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平成17年度予餞会 『佐々木組』から『東条組』へ

 2月21日、早稲田大学大隈ガーデンハウスにて平成17年度予餞会を開催。史上最強、『伝説』となった『佐々木組』はひとつの区切りを迎え、ワセダはまた新たな一歩を踏み出しました。
 『佐々木組』の巣立ち…、それはすなわち『清宮ワセダ』終焉の時。清宮監督(『監督』と呼べるのはこの日が最後です…)最後の挨拶には、この1年、この5年間のすべてが詰まっていました。「俺がお前たちに言いたいのは2つだけ。ここは最高だぜ。素晴らしい未来を、自分たちの手で掴んでください。5年間本当にありがとう」―

 そして純粋清宮チルドレンたちからの言葉もまた、感動の連続。中でもトリを務めた佐々木隆道のそれには、鳥肌が立ちました。「これほど周りに感謝した、幸せなときはなかったし、これほど誰からのために自分にしかできないことをしたこともない。俺は1年間自分にしかできないことをしてきた。お前らも自分にしかできないことをして、俺たちを超えろ。お前たちが、来年の日本選手権の決勝で今年以上の感動を与えていることは間違いない。俺にはその姿が目に浮かぶよ。でもそれは東条ひとりでは絶対にできない。それを作っていくのは4年であり、後輩のみんな。信頼し合ってひとつになれば必ず目標は達成できる。絶対に笑って終われ。『佐々木組』は、いつでもみんなに協力するから…」。これは勝った代が背負っていくことになる責務。佐々木隆道は、最後まで最高のキャプテンでした。

 そしてそして、涙と笑いが入り混じった平成17年度予餞会の最後は、佐々木隆道ソロによる『荒ぶる』と、新主将・東条雄介ソロによる『北風』の競演。「『佐々木組』からもらった財産、清宮さんが作ってくれた土台、そしてこれまで培ってきたワセダの伝統に、自分たちの色を加えてまた新たな歴史を作っていきます」(東条雄介)…。2006年2月21日、『佐々木組』から『東条組』へ。新たな決意を胸に、ワセダは再び走り出します―

<史上最高のスキッパー そのすべてを終え悲しさを口にする佐々木隆道>
「東条は大変だと思うけれど、その先には必ずすごいものが待っているので、あいつらしくがんばって欲しいです。ただ周りの協力なしではできないので、それだけは忘れないで。自分たちがワセダを伝えられたという確信はありますから。東条のソロ?、僕はもっとうまかったでしょ(笑)。少し練習が必要ですね(笑)。これで終わりだと思うとすごく悲しいです。まぁそれだけ好きだったということですね(笑)。1年間ありがとうございました」

<みなぎる決意! 佐々木隆道の後を受け、第89代主将に就任した東条雄介>
「東芝戦後、清宮さんに次のキャプテンはお前だと言われたときは、あぁそうなんですかという感じでしたけれど、今日正式に任命されたことで実感が沸いてきました。3連覇どうこうではなく、まずは自分たちの代の『荒ぶる』。先輩たちを見てきて強くそう思います。バイス、委員は自分で決めました。特に五郎丸、権丈のふたりには期待しています。『荒ぶる』を勝ち取るためには下の学年からの信頼が絶対に必要。そういう意味でも、3年生のふたりにはチームを引っ張っていって欲しいと思っています。中竹さんはとても話しやすい方という印象です。これからたくさん話をして、自分たちの考えもぶつけて、新しいチームを作っていきたいです。東芝戦が終わったばかりですけど、新4年生は皆やる気がみなぎっています。脱力感や燃え尽きた感もありません。中竹さんには、オフは欲しいと言いましたけど…(笑)。まずは自分たちの代の『荒ぶる』を勝ち取って、日本選手権では清宮さんの率いるチーム、そして東芝を倒したいと思います。隆道さんの後だとかは特に意識はしていません。自分らしく、信頼されるキャプテンになれるようがんばっていきます」

<新たなる歴史の創造へ 自分らしさを誓う中竹新監督>
「正式に監督に任命され、今は非常に重責を感じています。とにかく1分1秒を大切にしていきたい。清宮さんの後を受けてということですけれども、自分は自分らしくやっていこうと思っています。清宮ワセダのいいところは残して、自分らしさを出せるところは出して。自分にはそれしかできませんから。学生と話してみて感じたのは、皆すごく自信を持っているということ。それが一番印象的でした。学生には拘って欲しいし、自分のいいところをドンドン伸ばしていって欲しい。すぐに成果が現れるか分かりませんけれど、期待していてください」