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2024
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『1番強い男』の称号は… 『権丈組』、選手権へ向けリスタート!

 ワセダはどこまでも本気です! 試験期間も終った2月2日、久々に全部員が上井草に集結。残された最後の舞台・日本選手権で再び輝きを放つべく、『権丈組』は再スタートを切りました。


 まず10時より、全員が同じ方向を向いて進んでいくためのキックオフミーティング。日本一前に出るディフェンス、日本一の動き出しと反応、日本一のキック&チェイス…。何よりもワセダらしさ!=勝つこと! 「終止符の打ち方でその組織の真価が問われる」という中竹監督の考えは、しっかりと選手たちにも浸透していました。よく言われる言葉、「ワセダが勝ちを捨てて臨んだ試合など過去にない」。当たり前です!


 ミーティングで今後のプラン、進むべき道を確認し、頭をほぐした後は、グラウンドへ出て体の解凍。決勝戦以来、初めてボールを触ったと震えあがる?者あり…。決勝以来、初めて雄叫びを挙げたという者あり…。タッチフット、その後ポジション練習と、再始動日らしく軽めのメニューを、明るく、感触を確かめるようにこなしました。


 …が、例外だったのが、モンゴル相撲・『やれんのか!上井草大会』を開催したフロントファイブ。隣で華麗なハンドリングを見せるBK陣を完全に無視! 『1番強い男』の称号を懸けた戦いは、間違いなく、この冬1番の熱さでした。


 バッファこと、山下達也が朝青龍バリの投げを連発すれば(仕草もそっくりで周囲からは「ドルジ!」の掛け声が…)、瀧澤、臼井、畠山の最強フロント陣も貫禄の勝ち上がり(この3人で争った準決勝は激熱!!!)。最後は畠山健介が粘る山下達也を引技で下し、見事『1番強い男』の座を手に入れました。フィールドの『ヨコヅナ』は、土俵の上でもやっぱり『ヨコヅナ』だったということです…。ちなみに優勝した畠山健介には、コーチ陣よりおいしいおいしい「ロースカツ弁当」(カロリー高っ!)が贈呈されました。


 心機一転、新たなスタート。権丈太郎の目も、あの頃の鋭さが戻ってきました。


 「日本選手権へのモチベーション、上がってきました。これは今日でというではなく、もうオフの終わりの頃からずっとです。ミーティングでも出ましたけど、日本選手権のテーマはワセダらしさ。この1年貫いてきたことをやり通して、どこが相手でも本気で勝ちに行きます。5日からの宮古島合宿では、まず戦うための体作り。走りまくってこようと思ってます」―


 ワセダがワセダであるために…。『権丈組』、最後にもう一花咲かせます!