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2024

YC&AC JAPAN SEVENS 社会人破るも、準決勝で敗退


 去年は震災の影響で中止になったYC&AC JAPAN SEVENSが2年ぶりに開催された。この大会には大学生のみならず社会人も参加し、7分ハーフの合計14分でセブンズの試合を行う。早大は数週間前から練習を重ねてきたかいもあり、チャンピオンシップ準々決勝で釜石シーウェイブス(釜石SW)を破る快挙を成し遂げる。しかし、その後の準決勝で筑波大にあえなく敗戦し、今大会を終えた。

 1回戦は流経大との試合。体格で劣る早大ではあったが、持ち前のスピードを活かしたラグビーを展開する。ディフェンスでも相手の大型選手への果敢なタックルで前進を拒み、得点の機会を与えない。原田季郎(教4=福岡・筑紫)が3トライを挙げるなどの活躍をみせ、47-0で早大が圧勝した。続く準々決勝では、社会人チームの釜石SWと対戦。試合はトライの取り合いとなり早大は苦戦を強いられるが、最後は森田慶良(教4=大阪・常翔啓光学園)が勝負を決定づける逆転トライを決め、19-17で勝利。接戦を制して次に駒を進めた。
 
 迎えた準決勝の相手は筑波大。昨季一度も勝てていない因縁の相手である。試合開始直後、原田のキックパスに反応した中野裕太(スポ4=福岡・東筑)がインゴールに飛び込んだが、まさかのノットグラウンディングの判定。ここから歯車が狂い出した早大は、ブレイクダウンや1対1で劣勢に立たされ、次々と相手に攻め込まれてしまう。試合終了間際にはゲームキャプテンの原田がシンビンで退場するアクシデントもあり、流れを変えられないまま5-17で悔しい敗北を喫した。
 「悔しい」という声も多く聞かれた一方で、「釜石SWに勝てたことで、特に悪いイメージはない」(黒澤健、スポ4=東京・国学院久我山)と前向きな発言もあった。筑波大戦には課題が残るものの、社会人チームに競り勝ったというのは選手たちにとって大きな意味があったようだ。東日本大学セブンズまであと2週間。優勝を目指して大会直前までチームを高めていってほしい。
 
(早稲田スポーツ新聞会 冨丘太朗)

◆コメント

<WTB原田季郎ゲームキャプテン(教4=福岡・筑紫)>
――今シーズン初めての対外試合でしたが、感想をお願いします
優勝したかったんですが、敗因は僕にあると思うので、申し訳ないと思っています。しかしおもいっきりできたところは、よかったです。
――きょうはいいプレーが目立ってましたが、コンディションはいかがですか
いつも通りです。きょねんから継続していい状態が保ててます。
――春シーズンの抱負をお願いします
春から負けたくないんで、7人制も15人制も全勝したいです。
 
<ロック黒木東星(スポ3=東福岡)>
――本日の試合の感想をお聞かせ願えますか
練習の成果を出せていましたし、準決勝まで行ってもかなり良い動きができたと思います。しかし、最後は同じ大学生に負けてしまったので悔しいです。
――それでは、7人制にさほど違和感がなくなってきたのでしょうか
そうですね。まだ慣れない部分はありましたが、楽しくできたと思います。
――社会人チームとも対戦がありましたがいかがでしたか
相手が強いほうが自分たちも燃えるので、楽しく試合ができました。全然怖いとは思いませんでした。
――準決勝で対戦した筑波大の印象はいかがでしたか
1人1人がプレーで寝ないというか、接点で強かったです。その点の人数のかけ方で負けていたのかなと思います。
――全体を通しての反省があればお願いします
ディフェンスで言えば、もう少し声を出したりして、面を崩さない。苦しい局面でそういったことができるようになったらと思います。
――今季初の公式戦となったわけですが
そこまで意識しなかったですけど、赤黒を着ている以上は恥ずかしいプレーはできないので皆に勇気を与えるプレーをしたいと思います。
――レギュラー獲得に向けて手応えはいかがでしょうか
常に獲る気持ちで励んでいます。
――最後に春シーズンの目標をお願いします
どの大学よりも頑張って、春でも1番を取りにいく気持ちでいきたいと思います。
 
<フランカー金正奎(教3=大阪・常翔啓光学園)>
――今シーズン初めての試合となりました
練習はしてきたんですけど、(今季)初めて実戦でやってみて、体力面などで結構ハードだったなと感じました。
―― タックルの調子はいかがでしたか
久しぶりだったのでやっぱり勘が鈍っていたりはしましたね。
――試合を振り返ってください
細かいミスが多かったですね。細かいミスが重なった結果が筑波大戦だったので。その前までは力の差が結構あったので勝てていたんですけど、拮抗している相 手に対してそういう場面で命取りになるのだと思いました。
――今後の課題を教えてください
タックルの部分とかサポートの部分の精度を上げていきたいです。まだセブンズの大会はあるので、しっかり借りを返したいと思います。
 
<NO・8中野裕太(スポ4=福岡・東筑)>
――きょうの試合を振り返って
きょねんはセブンスで新潟大に負けてしまって嫌な思いをしていたのですが、今年は結構セブンスに取り組む時間もあって、チームとしてもまあまあ出来上がっ ていたと思います。ただ、筑波大には一対一やブレイクダウンで負けてしまっていたので、悔しいです。
――最後の試合の前半に、中野選手のトライかと思われた場面がありましたが
あれは、僕は置いたと思ったんですけど、レフリーは置いていないという判断でした。あれで流れが変わってしまったので、良くなかったですね。
――今季初の公式戦でしたが、どんな気持ちでこの大会に臨みましたか
今年初めて赤黒を着られて、ワセダとして負けてはいけなかったのですが、結果として負けてしまったので、これからしっかり頑張っていきたいと思います。
――ご自身の調子はいかがですか
きょねんは大ケガをしてしまって、試合に出られずに悔しい思いをしました。今年は試合に出て頑張りたいです。
――今季の目標を教えてください
もちろん大学日本一で、個人的には赤黒を着て『荒ぶる』を歌うことを目標にしていきたいです。
 
<SO森田慶良(教4=大阪・常翔啓光学園)>
――今日の試合を振り返っていかがですか
7人制に対して取り組んできた時間が基本的に短かったかなと思います。その時間の中でも勝つことに本気になっていなかったなというのを、負けてから気付か されたというか。この負けを次の東日本大学セブンズにつなげられるように頑張ります。
――7人制の練習はどのくらいしましたか
ここ1、2週間ほどですね。練習自体も2日に1回ぐらい普通の練習前に少しやるというもので、大会に本気で勝ちにいくというのは言っていたんですけれど、 選手自身が本当にそれを思っていたかというところですね。
――今季初の対外試合でしたが、やってみて調子はいかがでしたか
3月は特に体を大きくするということをメインとしていたんですけれど、動きはともかく大きさという部分では大きくなっているというのを感じました。
――これからいよいよシーズンが始まりますが、どんなことを意識していきたいですか
負けてから後悔しないように、どんな試合も準備していかないといけないなと思います。
 
 

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