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2024
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副務部屋・番外編 「元主務部屋~豊田へのメッセージ~」

 皆さん、本当におひさしぶりです。元祖『主務部屋』こと『東条組』主務の高橋です。

 大川の『副務部屋』更新が遅いので、書いてしまいました(笑)。

  今日は仕事が終わってからひさしぶりに上井草の寮にやってきました。というのも、同期の須藤(写真左)が、この1月1日に入籍をしたので結婚報告に…ではなく、この決勝前にどうしても豊田に伝えたいことがあったからです。

  僕は豊田にある思い入れがある。

 2006年。僕が副務で、まだ豊田がヤンチャなルーキーだった頃、1回だけ本気で怒鳴りつけたことがあった。そして、その時、僕は今でも後悔し続ける一言を言ってしまった。

 「今のお前がとってくれる『荒ぶる』なら、俺はいらない。試合に出ないでくれ。いつかお前はチームの中心となるんだろ。今のままなら誰もついてこない。お前が4年の時にみんなに、『豊田のために!』『豊田を男にしたい』と言わせる存在になれよ!」

 僕はどうしてもこのヤンチャなルーキーに、チームの核となってほしかった。

 翌年の夏合宿だっただろうか。豊田の書いた文集にはこう書いてあった。

 「僕を真剣に怒ってくれた高橋さん。本当に嬉しかったです。今年は変わらないといけない年。自分の為、一緒に戦う仲間の為、そして日本一になるために頑張ります」

 また、『東条組』の決勝の前日には、「高橋さんに『荒ぶる』をとってきます!」と言ってくれ、決勝戦ノーサイド後には、僕の前で泣き崩れていた。ただ「ごめんなさい」と何度も繰り返しながら。

 その時に約束した。「いつかおまえ自身の『荒ぶる』をとってくれ」と。

 豊田、俺はいま本気で願っています。いや、俺だけじゃない。ここにいる須藤も、何千人といるOBも、全国の何万人といるワセダファンもみんな願っています。「お前の『荒ぶる』が聞きたい」と。

 ワセダファンの皆さん、1月10日、この日本一最高な後輩たちに力を貸してあげてください。ワセダラグビーのミッションは「ラグビーを通じて見ている人達を幸せにする」こと。ただ、それは選手だけでできるものではありません。皆さんと一緒に『豊田組』は戦います。『豊田組』は皆さんの力を借りながら、最高の感動を与えてくれるはずです。

 宜しくお願いいたします。

 追伸:須藤、結婚おめでとう。