GWは土台作りの季節です―。発足から1ヵ月半、これまでひたすら個に拘ってきた『東条組』も、この連休からいよいよ「戦闘モード」に突入。来るべき春シーズン開幕へ向け心ひとつに、わき目もふらず上井草を駆け回っています。『常勝ワセダ』は年中無休。浮ついた世間の喧騒も、誰もが惹かれる甘い誘惑も、我等が聖地とは無縁です。
この今しかないという大事な大事なGW期間は、中竹監督の言葉を借りれば『本当の出発』。「これまでは『個』を意識してやってきたけれど、ここからは『チーム』ということを意識して。本当に始まったという感じだね」。FWはスクラム、ラインアウト、BKはスターター…。より実践的なメニューが大きなウェートを占めるようになり、学生のテンションもかなり上がってきています <『神様』・辻高志、『キャプテンプロ』・江原和彦と大先輩たちが先週末その技を伝授しに上井草へ。そして2日もワセダOBではない大物トップリーガーの方が来てくださいました! >。AからEまでチーム分けがはっきりなされるようになったこともあり、みな競争心メラメラです。明るさの中にあるギラギラ感…。『赤黒』へ向けたサバイバルがついに始まりました。
4月29日には中竹監督から今シーズンの戦い方、大原則(アタック、ディフェンスにおける基本セオリー、考え方、新たなオプションなどなど…)も提示され(選手たちの頭もスッキリです!)、まさしく『本当の出発』。「GWを終えれば、チームとして試合に臨める状態になっているよ」(中竹監督)。この連休は言うなれば、『東条組』が大きく羽ばたく前の助走…。強いものではなく、変化したものが生き残る―。『新生ワセダ』の変化、進化にご期待ください!
これといった予定はないという方、人ゴミが嫌いだという方、緑をたくさん見て目の保養をしたいという方、GWは是非上井草へ…
※GWの恒例行事と言えば東日本大学セブンズ(5月6日 於:秩父宮)。YCACのリベンジを果たすべく、現在スコッドを結成しメンバー選考を行っています。スペシャル・矢富勇毅はA代表合宿参加のため、残念ながら出場できませんが、今村雄太をリーダーに据え、豊田、菅野、谷口など『荒ぶる』メンバーが揃い踏みする予定です。リベンジ必達! 出場メンバーは5日に決まり次第お知らせ致します。ルーキーの赤黒デビューもあるかもしれません…