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Beat Up

2024

対慶大B(Jr選手権)戦観戦記

 前日の大勝利に酔い過ぎたのか、この日はどこか浮ついた戦いぶり。攻守にいまひとつ精彩を欠き、意図したプレーがほとんどできなかった。
 そんななか、チームを救ったのが「ホンコン」ことCTB吉田政行(3年)。しなやかさと力強さを合わせた走りで再三に渡りゲインラインを突破。守ってもひとり強烈なタックルを連発するなど、獅子奮迅の働きを見せた。
 理工学部に学ぶ吉田は、実は先輩・羽生と同じゼミに所属。機械工学科で「制御」をテーマに日々研究を重ねる超優等生?だ。昨日の羽生に負けない活躍ぶりには仲間もただただ感心するばかり。勉学とラグビーを両立する吉田は果たして第2の「理工の星」となれるのか。今後の「ホンコン」に要注目です!<HP委員疋田拡>

<2トライを挙げた吉田、喜びのコメント>
「今日は自分の思っていたことができた。相手が前に出てくるからうまくステップを切って抜いていこうと思っていて、それができた。みんなタックルを外していたので、自分がいかなければと思いました。センターはタックルしないとダメですから。早慶戦での大悟さんが大分刺激になりました。試合前から熱くなっているのを見て、感動しました。練習でよく対面になるんですけど、なかなかあの域まではいけないと思います。ポジ練もやりますけど、直接教えてもらうというより、見て学ぶ感じですね。ステップでアウトにずらす技術とかいい手本になります。今日はチームとしてはトライを取られ過ぎだと思います。ミスも多かった。FWに1年生がたくさんいる若いチームだったこともありましたけど。全体で見ると決していいデキではないと思います。学校は1,2年は大変でしたけど、今はそんなに。単位もしっかり取ってます。羽生さんは同じゼミですけど、学校では一般人に埋もれていますね(笑)。理工の星と言われているみたいですけど、僕はそんな風にはなれませんよ(笑)。遠いですけど、大悟さんに追いつくことが目標です。赤黒ももちろん狙います」