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2024
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関東学院戦まであと3日 『豊田組』、レジェンドに続け!

 『レジェンド』の力を借りて、『豊田組』いざ勝負! 決戦を3日後に控えた12月17日、降りしきる雨を物ともせず、週中1番の「ガチ練」を敢行。いよいよ迫る「そのとき」に向け、聖地・上井草の空気は熱を帯びた。


 その熱の大きな源となったのが、あの『レジェンド』佐々木隆道の上井草訪問。「今の自分たちに何がしてあげられるかという話になり、色々と考えた結果、やっぱり一緒に練習して少しでもヒントを与えられたらって」…。

 スクラム、継続ドリル、そして試合を想定したアタック&ディフェンス。ひとつひとつのメニュー、ひとつひとつのプレーに目を光らせ、今年のシステム、やり方を踏まえた上で、コーチ陣と話し、また学生たちに檄を飛ばした。「そこ歩かない!」「動き出し!」「とにかく悔いのないように、みんなで豊田を男にしてあげてください」


 先週木曜の夜には、サントリー・清宮監督も上井草を訪れ、そのアイディア、熱をみっちり注入。12月20日は、全ワセダの戦い。決戦を前に力をくれた『レジェンド』たちに感謝。「もう後輩たちにはホントに勝って欲しい。その想いだけです」(佐々木隆道)…。今の4年はあのときの1年、歓喜の連覇、トップリーグ撃破で見たものすごい光景を思い出そう。あの準備、あの気持ち。いよいよ勝負。『豊田組』、レジェンドに続け―


<今こそ挑戦! その言葉に決意が滲む主将・豊田将万>
「もうここまできたらあとはやるだけなので、思い切り挑戦していきます。先週の清宮さん、そして今日の隆道さん、本当にありがたいです。隆道さんからは、僕らしく思い切りやれと言って頂きましたし、今のチームに足りないことを色々とアドバイスしてもらいました。もうやってきたことを信じてやるだけです。大丈夫です。勝負を分けるのは、ブレイクダウン。そこで相手を上回ること。全員がその気持ちを強く持ってやれるかだと思います」


<今自分たちに何ができるか!豊田将万にその想いを伝えた佐々木隆道>
「まぁ、手助けというほどではないですけど、『佐々木組』言いだしっぺの代表格である村上(亮平)さんとメールしているとき、今の自分たちに何がしてあげられるかという話になり、色々と考えた結果、それでもワセダはコーチングスタッフがしっかりしているので悩んだんですけど…、やっぱり一緒に練習して少しでもヒントを与えられたらって。もう後輩たちにはホントに勝って欲しい。その想いだけです。関東との試合は用意していたプレーがすべていくわけではないですし、関東戦は拘りで負けたら終わり。ひとつひとつのコンタクトが彼らは激しいですし、僕たちの頃は春口さんが見ていて、今のチームとは違いますけど、乗せると厄介なチームであることに変わりはないので、ワセダとしては、しっかりやるべきことをやっていく。そうすれば勝てると思います。もしかしたらあと3日で終わるかもしれないので、後輩のみんなには1秒を大切にして欲しい。僕にも経験がありますけど、最終的に勝たないと悔いは残るものなんですよ。だからこそ、時間を大切にして欲しいと思います。自分が今ワセダに伝えたいことは、すべて豊田に伝えました。もうやるしかないですもん。今年はあいつのチーム。あいつが納得するようにやって、それをみんながサポートしていくことです」