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第25回 主務部屋 『人を育てる期待のかけ方』

 こんにちは。主務の堺です。
2011年8月15日に前監督の中竹竜二さんが「人を育てる期待のかけ方」というタイトルで本を出版されました。※詳しくはURLまで(http://www.d21.co.jp/products/isbn9784799310373)。そして、その著書の中に現役部員が実名で登場します!その選手というのが、4年生SOの内村龍太郎です。内村は、愛媛県の愛光高校出身で、自分とは、1年生の時に、仕事の中で1.2を争う厳しさを誇る部室上級(※部室の掃除)を一緒にやっていました。そのため、他の同期より共有している時間が長く、気心知れた存在です。今回は、そんな内村と色々と話をしました。

堺:中竹さんの本への出演、おめでとう!本を読んでの感想は?

内村:自分のことが書かれているのでちょっと恥ずかしかったよね。

堺:「頭がいい努力家」って書いてあったけど、どんな感じで今まで取り組んできた?

内村:いいように書いてくれてるよね。笑 何ができるようにならなきゃいけないかとどのように練習したらいいかを考えて、あとはひたすら練習してきたね。

堺:「トレーニングルームを見るといつもそこには内村がいました。彼が必死に動かすマシーンの重さは他の選手がウォーミングアップする重さにすぎません」ってあったけど、当時を振り返ってどう?

内村:高校時代にウエイトトレーニングなんてしたことなくて、入った時は皆とウエイトするのが恥ずかしいくらいの数値だったからね。

堺:新人練習もフィットネス一番遅かったのに、夏終わる頃には、チームでも上位を走りよったもんね。

内村:当時は小島さんのもとで必死に走ってたからね。走れるようになったのも小島さんのおかげです。

堺:あと、お前offでもウエイトしに来とったもんね。

内村:今でも毎日必死だよ。

:確かに。けど、下級生の時に見えていたラグビー部と4年生になって見えてくるラグビー部ってやっぱり、全然違うよね?

内村:全く違うね。4年目ということで組織について考えることが増えたね。

:1年生の頃は、与えられた仕事をきっちりこなすことで精一杯やったけんね。部室上級、長い時は、夜中の1時とか2時までやりよったよね!笑

内村:今考えると、相当きつかったね。

堺:きつかったけど、いい思い出ではあるね!

内村:きつすぎて、よく喧嘩したけどね!笑

堺:1年生の時から、ラグビーに対する、情熱は変わらんけど、4年生ってホント不思議やね。

内村:本気でラグビーできるのもあと少しだからじゃない!?

堺:やるしかないな!

内村:確かに、そうだね。

堺:じゃあ最後に一言。

内村:全国のラグビー弱小校の高校生、やる前からあきらめずに、ワセダへの門を叩いてみてください。最高の環境が待ってます!!

 今回、中竹さんの本を読んで、現在の自分たちがあるのは、2年間の中竹さんたちからの数々の教えがあったからだと改めて感じています。4年間の集大成となれるよう、残された日々、全力で頑張って参ります。ご声援の程、よろしくお願い致します。
 

 
@主務部屋の前にて 左・内村、右・池永TR