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2024
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vs慶應大1年『気迫のプレーで慶大1年に勝利!』

新人戦 対慶大 6月27日 早大上井草グラウンド
 
ホームである上井草グラウンドで行われた新人早慶戦。花園出場選手を多く抱える慶大に序盤で先制されたものの、気迫のあるオフェンスと相手のミスを誘う粘りのディフェンスが光り、前半を12-5と逆転して折り返す。さらに波に乗った後半、集中力を切らすことなくスピード感あるプレーを続け3トライを獲得。31-10で見事勝利を収めた。
 

 前半開始4分、ディフェンスのギャップをつかれゴール前までボールを運ばれ、相手FW陣の素早いタテへの攻撃に対応できず失トライ。しかし、ここで選手たちは沈むことなくお互いに声を掛け合い、チーム全体を活気づけた。その後、相手のペナルティーを誘いキックで大きく前進。ゴールラインに迫り、ラックサイドをついたSH緒形岳(スポ1=新潟・新発田)がステップで相手をかわしインゴール中央へ飛び込んだ。早大はフィジカル、スキルで勝る相手を低いタックルと早いあがりでスピードに乗る前に潰しロングゲインを許さない。続く33分にはラインアウトから大外に展開し、FB水谷彰裕(商1=埼玉・早大本庄)が個人技でインゴールを駆け抜け12-5で前半を終えた。
 
 早大は後半5分、いきなりピンチを迎えた。連続ペナルティーで一気に自陣ゴール前までボールを進められてしまう。だが、ここは相手のミスを誘い窮地を脱した。これで火がついた早大は前半以上の活力を見せ、ロングゲインのフォローに入った緒形が自ら蹴り込んだボールを捕りインゴールにねじ込む。しかし、次の慶大の攻撃でディフェンスの隙をつかれ得点を許してしまい17-10となる。後半30分、相手の流れを断ち切ったのは今試合躍動した水谷だった。ライン際を駆け抜けボールを前に進める。続く攻撃でキックパスを試みる早大、相手に触られるも、こぼれたボールをフランカー佐藤真吾(スポ1=東京・本郷)が見逃さず拾いインゴールを割った。止まらない早大、キックオフで得たボールを展開し水谷が独走しステップで相手をかわしノーホイッスルトライ。ゲームは完全に早大に傾いていた。立て続けの2本のトライ、どちらも難しい位置でありながらSO船越明義(社1=東京・早大学院)がキックを確実に決める。試合はそのまま過ぎ31-10というスコアで終えた。
 
 慶大はタテのスピードがあり突破されると厄介であったが、早大の『魂のタックル』がそれを阻止した。もちろん、前半はスクラムでターンオーバーされそうなシーンがあったり、球際の細かなミスが起こったりなど、改善点もある。ただ勝利への執念はひしひしと伝わってきた。熱いハートを持つ新人たち。彼らの夏での成長がこれからの早大に大きな影響を与えるだろう。
(早稲田スポーツ新聞会 高橋団)
 

NO・8宮里侑樹ゲームキャプテン(スポ1=沖縄・名護商工)
――この試合を振り返っていかがでしたか
もう、ナイスゲームとしか言えないですね。
――ゲームキャプテンとしてプレーしてみていかがでしたか
チームを絶対下げない、盛り上げるということだけ意識をしていて、自分が引っ張るという部分ではまだできていなかったのですが、みんなしっかり気持ちが入っていたので、よく頑張ったなと思います。
――慶大が相手ということで意識はされましたか
はい、早慶という伝統ある関係なので(意識しました)。メイジに負けてしまい、やっぱりケイオーには絶対負けられないと思っていたので、最初から勝つ気でいました。
――この試合の勝因は何だと思いますか
全員が前に出たということですね。全員がとにかく前ということが、とりあえずできたかなと思います。
――先週の新人早明戦からどのような練習をされましたか
メイジ戦でよかったのは最後のディフェンスなので、ディフェンスをしっかりやっていくことと、敵陣に入る練習をいっぱいしました。
――ご自身のプレーはどうでしたか
全然だめでしたね。自分は反省するべき部分がいっぱいあったので、それを直していきたいですね、夏合宿までに。
――今後の意気込みを教えてください
試合に出られるように頑張って、体をでかくしたいですね。
 

フッカー鷲野孝成(基理1=神奈川・桐蔭学園)
――試合の結果をどう感じていますか
1週間勝つためだけにやってきたので本当にうれしかったです。
――新人早明戦以降どのような準備をしてきましたか
明大戦の後半以降にできたアタックとディフェンスを、前半の最初からできるように意識して練習してきました。
――相手が慶大で、慶應義塾高出身の選手も多かったですが、リベンジしようという思いはありましたか
自分は花園(全国高校ラグビー大会)の神奈川県予選の決勝で試合に出られなくて、その分ケイオーへの気持ちは強くて、勝った時は高校のリベンジができたということですごくうれしかったです。
――試合の勝因は何ですか
前回の明大戦ではスクラムがいまいち安定しなかったのですが、1週間しっかりと見つめて、スクラムでいいボールを供給できたことです。あとバックスリーのアタックがとてもよくて、自分たちがしっかりとボールを出せばトライを取ってくれました。
――スクラムは後半特によかったですが、修正したのでしょうか
前半はいまいちちゃんと組めていなかったのですが、ハーフタイムでコーチの話を聞いて修正して後半に臨めました。
――ご自身のプレーについてはいかがでしたか
自分は今回タックルを少し外すこともあって、まだまだ甘いなと思いました。これで満足せずにもっと上のレベルで戦えるように日々練習していきたいと思います。
――夏、秋への意気込みをお願いします
絶対に秋季で赤黒を着られるようにこれからも頑張っていきたいと思います。
 

SH緒形岳(スポ1=新潟・新発田)
――いまはどのようなお気持ちですか
メイジに勝とうと思って皆で意思統一といいますか、1年生のみでできる試合あまりないので絶対勝とうと思ってやっていたのですが、あの結果だったので…。一週間後のケイオー戦、上井草で絶対負けられないって皆で話していたので勝ててよかったです。
――先週は完敗でしたが今週はチームでどのようなことを意識しましたか
メイジ戦同様、ワセダは体も大きくないし強い選手もたくさんいないので、全員で前に出てタックルからリズムを作るというイメージでした。あとはスクラムとラインアウトなどセットプレーからのアタックとディフェンスでどこまで勝負できるかということです。ケイオーもきっちりやってくるチームなので、そこで絶対自分たちのプライドを持って攻め続けようっていうこと、あとはケイオーもワセダも伝統あるチームなので、気持ちでも体のぶつかり合いでも一対一で絶対に引かず、負けないということを意識しました。
――SHとして自身のパスさばきについてはどう思われますか
自分はパスが苦手なんですよ、それでは使えないんですけど。でも自分で持ち出して味方にパスしてプレーするのができたらいいなって思っていたら、途中でちょっと抜けたりしたところがあって、そこはやっぱり味方がうまく自分のことを呼んでくれたので逆にチャンスができて自分で抜け出せたということを感じました。ただ、いいリズムを作るパスさばきはまだ全然だめですね。
――2本のトライを決められましたがご自身のこの試合のアタック面についてはどう思われますか
トライは結果的についてくるものなので、うれしいことにはうれしいのですが、やっぱり僅差をものにできて、1年生の試合で勝てたということが本当にうれしいです。やっぱり皆もそこがうれしかったみたいで、結果としてお前のトライナイスだったよとか言ってくれるのですが、それは皆が取ってくれたボールを僕が運良く運べたくらいです…。ただ、ほんとはとてもうれしいです。
――ディフェンスで何度もタックルできていたと思うのですがチームとしてどのように臨みましたか
そうですね毎日の練習で絶対一歩も引いちゃいけないということを意識していて、手を離して突破されるところもありましたけど、80分間通してディフェンスを続けられたのは良かったと思います
――夏シーズンに向けての意気込みをお願いします
まずは敵というよりは目の前に同期や先輩などSHにはうまい選手がたくさんいるので、その人たちと一緒にプレーしながら自分のいいプレーをもっと磨いて、味方と体ぶつけていれば結果として自分が上のチームでプレーさせてもらえると思いますし、自分ももっと楽しくラグビーができると思います。結果的には月日はかかると思うのですけど、赤黒を着て試合することを目標に入ってきているので、そこのつながりを夏や秋に向けて自分のやることしっかりやって頑張っていきたいと思います。
――これからの4年間の目標があれば教えてください
4年間の目標としてはまずはAチームとして試合に出ること、ワセダを代表する選手として、恥じないプレーをできる選手になること、そして自分が出るチームとして大学日本一です。
 

SO吉田重治(スポ1=富山・高岡第一)
――この試合のBKの攻撃はいかがでしたか
ちゃんと外に回していた時はゲームを支配できましたし、前日のミーティングで話したエリアを取っていくということを意識して攻撃できていたので良かったと思います。
――先週の新人早明戦のあとどのように準備されてきましたか
メイジ戦ではディフェンスと言われていたのですが、すごく食い込まれてしまいました。自分は特にエリアのことを考えて一週間過ごしてきました。
――この試合のキックの調子はどうでしたか
良いときはいい感じで蹴れたのですが、まだちょっと確率が低いと思うのでもっと正確に、距離とコースを蹴れるようにしていきたいです。
――この試合の勝利についてはどのように捉えていらっしゃいますか
純粋にうれしいです。また、夏からのシーズンに影響が大きいと思うのでよかったです。
――春シーズンは終わりますが今後の意気込みを教えてください
もっと自分のプレーをいろいろな面で昇華させて、一つでも上のチームでプレーできるようにやっていきたいです。
 

WTB桑山聖生(スポ1=鹿児島実)
――完勝となりましたが、振り返ってみていかがですか
チームとして気持ちが入っていました。また、先週の新人早明戦でよかったことを継続して出せたこともよかったです。
――桑山選手にとって早大としての初試合でしたが、特別な思いはありましたか
1ヶ月遠征に出ていて早大の練習には出られていなかったのですが、自分ができることを強気にやることを意識していました。それと早大としての最初のゲームだったので、勝って終わりたいと思っていました。
――終始チームが盛り上がっていたように見えましたが、グラウンド上ではどう感じていましたか
さっきも言った通り、一人一人気持ちがすごく入っていて、一つ一つのプレーに反応しチームを互いに鼓舞できていたので、それがよかったです。
――この試合ではボールキャリアよりもサポートとしての働きが多いように見えました。それは意図したことでしょうか、それとももう少しボールが欲しい思いはありましたか
ボールが欲しかったところは欲しかったのですが、自分の前はあまり空かなかったですし、持ったところであまりいいプレーができなかったです。その分サポートに行く時はいいボールを出せるように意識してプレーしました。
――慶大は桑山選手を手厚くマークしていましたが、相手の声には気付いていましたか
厚くマークする声がちょっと聞こえていたのですが、言われることは高校時代も同じだったので、気にならなかったですね。一人は抜いて、二人目までは巻き込もうと思っていました。
――ディフェンス面では粘り強くプレーできていましたが、手応えを聞かせてください
新人早明戦の反省として、もっと前に出るということがあって、その中で一人一人が前に出て慶大のアタックを止められたことがよかったです。また、今回は雨が予想されていたのでディフェンスで粘ってミスを誘おうということを話していて、それがかたちとして出たのがすごくよかったです。
――U-20日本代表の遠征では試合出場こそかないませんでしたが、振り返ってみていかがですか
試合には出られずメンバー外の選手でトレーニングもあり、メンタル的にキツイ部分もあったのですが、その分チームのサポートをしたり、敵を想定したプレーをやったりして、そのような部分でチームに貢献しようとポジティブにやれたので、よかったと思います。
――これから夏シーズンが始まりますが、どのようなところに力を入れたいですか
今回の試合ではあまりボールを触れなかったので、ボールタッチを増やせるようにもっと味方とコミュニケーションを取れば、秋はもっといい結果につながると思います。
 

FB水谷彰裕(商1=埼玉・早大本庄)
――チームの雰囲気がとてもよかったように見えましたが実際プレーされてどう感じましたか
メイジに負けてから1週間、メイジ戦の後半に3トライとれた時の良いイメージでやろうと全員で言っていたので、それが体現できてやっていて楽しかったです。
――早大本庄高出身ということで慶大に特別な感情はありましたか
僕たちは埼玉だったので慶応志木高と毎年定期戦をやっていたのですが、毎回負けていて。チームの桐蔭学園高から来た人もケイオーに負けていたのもあるので、プライドを持って試合に臨み、勝てたのでよかったです。
――外にパスせず自分で行く場面が多く見られましたが、やはり自分で行こうという思いがありましたか
僕たちのコーチの大峯さん(大峯功三FWコーチ、平27スポ卒=福岡・東筑)にも自分で勝負していいと言われていたので、そこは強気で攻めました。
――プレーに余裕があるように見えましたが、リラックスして動けましたか
実際キツかったです(笑)。
――この試合の個人の反省点を教えてください
けがで前半残り20分というみんなが一番きつい時間にグラウンドにいられなかったので、そこが反省点です。それから後半戻ってきて、抜けてきた相手にトライされてしまったのですけど、その後すぐに取り返せたのでよかったです。
――目標にしている選手はいらっしゃいますか
3つ上で活躍している門田さん(WTB門田成朗、法4=埼玉・早大本庄)です。
――これから大学初めての夏ですが、目標はありますか
出る試合は絶対1回はトライします。