今日は、「仲間」について・・。
ワセダではそれぞれの代のことを、キャプテンの名前を文字って「~組」という表現の仕方をします。
去年は『佐々木組』、今年は『東条組』というように・・。
皆さんご存知のように、ワセダには、『荒ぶる』という優勝した時の4年生しか、その後の冠婚葬祭で歌えない歌があります。そのため、部員には「絶対に自分達の代で荒ぶるを!」と、「自分達の代」というものへの想いがとても強くあります。
こうして、4年間ともに汗と涙とちょっとの血を流した同期の「仲間」はいつまでたっても、かけがえのない宝になるのです。
さて、
2006年某日、あの『清宮組』がグラウンドに帰ってきました。
夜9時・・上井草に大きなバスが入ってきたと思ったら、降りてきたのは『清宮組』。
去年までの清宮スタッフの慰労と今後の激励として、企画されたそうです。
バスを貸しきり、学生時代に走り続けた「東伏見」を経由し、「上井草」に到着。
バスを貸しきった学年会・・やることがでかいですね(笑)
写真は桜の木の下で撮った『清宮組』の写真です。
実は、この桜は『清宮組』の一員である大澤先輩が亡くなられた時に、この上井草に植えられたものです。グラウンドの中央に育つこの桜は、堂々とした姿で、いつも僕たち現役の姿を見守ってくれています。
「大澤!気合いが足りないんじゃないか?早くきれいな花を咲かせよ!」(清宮さん)と、大澤先輩とも合流を果たし、撮った1枚です。
社会人になってもこうして集まる「仲間」がいること。
その「仲間」といつまでも熱い話ができること。
私は写真を撮りながらも、この『清宮組』を見ていて、少しうらやましく感じました。
っと同時に、この僕たちの『東条組』が今年1年、本気で日本一を目指し、時にはぶつかりあい、最終的に「東条組の荒ぶる」を歌い、10年20年何年経っても、いつでも東条の鉄笛で集合できるようなすばらしい代にしたいと思いました。
『東条組』!やります!なっ、みんな!!(部員がこの主務部屋を読んでくれていることを願いつつ)