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2024
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対関東学院大B 怒涛の3タテ!ルーキーセンセーション!


 「今週は先輩たちの熱い気持ちがすごく伝わってきてました。関東への思い。それを強く感じて…、1年だからといって遠慮することなく、思い切りやらないと後悔すると思ったんです」(フッカー・有田隆平)―。やるか、やられるか。勝つか、負けるか。ワセダか、カントーか。そこにあるのは、ただただ互いのプライドのみ。2007・6・30、『権丈組』は聖地・上井草でひとつになった。
 この日のゲームはとにかく末恐ろしき1年生! 以下、順不同…、攻守にゲームを支配した有田隆平。必ず前に出る男・中濱寛造。何をやっても非凡な飯田貴也。『今村二世』?坂井克行がディフェンスラインを豪快にブチ抜けば(超ロングキックも!)、後半から出場のSH榎本光祐もテンポを上げまくり、宿敵・関東を制圧した。「先輩たちの気合もすごかったですし、今日は寛造とやってやろうぜって話してたんです」(SH榎本)。トライをすれば思い切り喜び合う。常にお互い声を掛け合う。フッカー転向2ヶ月の有田は、あの関東からいくつかのスクラムターンオーバー。「素直に嬉しかったです」。初めての関東戦。それぞれがプレッシャー、受け継がれる思いを感じつつも、ノビノビと、感受性豊かに自分の色を出す姿は、この春の集大成だけではなく、ワセダの明るい未来を感じさせた。
 もちろん、それらルーキーたちの力が引き出されたのは、上級生たちの支えがあってこそ。開始3分、いきなりのトライで先制を許しても、慌てず騒がず。SO田邊秀樹のゲームコントロール、FW陣の意を決した接点でのファイト(モールもブリブリ!)。日に日に力をつけるロック・松渕真哉、コンスタントに力を発揮するNo8清水直志ら仕事人たちも、しっかりとその役割をまっとうし、時間の経過とともに、その差は着実に開いていった。
 「こんなゲーム見せられたら、明日やらないわけにはいかないでしょ」「プレッシャーかかるわぁ」…。赤黒予備軍・Bだけでなく、C、Dも攻守に意識の高いグッドゲーム(Aも見習うところがたくさん…)で、怒涛の3タテ。その喜びは最高級! しかししかし、当然ながら『荒ぶる』ためにはAの勝利が何より大事。誰もが共有する思い。もう同じ過ちは繰り返さない。B、C、Dから愛と勇気を。夢の4タテへ向け、『権丈組』は迷いなく突き進む―



<杞憂の勝利? 積極的な仕掛けでチームを引っ張ったSO田邊秀樹>
「今日はいい試合だったと思います。練習ではA相手にずっとやられっ放しで、すごく心配だったんですけど、それがムダだったという感じです(笑)。Bチームはこの春負けたりもしましたけど、相手は関東。もうやるしかない、やるだけだろってみんなで話してました。その通りの内容だったと思います。勝因はやっぱりディフェンス。FWもBKもよく前に出て止めることができた。仕掛けに関しては…、僕がSOをやる1番のウリだと思いますから。そこが山中との違い。そこで山中と勝負です。接点については、やっぱり受けてしまうと関東の方が個々が強くて、食い込まれることもありましたけど、自分たちから前に出て、接点を前で作ったときは勝っていたと思います。前に出て相手を倒してターンオーバー、そこからトライというのがいくつかありましたし。試合を通して前に出る意識はよかったと思います。Bチームの強みは、寛造、FWが順目に走る動き出し、ひたむきさ。それらを使って戦おうと思ってたんですけど、前半風を読み違えてしまって(笑)、入りのところは誤算でした…。でも、そのあとしっかり立て直して、畳み掛けられたのはよかったです。1年生、みんなすごいですね。隆平にしろ、寛造にしろ、渡せば何とかしてくれるって感じですから。まだ試合に出られるかは分からないけど、チャンスの権利だけは得ることができた。いいプレーをして、夏はAからスタートできるようにがんばります」


<みなぎる自信! 攻守に圧倒的な存在感を見せたフッカー有田隆平>
「今週は先輩たちの熱い気持ちがすごく伝わってきてました。関東への思い。それを強く感じて…、1年だからといって遠慮することなく、思い切りやらないと後悔するだろうって。今日は思い切りできました。ちょっとペナルティは多かったですけど、モールも止めたし、FWはよかったと思います。スクラムに関しては、テンポがでなかったですけど、何本かターンオーバーできて、素直に嬉しいです(笑)。相手が引いたりしてくるのに付き合ったところがあって、組み直しやペナルティが多かったですけど、周りがよくがんばってくれました。今日はシニアで初めての80分。安福さんが練習でケガをして、ビックリしましたけど、試合前に声を掛けてくださって、それでがんばれた。それにFWは下級生だけでしたけど、その分みんな声を出して、いい雰囲気で試合に臨めたと思います。関東は他のチームと違って、やっぱり激しい。絶対に勝つんだという気持ちがすごく伝わってきた。最後は走れなくなってディフェンスも甘くなってしまいましたけど、FW全体では、しっかり走って、セットもできていたと思います。個人的にも今日の80分、関東相手で自信がつきました。スクラム、ラインアウト、すごいプレッシャーをかけてくると聞いていたんですけど、しっかりやれましたし、自信になります。明日はリザーブ入りすることができましたけど、まだ実力で入ったとは思っていません。安福さんがケガをして上がっただけ。でも、入ったからにはやります。赤黒ですべてを出し切る。1年生、みんな熱かったですね(笑)」


<ついに爆発! 後半からの出場で輝きを放ちまくったSH榎本光祐>
「今日は初めてのシニアでのゲームでしたけど、先輩たちが引っ張ってすごくやりやすかったです。今週は上のチームの人たちもものすごく気合が入っていて、関東戦の大切さというのが伝わってきました。試合に関しては、とにかく前半とは違ったリズムでいこうと。大体思い描いていたとおりにできたとは思います。前田さんからも、捌いて捌いて捌いて、前が空いたら、相手のプレッシャーが緩くなってきたら、自分でいけと言われてました。でも捌きの面でも、三井さんに比べるとまだまだです。FWへの指示もできてないですし、個人的には今日は納得はしてません。チームとしては、前へ前へ気持ちが出たことが1番よかったんだと…、思います。まぁ、今日は自分のことにいっぱいいっぱいで、チームのことはよく分かりません(笑)。シニアは練習からの緊張感が全然違います。ピリピリしているというか、毎日毎日、練習からしっかり気持ちを作っていかないとついていけないです。Aチーム相手には、まだまだ自分のプレーを出すのは無理ですけど、今日関東相手にある程度やれたことは、だいぶ自信になります。周りの1年が活躍しまくっているので、自分も負けてられません。まずは三井さんの捌きを見習って、どんどん上にいきたいです。今日は寛造と、やってやろうぜって話してました(笑)」

<CTB坂井克行の爆走に、後ろのAチーム大興奮!>