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WASEDA FIRST

2023

『大田尾組』初のサントリー練を敢行

 11月3日、文化の日。伝統の『慶明戦』を横目に、『大田尾組』は今シーズン初となるサントリー練を敢行。タッチフット、ユニット、アタック&ディフェンス…。ピックアップメンバー23人が、サントリー府中グラウンドにて濃密な時間を過ごしました(サントリーの芝生は最高です!)。
 毎回の事ながら、サントリー練のメインは何といってもスクラムガチンコ勝負(清宮監督曰く「プロップは皆家族」です)。この日も日本トップレベル、学生相手では体感できない強力FWに真っ向から立ち向かいました。
 「ものすごく重かった」(ロック桑江崇行)、「学生でこんなに強いスクラムを組むチームはない」(NO8佐々木隆道)…。さすがに押し込まれる場面こそあったものの、ワセダも『熱いハート』と『8人の結束』で必死の奮闘。「なかなかよかった。特に(伊藤)雄大が入ると全然違う」(佐藤友重コーチ)と言う様に、マイボールのほとんどをキープして見せました。役者も揃い、徐々に上がってきたという感じです。
 締めのアタック&ディフェンスでは、およそ9ヶ月ぶりの再会となるダミアン・ヒルコーチから「いいアタックをしているね」とお褒めの言葉を頂戴。司令塔・大田尾竜彦は「相手のメンバーも本当のベストじゃないだろうし何とも…」と冷静に振り返ったものの、ワセダらしさは存分に発揮されたと思います。
 「アタック&ディフェンスでは局面、局面で通用しているところもあるし、だいぶよくなってきていると思いますよ…」(佐々木)。やはりサントリーとのトレーニングは何事にも変えがたい貴重な経験。11月8日、帝京大戦。『大田尾ワセダ』にご期待ください!