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対関東学院B 「ジュニアチーム、初戦制す」

ジュニアチーム、初戦制す

8月20日 長野・早大菅平グラウンド
 

 
肌寒い雨空の中、菅平で行われたジュニアチーム夏季オープン戦対関東学院大戦。前半は2トライを奪われ、リードを許す展開であったが、後半は連続トライで巻き返しに成功。29-10で夏季オープン戦を白星で飾った。
 
 前半、「エリアで負けて、ペナルティも多かった」とSH吉田有輝(人1=大分舞鶴)が語るように、ワセダは自陣に攻め込まれる時間が続いた。10分には右サイドを突破され、トライを献上。続けて23分にもスクラムからブラインドサイドに持ち出されて、失点を許す。どうにか意地を見せたいワセダは35分にFB黒澤健(スポ3=東京・国学院久我山)からフランカー岩丸和弘(基理3=東京・本郷)へとつないで5-10とするも、リードされたまま後半戦に突入する。
 

「キック中心の作戦がうまくいった」(CTB村松賢一=スポ4、北海道・札幌光星)。開始早々4分にラインアウトスチールからCTB下平泰生(商4=大阪・北野)が得点を挙げる。13分には自陣奥深くでの相手のキャッチミスをWTB阿部太一(法3=埼玉・早大本庄)が見逃さず、そのまま独走でトライを決める。流れをつかんだワセダは15分、23分と得点を重ね、最終的に29-10と勝利を収めた。

 
 春季オープン戦最終戦で敗北を喫していたワセダにとって、勝利したことは大きな収穫となっただろう。しかし、ペナルティを減らすという課題はまだ改善されたわけではない。夏合宿でいかに成長できるかが、ワセダの戦力の底上げにつながる。
 
 
(記事 早稲田スポーツ新聞会 池田朋美)
 
◆コメント
ゲームキャプテン・プロップ齋藤健(スポ4=神奈川・横須賀)
――きょうの試合を振り返っていかがでしたか
春シーズン最後の東海大戦を良いかたちで終われなかったので、とにかく勝てて良かったです。また、ジュニアとして合宿最初の試合も勝ったので、AもBも勝てて良かったです。
――前半はリードされる展開でしたが後半からどのように切り替えましたか
ブレイクダウンで負けないということと、キックを蹴ったあとにしっかりチェイスしようと意識しました。
――FW陣の出来はいかがでしたか
モールで2トライを取られているところが最大の問題だと考えていて、そこを修正するのが第一です。他のショートサイドのディフェンスやスクラムはBとして積極的にいけたので良かったです。
――ご自身の出来はいかがでしたか
後半の最初までは走れていましたが、最後は走れていなかったのでもう少し頑張らなきゃいけないと思います。あとは自分の個性というか、ブレイクダウンでボールに絡んでジャッカルが出来たら良かったです。それがことしの合宿のテーマなので頑張っていきたいです。
――次の試合に向けて意気込みをお願いします
あと2試合ありますが、BチームではなくてAチームでやるのが目標なので頑張っていきたいです。
 
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