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2024

入部式 多士済々、ワセダに集いし33のダイヤの原石

  おめでとう一年生!ようこそワセダラグビーへ! 4月25日、新たな門出を祝うような快晴の上井草にて入部式を開催。覇権奪回を目指す『有田組』に、33の新たな力が加わった。今年の1年生は…、多士済々、気合い十分!

 ワセダラガーとしての第一歩、毎年恒例、ひとりひとりによる自己紹介では、誰しもが落ち着き払い、決意に満ちた言葉を披露。「華麗なプレーはありませんが、誰にも負けない泥臭さを身につけます!」「1日も早く赤黒を着られるようにがんばります!」「赤黒、荒ぶるは小学生のときからの憧れでした」…。発せられる言葉には熱き想いが込められ、例年以上にワセダらしさが感じられた。

 そして、2010年度新人総代は…、この3週間常にリーダーとしてその輪の中心にい続けたプロップ・垣永真之介。「新人練習を終え、こうして入部することができました。高みを目指し、常に感謝の気持ちを忘れずに、1日1日大切にしていきます!」。花園を沸かせた規格外のプレーもさることながら、自然と周りに輪ができるその統率力も特筆もの。今年も上井草に現れた、本物のリーダー。

 最後は高校の先輩でもある有田隆平・キャプテンソロ(対外的には初お披露目)による部歌『北風』を斉唱。「ここがゴールではない。今日からが本当のスタート。ともに日本一を目指しましょう!」。これで役者はしっかり揃った。『有田組』、いざ覇権奪回へのリスタート―

<12-20 経験の差、ツメの甘さで敗戦も…ダイヤの原石がズラリ!>

 入部式に続いて行われた新入生歓迎試合では、『チーム・垣永』が2年生に対して真っ向勝負。前後半通じて計5つのトライチャンスを逃すツメの甘さから史上初の勝利こそ逃したものの、ディフェンスセットでは上級生を凌ぐものを見せ、ブレイクダウンでも再三ボールをゲットするなど、好ゲームを展開した。

 今年のルーキーは何と言っても、新人練担当・後藤コーチがそれぞれ「アスリート」、「オールラウンダ―」と評する垣永真之介、金正奎が2枚看板。垣永はこの日もプロップ規格を完全に超えるランナーぶりを如何なく発揮(日本の宝?)。ちょうど1年前、「絶対にワセダを受験する」と単身上井草を訪れた熱き男・金正奎もパンチの効いたところを随所に見せ、激戦を演出した。啓光学園で花園制覇、高校ジャパンでも主将を務めた抜群のリーダーシップ、背番号8。どうしても頭をよぎる…、佐々木隆道の再来。当時もよく知る後藤コーチに話を向けると…、「スピード、スキルは当時の隆道より上だと感じる」。

 このふたり以外にも、上級生の誰もが参考にすべき出色の運動量で至るところに顔を出し、特にディフェンス面で大きな貢献を見せたロック・芦谷勇帆。これまたオールラウンダ―、攻守でボールによく絡み、かゆいところに手の届きそうな古賀壮一郎。BKでは東海大仰星SO=センス系のイメージを覆し?タックラーとしての資質も併せ持つ水野健人。他、自己推薦入学組からワセダの命・一般入試組、附属校出身者まで、今年は「鍛えればモノになりそうな選手たちばかり」(後藤コーチ)。最後は上級生の意地に屈したものの、その戦いぶりは上井草を大いに沸かせた。今後への光が見えた。「肝心なところのミスで負けてしまったけれど、ディフェンスはよかった。やって欲しいイメージを表現してくれた。強豪校の選手ばかりではないし、この3週間の成果がしっかり出ていたと思う」(後藤コーチ)。ワセダに集いし33のダイヤの原石。「らしさ」を忘れず、その手で栄光を掴みとれ!

<2010年度新人総代!入部式から試合まで抜群の存在感を見せた垣永真之介>

「入部式を終え、今は不安と喜び両方の気持ちがあります。これからワセダでやっていけるのか。まぁ、やらなくてはいけないんですけど(笑)。小学校のときからずっと見ていて、佐々木さんの代を見て、ワセダには憧れを持っていました。これからワセダの伝統を自分たちも継承していけるよう、そして『荒ぶる』を歌えるようになっていきたい。総代の挨拶にはそういう思いを込めました。2年生との試合に関しては、いい試合ではありましたけど、ツメの甘さが出て、チャンスで取れずに負けてしまいました。これが経験の差なのかなと。ただ、新人練から取り組んできたディフェンスはしっかりとできていましたし、前半1本に抑えられたのはよかったと思います。2年生と試合をして、大学生の器の大きさというか、そういったものを感じました。今日に至るまでの新人練は、忍耐とまとまりの3週間(笑)。1年生はみんな仲も良く、まとまりのあるいいチームです。4年後にしっかりと胸を張って、よかったと言えるような時間をワセダで過ごしたいと思っています」

<レジェンドたちの背中を追って!オールラウンダ―ぶりをいかんなく発揮した金正奎>

「これから先輩たちと一緒にやっていけるのか、今は不安でもあり、楽しみでもあります。僕は中学生のときから高校の先輩である曽我部さんに仲良くして頂いて、曽我部さん、佐々木さん(ともに啓光→ワセダ→サントリー)の姿を見続けて、ずっと憧れていたので、後を追いかけてワセダに来ました。2年生との試合に関しては、できたてのチームなので、ある程度のミスは仕方がないです。目標にしていたディフェンスでみんながんばっていましたし、先輩たちに臆せずタックルに行っていて、その点はよかったと思います。3週間の新人練の成果を出すことができました。これからの4年間で、勉強ともしっかり向かい合ってがんばる。ラグビーもがんばる。オフはオフで楽しんで、自分の時間を作る。うまく切り替えられる能力を持って、メリハリをつけられる人間になっていきたいです」