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Tough Choice

2022

春季大会/日本大学戦観戦記

関東大学春季大会(春季大会)開幕から約1ヵ月が経った6月12日。早大ラグビー部は1勝3敗で日大との最終節に臨んだ。試合開始早々、今大会通算5トライを挙げているWTB槇瑛人(スポ4=国学院久我山)が先制すると、7分、21分にもNO8相良昌彦(社4=東京・早実)、SH宮尾昌典(スポ2=京都成章)が追加点を挙げ試合のペースを順調につかむ。しかし前半25分、雷雨の影響で試合が一時中断に。再開後は相手に2トライを連続で許すが、終了間際の宮尾の得点により24-14で前半を折り返した。後半は、6分に敵陣ラインアウトからモールトライを奪ったものの攻めあぐねる時間が続き、39分にはトライを献上。しかしその直後にWTB磯崎錬太郎(商3=徳島・城東)がインゴールを駆け抜け点差を15に引き離し、36-21でノーサイド。最終節は白星を飾り、今大会を2勝3敗で終えた。

開始早々ビッグゲインするCTB松下

前半開始早々、CTB松下怜央(スポ4=神奈川・関東学院六浦)が敵陣10メートル付近からゲインすると、22メートルラインでパスを受けた槇が先制トライを挙げ、幸先の良いスタートを切る。

続く7分、相手のパスミスに反応した相良がそのままグラウンディングすると、その後も敵陣でフェーズを重ね、21分には宮尾が追加点。点差を17に引き離した。

しかし25分に、突然の雷雨に見舞われ試合が一時中断。約45分後に再開されると、それまでのよい流れを継続できず30分、36分にディフェンスの隙を突かれ失点。相手にペースを乱されてしまう。

しかし前半終了間際に敵陣22メートル付近で堅実にフェーズを重ねると、フッカー佐藤からロック村田陣悟(スポ3=京都成章)にボールがわたり、最後はオフロードパスから宮尾がトライ。24-14の10点リードで試合を折り返した。

相手を寄せ付けないランで好機を生んだFB小泉

後半も順調な立ち上がりを見せる。6分に敵陣ゴール前でラインアウトを獲得すると、そのまま佐藤がモールトライ。このまま勢いに乗りたい早大は、何度も敵陣深くまで攻め入るが、あと一歩のところでペナルティーが重なり得点に結びつけることができない。

試合が動いたのは39分。相手スクラムのアタックからトライを奪われ、10点差まで詰め寄られてしまう。しかしその直後、FB小泉怜史(文構4=東京・早実)が敵陣10メートルラインから一気に走り抜け、最後は磯崎がグラウンディング。

試合終了間際にもCTB吉村紘(スポ4=東福岡)のキックを小泉がチェイス、相手の反則を誘い大きなチャンスをつくったが、ここは取り切れずにノーサイド。最終スコア36-21で勝利を収めた。

一時は激しい雷雨の影響で試合が中断されるなど、思い通りのコンディションとはいかない中でも勝利を収めた早大。フィジカルの強い相手にプレッシャーを受けた場面はあったものの、BKの素早いアタックやFWのモールトライなど、随所に成長が見られた試合となった。春季大会は2勝3敗という結果で幕を閉じることとなるが、「昨年とは全く違う収穫がこの春シーズンで得られた」と松下が話すように、この春シーズンで得られた経験は、秋に向けてチームの、そして選手一人一人の大きな糧となるだろう。『荒ぶる』に向けて、早大ラグビー部の戦いは始まったばかりだ。