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2024
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羽ばたく新1年生!

 4月25日、晴天の上井草にて入部式を開催。名だたるOB、多くのファンに見守られ、メモリアルイヤーを彩る現代っ子38名(うちトレーナー1名、マネジャー3名)が、新たな人生をスタートさせた。
 「学生の本分である勉学に励み、大学日本一を勝ち取る。そしてジェントルマンたれ」。まずは佐藤英善部長が、ワセダラガーたる心構えを教示すると、続いて清宮監督が例年同様熱い檄。「向上心を持たない者はいつチームを去ってもらっても構わない。君たちのなすべきことは、常に向上心を持ち続け、目標を達成することだ」。迫力満点、ワセダラグビーの厳しさを物語るような監督の言葉に、新入生もその表情を引き締めた。
 そしてこの言葉に触発されたのか、1人1人による決意表明では、力強い宣言のオンパレード。「関東学院を倒して日本一になる」(当たり前です…)。「偉大なる兄を超える」(後藤翔太の弟、青木佑輔の妹、そして「あの」左京泰明の弟。今年は兄弟選手が多いのが特徴です…)。「全国の浪人生に夢と希望を与える」(浪人生も多いです…)。「池上さんをかち上げる」(横須賀高の3人は池上先輩に強く憧れているみたいです…)。
 何とも頼もしい38名。2007年、大学創立125周年へまっしぐら。行く末には、明るい未来が待っている…

<若さ爆発 2年生から4トライ!>
 「とても悔しかった…」(ゲームキャプテン・権丈太郎)。「今日で自分たちの課題が見つかった…」(畠山健介)。試合前、2年生に対して本気で勝ちにいくことを宣言したルーキーチームが、4トライと大奮闘。「あわや」の雰囲気を作り出し、そのポテンシャルを存分に見せ付けた。
 例年にない熱いゲームを演出したのは、ロックとして出場したU19日本代表・権丈太郎。力強いドライブに激しいタックル。筑紫高の大先輩・江原和彦(2000年度主将)を髣髴とさせる芸術的なターンオーバーも披露し、首脳陣を唸らせた。
 そしてもう1人。周囲の注目を一身に集めたのが、プロップ畠山健介(仙台育英、同じくU19日本代表)。「ポイントを作る役割は果たせた」と言う様に、得意のフィールドプレーで大ハッスル。モールを押し込むに留まらず(堅いパックを見せたモールでは2年チームを圧倒)、その嗅覚で至るところに出没し、ゴール前では関東学院ばりの寄り切りトライを奪ってみせた。
 この2人に、SO五郎丸歩(佐賀工、U19日本代表、本職はFBながらしなやかなパスとランでトライを演出)を加えた代表組はもちろん、抜群の身体能力でラインアウト、キックオフに非凡な物を見せたNO8覺來弦(桐蔭学園)、今シーズンのストライカー候補・首藤甲子郎(2年)を1対1でことごとくシャットアウトしたFB大野雄也(早大学院、この日のディフェンスは秀逸、50mは5秒9!)など、ワセダの伝統・『無印良品』もしっかりと陳列。
 「まぁこんなもんでしょう」(清宮監督)。なるか『最強ジェネレーション』。1年生は今年もやります!

<新人総代、新歓試合に大活躍の権丈太郎>
「今日の入部式でやっと大学生になったなぁという感じです。高校時代に江原さんから色々と話を聞いて、ワセダに憧れを抱くようになりました。この日を迎えられたことはうれしいですけど、試合はとても悔しかったです…。全然自分のプレーができませんでした。自分としてはもっとタックルして、ボールに絡みたかったです。ワセダの練習は思っていたよりもきつくて、今はこなすことで精一杯ですけど、レベルが高くて逆に意欲が沸くというか、がんばろうという気持ちになります。今日はロックでしたけど、できればフランカー、NO8で勝負していきたいです。ワセダのバックローは常に動いて、ボールに絡む。いつでもボールの近くにいるものだと思うので、自分もそういった選手になっていこうと思います。1年からレギュラー獲れるようがんばります」

<抜群のキャラクター、試合でも観客を沸かしに沸かした畠山健介>
「今日の試合でそれぞれ課題が見えたと思うので、これからそれをどう生かせるかが大事になると思います。自分としてはポイントを作る役割は果たせたと思いますけど、監督、コーチに見て欲しかったスクラムがイマイチでした。高校生ルールと同じコールにしてもらったんですが、先輩たちの方がうまくて強かったです。まだ(U19日本代表遠征から)帰ってきてから練習らしい練習はしていないですけど、ワセダは厳しいという印象です。先輩たちの練習を見ていても、スクラム組んでコンタクトしてもスピードが落ちないですから。そこがスゴイです。自分も80分間走れるようにがんばります。昨シーズンは負けてしまいましたけど、大学ラグビーと言えばワセダ。ワセダラグビーは高校ラガーみんなの憧れです。仙台育英からは初めての入部で、周りの期待や結果を出さなければいけないというプレッシャーを感じますけど、いい先輩、いい同僚にも恵まれたので、それに負けないでがんばっていきたいです。4年間の目標は何度も日本一になること。今年勝ったら来年。その先は3連覇、4連覇。自分が卒業しても5連覇。その後も連覇が続くようなチームを作りたいです。不動の3番・伊藤(雄大)さんにいかに近づいていけるか、厳しいとは思いますけど、勝負していきたいです」

<天性のラグビーセンス、大物ぶりを如何なく発揮した五郎丸歩>
「入部式を終えた今思うことは、早く1本目になりたいということです。まだ1本目の先輩たちと練習していないですけど、見ているとスピードも全然違いますし、プレーが精確で、組織化されていると感じます。早くそれについていきたいなぁと。誰もが同じ気持ちだと思いますけど、一年目から赤黒を狙っていきたいです。SOは今日初めてやりました。FWは個人個人で勝っていたのに、自分がBKを動かすことができなくて、チームとしてうまく機能できなかったことが反省です。自分のせいでゲームを作れませんでした。これからはFBで勝負していこうと思います。FBしかしたことありませんから。大田尾(竜彦、2003年度主将)先輩はキャプテンもやって、チームの中心としてワセダのBKを動かしていた人ですから、憧れの存在です。練習に来てもらった時は色々教わっていましたし、この間もご飯に連れて行ってもらい、がんばれよと声を掛けてもらいました。大学では強くて速い、首藤さんのような選手になっていきたいです」