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2024
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対立教大戦観戦記

 Jr選手権に引き続き対抗戦も遂に開幕。主将自身のデビューの地(1年時の対東大戦でFBとして公式戦デビュー)である熊谷で、『大田尾ワセダ』がその第一歩を踏み出した(観衆3000人)。
 「最初ということもあってみんな硬かった」(大田尾主将)と言うもどかしい雰囲気のなか、開幕の祝砲をド派手に打ち上げたのが『弾丸』男・今村雄太(1年、WTB)。まずは6分、自陣ゴール前からの速攻でボールを受けるとタックラー2人を跳ね飛ばしながらグングン加速。そのまま80メートルを豪快に走り切り、『大田尾組』に対抗戦ファーストトライをもたらした(ちなみに過去2年はいずれも「あの」山下大悟)。
 この日の今村はまさに大外の起点。その後も直線的な走りでことごとくゲインラインを突破し、チームを前へと押し上げた。ボールタッチの多さと走る距離の長さから「さすがに疲れてスピードも落ちました」(今村)と言うものの、そこは持ち前のパワーでカバー。ルーキーとは思えない『規格外』の走りで4トライを量産した。
 その他にも、安定したスローイング、ピックゴーに冴えを見せたフッカー紀昌宏(4年)、スピード溢れる走りを見せたフランカー池上真介(2年)(相手FBを振り切ってのトライには仲間から「お前はやっぱりBKだー」の声も)、キレキレのショートステップで相手を翻弄したCTB三角公志(2年)と、長いシーズンを戦う上では欠かせない選手たちも、その存在感を大いにアピール。「ケンブリッジ戦のメンバーの中にポンと入っても遜色ない動きができると思う」と、これには大田尾主将も満足気な笑顔を浮かべた。
 最後まで切れなかった相手のタックルの前に100点の大台こそ逃したものの、97-7できっちりと圧勝。対抗戦3連覇へ向け、『大田尾組』が無難なスタートを切った。<HP委員 疋田拡>

<中4日にちょっとお疲れ 主将・大田尾竜彦>
「ケンブリッジ戦から間がなかったので、僕自身は結構疲れてました。このメンバーではほとんど練習していないし、練習試合でもこんなにメンバーがガラッと変わることはないので、今日のデキはある程度は仕方ない。レフリングの特徴を掴むのに時間が掛かって、なかなか波に乗れなかった。今日のメンバーがケンブリッジ戦のメンバーの中にポンと入っても遜色のない動きができると思う。外から見ていて、最後の方はミスも多かったけれど、それでも個人個人を見れば上のチームでも十分溶け込めそうな感じ。全体のレベルは着実に上がっていると思う。(前半19分に)取られたトライは完全なディフェンスミス。あれは(今村が)タッチに押し出さないと。曽我部(佳憲)のSOはまだまだですね(笑)。まあこれから、次です。次の試合では思うような形で点数が取れると思いますよ」

<初めて赤黒の6番に袖を通したフランカー古島直(3年)>
「赤黒の6番は高校の時からずっと憧れていた番号なので、もらえた時は素直にうれしかった。今日は最初からみんな意識が低かった。それでノックオンなどのハンドリングミスが出てしまった。トライを取られたのも意識が低かったから。そこは反省しないといけない。(川上)力也さんがいるけれど、今年は勝負の年だと思っているので、6番、オープンサイドフランカーにこだわって、もっと赤黒を着て試合に出られるようになりたい。そのために何か誰にも負けない武器を持って、チームに信頼されるプレーヤーになっていきたい。S組の効果でコンタクトも大分強くなってきたので、激しくプレーしていきます」

<対抗戦トライ王宣言! 4トライを挙げた今村雄太>
「今日はかなり疲れました。連続して走った時にはかなり足にきて、スピードも落ちてしまいました。まだまだ力が足りないと痛感しました。個人的にはCTBよりもWTB,11番の方が走りやすいので、WTBとして勝負していきたいです。4年生のプレーは参考になりますし、ケンブリッジ戦の甲子郎(首藤)の活躍には大分刺激を受けました。負けないようにがんばって、対抗戦のトライ王になります!」

<開幕戦で栄えある背番号9を背負ったSH矢富勇毅(1年)>
「今日は全然ダメでした。赤黒の9番を背負うには程遠いです。捌きから何まで(後藤)翔太さんならできていることができなかった。走らなくてはいけないところで歩いてしまったり、清宮さんにも注意されました。SHとしてやらなくてはいけないことは大分掴めてきたんですけど、それだけでは翔太さんを追い越すことはできないので、翔太さんのいいところを盗みながら、自分にしかできない新しいSH像を目指していきたい。まずは竜彦さんから信頼されるプレーヤーになることです。それがイコールチームにも認められることだと思うので。今日も怒られてしまいましたから(笑)。1年生が活躍するのは刺激になりますし、一人でも多くで出られたらって思いながらやってます。試合中に突然SH以外のポジションやれと言われても、いつでもいけますよ。それが自分の特徴ですから」