

2007/07/01
(Kick off 17:00)

三ツ沢競技場

早大A 関東学院大
  38 17 - 0 0  
21 0
T G PG DG   T G PG DG
2 2 1 0 0 0 0 0
3 3 0 0 0 0 0
5 5 1 0 0 0 0 0

T:トライ G:ゴール PG:ペナルティゴール DG:ドロップゴール

レフリー
タッチジャッジ


対関東学院大 復活への第一歩!『権丈組』次なるステージへ!

2007/07/02


 「『権丈組』は1月13日のあの負けから始まったチーム。マイナスからのスタートだったので、これでゼロ、ここからが本当のスタートです。やっと次のステージに進むことができますね」(副将・五郎丸歩)―。今なお頭から消えることのない、1・13、あの屈辱。失いかけた威信、打ち砕かれたワセダのプライド。あれから6ヶ月。ひたすら前だけを見て突き進んできた『権丈組』は、ついに、そのスタートラインに辿り着いた。ワセダ 38-0 カントー。07-08新生ワセダの第一歩。これが俺らの『 I'll be back 』!
 前日の3タテに夢と勇気をもらっての大一番。三ツ沢ナイター、主将抜き…。立っている位置こそ違えども、起きている現象はあのときとソックリだった。強烈なスキッパーが発した言葉もまた同じ…。「1月13日、ワセダは最大の屈辱を味わった。そこからスタートして、明日やっと関東と戦える。この半年やってきたことを全部ぶつけて欲しい。俺も本当に出たかった。でも、みんなを信じてる。お願いします」…。
 「信じてる」、の言葉を受けて17:00、待ちに待ったキックオフ。昨春も(相手のペナルティだったけど)、あのファイナルも、すべての始まりはファーストプレー。立ち直りの第一ターゲットをその1点に集中させた『権丈組』は、開始からこの春一番の躍動を見せる。CTB佐藤晴紀が、フランカー有田幸平が、WTB田中渉太が、その強い意志でガツガツ『Penetrate』。ブレイクダウンにも覚悟を決め、次々と頭から突き刺さり、この春の取り組みをここぞとばかりに体現した。「とにかく忘れられないあの悔しさ、ファーストからガンガンいって、この春やってきたことを出そうって。みんな今までにないくらいブレイクダウンに入っていてよかったですね」(副将・畠山健介)…。14分、この春のワセダを支え続けた男・長尾岳人の絶妙なタテ → 瞬時のオフロードでNo8豊田将万が無人のインゴールへ飛び込む(まさにこの春取り組んできた形!)と、完全にゲームを支配。関東戦の定めとも言うべきか、はたまた昨年のトラウマか(ラインアウトのときのあの三ツ沢の空気…)、あと一歩でのミス、ポンポン点数を重ねられないもどかしさこそあったものの、PGも交え、着実に勝利への階段を駆け上がっていった。
 そして、この日は何といってもFW陣! さらに言えばスクラム! 瀧澤直vs原田豪、因縁の対決?はお預けだったとはいえ、ことごとく相手の自由を奪い、三ツ沢は度々どよめきに包まれた。たとえミスが起きても致命傷にはなりえない。相手のアタックは、さぁいらっしゃい。後半33分には歴史的とも言える認定トライ。改めて、ラグビー=スクラム。ここでもワセダのプライドをしっかり取り戻した。何と頼もしい男たちか。「自分たちからスクラムトライのコールが出ていましたし、今日はFWに引っ張ってもらった試合でしたね」(副将・五郎丸歩)。
 ファーストから拘りを持ってすべてを出し切る。ファイトしまくり接点を制圧する。ディフェンスは全員で前に出る。これらワセダ復活に向けた必須事項を着実に実践(相手の陣形を見てのアタックもグッド!!!)し、38-0の価値ある勝利。「春関東で得た1番大きなものは自信」(中竹監督)との言葉どおり、課題こそたくさん残れど、『権丈組』はあの日以来、もっとも欲していたものを、ついに、ついに手に入れた。
 春関東を制することももちろん大事、でも、もっと大切なのは、夏も勝ち、本番で『荒ぶる』こと。再戦の場は、8月19日菅平(@サニアパーク)。ひとまず今シーズンは、しっかりと前を見据えた、地に足の付いたサマーキャンプを。「これでやっと次に進めますね…」(主将・権丈太郎)。ここからが覇権奪回へ向けた本当の戦い。2007年7月1日、『権丈組』、いよいよ日本一の航海へ―


<この春の成果! 学生と喜びを分かち合う中竹監督>
「最高の結果だったね。特にAの完封には合格点をあげたい。4タテ最大の要因はディフェンス。4試合で30点いかないくらい(正確には24点)。ディフェンスをやるんだという意識、この春の成果がしっかりと出た。チームのなかに前に出て止めるというイメージがしっかりと根付いてきているから、次は個々のタックル。7月は個のタックル力、スキルを磨いていきたい。それにブレイクダウンで負けていなかったのはよかった。BCDもみんな負けていなくて、その点でもこの春の成果が出たと思う。プラス、今日はFWの拘り。モールでは取れなかったけれど、スクラムでは見せてくれた。モールに関しては、次やるときにはしっかりと対策を施して、トライを取りたい。すべてを想定した練習をしないといけないと思っている。A同士の完封って初めてなの? でもまだまだ。もう一度やらなくてはいけないことをしっかりと見つめて、夏もまたチャレンジだね。ペネトレイトはすごくできるようになってきてるけど、その後をしっかり繋いで取れるようにしたい。裏には出られていたし、サポート、ブレイクダウンもよかったけれど、最後のところ。前半得点が伸びなかったのはそこが要因だから。この4タテでやっとスタートラインに立てたという感じ。学生たちにも自信がついたと思うし、夏は地に足をつけて色々なことにチャレンジしていきたいね。春関東で得た1番大きなものは自信。FWはモールとスクラム。特にスクラムに拘っていきたいし、BKはタックル。後半中園に走られていたのはタックルが原因だから。試合前に思ったこと?、今日は春の振り返りとしてコーチミーティングをしていたから、昨年がどうこうってより、そういう目で見ていたかな(笑)。このチームはリーダーがみんなしっかりしていますよ。素晴らしい学生たちです」



<頼もしき仲間たち! 4タテに喜びをあらわにする主将・権丈太郎>
「4タテ、ホント嬉しいですね。ディフェンスに尽きるといった感じです。前に出るディフェンスに対して最初は戸惑いもありましたけど、結果もついてきてますし、今は自分たちでもいいディフェンスの形だと思えるようになってきた。今日もこうして結果が出て、また自信になると思います。今日はホント負けているところはなかったですし、安心して見ていられはしましたけど、モールだったり、ゲームが停滞する局面だったり、まだ課題はたくさんありますね。FWに拘るのはもちろんいいことなんですけど、テンポはちょっと考えるべきところです。今日はみんなを見ていて、その場にいない自分にすごくもどかしさを感じたと言うか…、とにかく悔しかった。でも、ホント頼りになる奴らですね。4年だけではなく、全員が、ひとりひとりがあの関東戦の負けから立ち上がって、がんばってきたチーム。みんな頼もしいです。関東はやっぱりライバルですし、自分たちの力がどれくらいあるのかが分かる最高の相手ですから、この4タテは自信になります。これでやっと次に進めますね。夏はまた新しいこと、やっていないことにチャレンジです。もちろん、春に勝つことが目標ではないですから。次は夏。またしっかりと自分たちを見つめて、突き詰めていきたいです。まだ夏のことは全然考えていないですけど、春はチームの基本的な部分しかやっていないので、次は細かいところも作っていけたらと。7月はウェート期間(毎年恒例、昨年に引き続き『サマーS』!)もありますし、春にできていなかった課題もやらないといけないですし、またしっかりとやっていきます」


<ST? FW完勝もモールへの課題を口にする副将・畠山健介>
「今日は権丈がいないというのも大きかったですけど、とにかく忘れられないあの悔しさ、ファーストからガンガンいって、この春やってきたことを出そうと思ってました。みんな今までにないくらいブレイクダウンに入っていて、そこが勝因だと思います。あとはやっぱりスクラムですかね。最初はスクラムでいくかモールでいくか迷いましたけど、拘ることができて、結果よかったなと。認定トライは…、本音を言えば押し切りたかったです。でもそうできないところが自分たちの甘さでもあり、課題なんだと思います。スクラムはファーストで後手を踏んでしまいましたけど、そこからなぁなぁになることなく、しっかりとできた。そういう意味では、うまく対応できたというか、修正できてよかったです。あとはやっぱりモールですね。そこで取れなかったというのは、これから勝ち続けていくなかで、弱点になりかけてますから。もっともっと強く。エッジがまだルーズです。北川に割られすぎ。あれは反則でも何でもなくて、ちゃんとしたプレーですから。その対策をしっかり練らないといけないです。割ってくる相手に対して、どう働きかけていくのか、エッジの人間はどうするのか、試合中にまだそういう声が出てこないですし、それはチームとしての完成度が低いということです。夏はモールで取ります。それに関東は原田に西くんが出ていなかったし、朝見もいなかった。そのふたりが入ればセットはもっと厳しくなる。そのとき今日みたいにやれるのか。7月、これからの過ごし方です。走り続けていくために、しっかりと反省してやっていかないといけないです。春を制したことで、いい意味で気持ち的には優位に立てます。自信が宿れば、このチームはもっともっと強くなれる。そういう意味では、これから成長していく上で、今日はいい試合だったと思います。最後の2試合権丈がいなかったですけど、ブレることなくしっかりとまとまって戦えたのは、すごく大きい。特にこの関東戦。全部終わるまでは振り返れないですけど、ひとまずはいい春だったとは思います」


<ここからが本番! 次なるステージへ思いを馳せる副将・五郎丸歩>
「今日は終始敵陣で試合を進めて、今年自分たちがやりたいラグビーをしっかり出して勝つことができた。これで次のステージに進めるという感じです。試合前は特に緊張感とかはなかったですけど…、1月13日やられたことをそのまま返せてよかったですね。今日はとにかくこの春やってきたことを出そうと。関東が相手だからどうというのはまったくやってなかったですけど、この春1番のゲームだったと思います。0点に抑えられたことは、チームにとってはすごく大きい。BCDも勝ちましたけど、0ではなかったですし、Aチームが目指すラグビーをしっかり示せたと思います。今日は自分たちからスクラムトライのコールもでてましたし、FWに引っ張ってもらった試合ですね。ただBKも負けてなくて、FW、BKともにガンガンいっててかなりよかったと思います。『権丈組』は昨年のあの負けから始まったチーム。マイナスからのスタートだったので、これでやっとゼロ、ここからが本当のスタートです。また次のステージに進むことができる。最初は若いチームでしたけど、試合を重ねる毎にラグビーの理解度も上がっていきましたし、練習での意識もかなり変わってきた。これからやっとチームを作っていけるという感じです。やりたいこと、たくさんありますから(笑)。オフ前最後に、みんなが勝つことができたのは、チームにとって大きなことです。オフは思いっきりリラックスしてもいいけど、体はしっかりと維持する。そんな大人のチームでありたいです。この春関東で勝つか負けるかでは夏の過ごし方が全然違ってくる。そういう意味でも、この春やってきたことが間違ってなかったと証明できて、本当に大きな勝利だと思います」


<リベンジ! モールを反省もLOに手応えを感じるフランカー・覺來弦>
「めちゃくちゃ嬉しいです…。ラインアウトが合わなくてモールで取りきれなかったですけど、FWが拘って、拘って、認定も取れて、この春やってきたことが出せたと思います。焦点でもあったラインアウトに関しては、毎回毎回、その都度立ち位置を変えたり、ちょっとズラしたり、寺、豊田と話をしながらやって、まぁまぁという感じです。けど、もっともっといける。ブレイクダウンも相手のブローに対してみんな強くいけてましたし、ディフェンスでは接点を前で作れて、ホントよかったです。最後の最後動けてなかったのは反省点ですけど…。昨年の春のこともあって、今日は本当に意識してました。冬には出ることができず、春が自分にとっては最後の関東戦。今年は絶対やってやるんだと思って、ずっとやってきました。今日は『権丈組』の第一歩です。太郎がいないなか、五郎、健介についていって、こうして勝つことができた。これからが楽しみですし、ここからがスタートです。モールについては、北川のプレッシャーに対応しきれませんでした。そこが今日1番の課題。対策をして、夏には絶対にモールで取ります。ラインアウトも、まだ精度は低いですけど、春やってきたことが形になってきてると思います。今日で関東も掴めましたし。7月はとにかくトレーニングです。自分はまだ足りないんで、筋トレして走ります」


<攻守の要! この春のワセダを支え続けたCTB長尾岳人>
「昨年のあの負けが自分のなかでずっと消えなくて…、今日は勝つことができてよかったです。あの悔しさはまだ消えることはないですけど、ちょっとは借りを返せたと思います。今日は僕自身も、チームとしても、ファーストプレーを強く意識してました。自分が強いプレーで前に出られたら、チームもいけるってなりますし、とにかく起点になれればと。先制トライはこの春やってきた形というか、瞬間マサ(豊田)が見えたので放るしかないだろって。いいトライだったと思います。BK的にはもっと1次から外にもっていきたかったですけど、ブレイクダウンもしっかり取れてましたし、全般チームとしてやってきたことは出せました。前に出るディフェンスにも手応え掴んでます。自分たちから前に出た方がターンオーバーもできますし。ただ、中園がキーマンだと言っていたなかで、取られはしなかったですけど何本もいかれた。あそこを仕留め切れなかったのは課題です。あと個人的には、タテにいったときにもう一歩立っていられればなと。この春はとにかく関東を意識し続けてきて、本当に長く感じました。今日はこうして勝てて嬉しいですけど、夏、冬勝たないと意味がないので、またしっかりやっていかないといけないです。今日はFWに頼っているところがあったので、もっとBK対BKをキレイに取れるようにやっていきます」


<みっちい! ひとまず笑顔笑顔の前年度主将・東条雄介>
「みんな昨年これだけやれたらよかったのに…(笑)。帝京戦に比べると、チームとして全然よかったですね。0点に抑えたのはすごいこと。見ていてみんなの気持ちがすごく伝わってきました。三井へのあのボードは、曽我部、矢富が持ってきたものです。三井は僕らの同期でもありますから。これからもできる限りグラウンドに足を運びたいと思ってますし、ずっと応援し続けます。今日の勝利、嬉しかったです。このまま勝ち続けて後輩たちが『荒ぶる』を歌っている姿を見れたら、自分たちの悔しさも少しは晴れるだろうと思います。大学ラグビー、見てて楽しいですね。これからもがんばって欲しいです」


<本日のベストペネトレーター・五郎丸歩!頼もしき3人のリーダー!>



※夏合宿におけるAチームの試合は、現在のところ、8月19日・対関東学院大(Bも同日開催!CDは前日早大グラウンドで)、8月26日・対法大(@サニアパーク)のふたつを予定しております。追加等、その他合宿全体の試合予定につきましては、また後日、決まり次第お知らせ致します。

関連ロケーション

地図を大きくする。 [ニッパツ三ツ沢競技場]

A招待試合 試合情報一覧

2008/03/30 長崎ドリームチーム ○ 7-5 ●

2008/03/21 九州代表 ○ 35-12 ●

2007/09/16 ケンブリッジ大 ○ 47-17 ●

2007/08/26 法大 ○ 73-3 ●

2007/08/19 関東学院大 ○ 19-10 ●

2007/07/01 関東学院大 ○ 38-0 ●

2007/06/10 ヤマハ ● 21-24 ○

2007/06/03 明大 ○ 21-17 ●

2007/05/20 慶大 ○ 54-12 ●

関東学院大との戦績

公式戦対戦成績(1989年〜2007年) 早大 7勝4敗0分

過去3試合の対戦結果

2007/01/13 大学選手権決勝 ○ 14-12 ●

2006/08/20 練習試合 ○ 15-5 ●

2006/06/25 招待試合 ● 3-20 ○

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