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対立正大 ワセダB、点睛を欠く


 画竜点睛を欠く― なぜ出ないその一歩、次なる一手…。2008年シニア開幕戦。赤黒予備軍・『豊田組』セカンドチームは、勝利こそ掴んだものの、多くの課題とその脆さを露呈した。
 画竜にあたる前半は、美しい作品とは言えないまでもまずまずのデキ。FWが安定したセットでボールを確保し、BKがガツガツ勝負。おもしろいように相手を切り裂き(かの堀越監督も絶賛!)、着々とスコアを積み重ねた。ことにSO村田賢史が放つ滑らかなパスと、CTB陣の華麗な仕掛けは、明確にこの春のトレーニングの成果。そこらのチームとは一味違う!「前半はうまくコントロールできていた」(ゲームキャプテン・小塩康祐)と言うように、誰が見てもゲームはワセダのものだった。
 しかし…、点睛を欠いた後半は3分に挙げたトライ以降完全に沈黙。そこまで完璧だったラインアウトは乱れ、接点にもパンチを欠き、ただダラダラと時間だけが過ぎていった。「BKが抜ける場面は多かったんですけど、ミスで取れなかったり、FWがそこにつけなかったり。ペナルティも取られてしまってもったいない試合でした。そこで取っていればまた変わっていただろうなと。とにかく悔いの残る後半。全然ダメでした…」(ゲームキャプテン。小塩康祐)。前半ポポポーンと取った後ペースが落ちるのはよくある話も、ちょっと気になったのは目に見えて運動量、躍動感が失われていったこと。ただ単純にフィットネスが足りないのか、はたまた一度顔を出した気の緩みを最後まで消し去ることができなかったのか。試合後、ガックリと肩を落とすFWたちの横で、HB団はゲームコントロールについて話し込んでいた。「後半はテンポコントールがうまくいきませんでした。バランス。もっと考えてやらないといけないです…」(SO村田賢史)。この悩み、しばらくついてまわりそう? やはりスローガン・『Dynamic Challenge』は、一筋縄ではいかないのであります…。
 一時の31-7から一転、43-24。どことなく締りがなく、後味の悪さこそ残ったものの、随所に光るものは見せ(何よりも勝利!)、まずはシニアも無難なスタート。「Aとの練習からそうですけど、僕たちBはアタックでも一発で取るチームではなく、ひたすら順目、継続で直向きにやっていくチーム。これからの試合に向けて接点のところをもう一度やっていきます」(ゲームキャプテン・小塩康祐)。来週は負ける事の許されないチームが相手。次こそ勝利とともに、心からの笑顔を!


<課題山積み? 勝利に猛省のゲームキャプテン・小塩康祐>
「今日はディフェンスだけって言ってたんですけど…。前半はBKも含めてうまくコントロールできてたんですけど、後半は失速というか、走れなくなってしまいました。今年初めての試合ということもあってか、フィットネスが足りなかったですし、セットも安定せず減速。課題の多く残る試合でした。その要因のひとつは取るべきところで取りきれなかったこと。BKが抜ける場面は多かったんですけど、ミスで取れなかったり、FWがそこにつけなかったり。ペナルティも取られてしまってもったいない試合でした。そこで取っていればまた変わっていただろうなと。とにかく悔いの残る後半。全然ダメでした。スローガンでもある『Dynamic Challenge』については…、みんな意識していましたし、実際今日も練習から引き続いてのいいところもあったんですけど、とにかく後半は全然ダメ。練習中からやろうやろうという意識は出てきてますけど、試合ではまだまだできないところが多く、反省です。今日はゼロに抑えようって行ってたんですけど、前後半で2本2本。もったいないです。Aとの練習からそうですけど、僕たちBはアタックでも一発で取るチームではなく、ひたすら順目、継続で直向きにやっていくチーム。これからの試合に向けて接点をもう一度やっていきます」


<矢富さんも超興奮!やっぱりスゲェじゃねーかよ、井口剛志!!!>
 シニア開幕戦に続いて行われたC戦では、FB井口剛志が大爆発!全員が持ち味を発揮するなか(FWはフランカー村木!)、抜群のオーラと、その卓越したスキルでフィールドを完全に支配した。
 ステップはキレキレ、相手をずらせば「あれっ、こんなに速かったの?」という加速で気がついたら一人旅。パスもうまい、ディフェンスもできる、そして何より周りを生かせる!この日に限っては(このレベルに限っては?)もう言うことなし。もしこの男がSO山中亮平と、あの堅実なCTBと、大外に待ち受けるスーパーランナーと絡んだら…。ピッチサイドで見守った京都の先輩・矢富勇毅も「メッチャいい。ホンマ雰囲気あるわぁ~」と終始興奮しっぱなしだった。やっぱりスゲェじゃねーかよ、井口剛志!『ポスト・五郎丸』はもう射程圏???