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2024
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第20回 主務部屋 「100th Project」

こんにちは!
主務の小柴です。

関東大学対抗戦5戦目の帝京を終え、
残すところ対抗戦も早慶戦・早明戦となりました。

シーズンが活況を迎える中、現役の僕たちも色々と考え、様々なアクションを起こしています。

そこで今日は、「100th Projcect」と題して活動している、
100th Project委員の緒形岳・児玉響介・佐藤健・水谷彰裕に話を聞きました!

100thProjectとは、今年の北風祭を皮切りに、
「荒ぶるをとった時の喜びを、より多くの人と共有したい」という思いから、
僕らのことをより近くで感じてもらえて、また応援してもらえるような仕掛けをたくさん行っていこう!というものです。

では、4人と僕の対談の様子を以下ご一読ください。

~100th projectに対する想い ~
小柴「みんなお疲れさま! 早速だけど、100thプロジェクトをやってみようと思った理由を教えてください。」
 
水谷「真吾(佐藤主将)と強平(西田副将)が声をかけてくれたのがきっかけだけど、ワセクラ時代の小さい頃見ていた早稲田は強くて、ファンとの交流がすごくあった記憶があるんだよね。そういう早稲田を取り戻して、勝った時に喜んでくれる人が多いほうが良いな!って思ったのがいちばんかな。」
 
緒形 「俺も、水谷が誘ってくれた時に、なんとなくだけど勝つ瞬間を同じ早稲田の人に見て欲しいという漠然とした思いがあった!」
 
児玉 「彰裕(水谷)に誘ってもらったのがきっかけだけど、やっぱり早稲田ラグビー部が好きで、日本一になるに際して、自分に出来ることを何かやりたいと思った。あとは、このメンバーに児玉がいたら、ちょうど良いって言われた(笑)」
 
水谷  「そんなこと言ってないわ(笑)」
 
小柴 「健は?」
 
佐藤 「俺は、100周年の節目にいれるってラッキーだなって思って。すごいザックリだけど、関われたら良いなって思った!」
 
緒形 「みんな違ってみんな良い。」
 
(一同苦笑)


(左:水谷彰裕、右:緒形岳)


小柴「ここで、今年のプロジェクトの目的を教えてもらいたいです!誰が一番思いを言語化出来そうかな…じゃあ彰裕!」
 
水谷「やっぱり、『荒ぶるをより多くの人と共有したい』っていう思いに尽きる気がするね。」
 
緒形 「うん、やっぱりそこに尽きるわ!」
 
水谷「その為に、北風祭をproject委員中心にやらせてもらって、応援部をはじめとした早稲田の団体や、多くのスポンサーの方々、地域のみなさんと一緒になって、一体感を創ることができて、俺らの思いを共有できたと思う。
次は、日本一になって、もう一回多くの人と繋がりたいと思ってる!」
 
児玉「今は多くの人に、俺ら現役のMovingしている様子が少しでも伝われば良いな!と思ってやってる。Instagramの毎日投稿や、応援部との学内で行う壮行会とか色々と企画していて、このような活動を行なって終わりじゃなく、常に一貫した思いを持っていきたい。
今シーズンのスローガンである『Moving』、また、北風祭の時に考えた『逆境の先へ走り続ける』の思いを伝えきれるように頑張りたい。」
 
小柴「そうだよね! やっぱり勝つ瞬間を多くの人と共感したいって思いが根底にはあるよね。」
 
~北風祭を振り返る~
小柴「じゃあ次に、このメンバーで北風祭の全体運営だったりをやったけど、今年の北風祭を運営する上で意識したこととかあれば教えて!」
 
緒形「運動会頑張った(笑)。その中でも、ファンと部員がより繋がることが一番だと思って、ラグビー以外でも部員の姿を見せられるように意識して運営した!」
 
水谷「コンテンツそれぞれの乖離をなくしたことかな。今までは、舞台は舞台で、屋台は屋台!みたいな感じで乖離していた記憶が凄くあった。だからこそ、今年はグラウンドに入ったところから、屋台があったり、ラグビー体験があったりとか、一つの空間で全てを楽しめるようにした。サークルの方々のパフォーマンスをどこにいても見れるような、イベントごとの一体感も追求したことが大きいかな!」
 
佐藤 「俺は、屋台の運営を主にやった!北風祭を通して、また商店街の方々との屋台の運営を通して、応援されるチームになる関係とかは少しでも構築できたと思ってる!その中でも、俺個人としては紅ショウガの乗せ方にこだわりました(笑)」
 
(一同爆笑)
 
佐藤 「そんなに笑うなよ(笑) あとは、ワセクラ時代に北風祭って楽しいイベントだったな!ってことを覚えていて、ここ2年は試合をメインでやっていて、それも悪くはないんだけどなんか楽しい!って感じではなくて…。自分の少年時代を思いだして、楽しい北風祭を作りたい!って思いも凄くあったかな。」
 
児玉「俺は全体的な進行を任せてもらったんだけど、部員をより近くで感じて欲しくて、選手のことをイジりながら伝えたり…。司会進行をしながらでも、部員と子供達とかの一体感を感じることが出来てよかった!」


(左:佐藤健、右:児玉響介)


~北風祭を終え、秋シーズンへ~
小柴「なるほどね! 実際に夏の北風祭を終えて、Instagramの毎日投稿だったり、早大生に少しでもグラウンドに足を運んでもらう為の働きかけをしているけど、ここから早慶・早明・大学選手権と向かっていく中で、次にやっていきたいことは何かな?」
 
緒形 「北風祭までは、僕たち4人の動きであったりが良い意味でも悪い意味でもしっかりと繋がっていて良かったんだけど、最近は、誰が何を担当するかを明確にして、ひとつのゴールに向かっている。
その中で俺は、担当している動画作りについてだったら、体育会動画なら早稲田体育会の仲間が心に秘めている思いや、早稲田としてのプライドを多くの人に伝えたい!って思ったし、部で今作っていこうと思っている動画だったら、部員の根底にある思いとかを、もっと発信していきたいと思ってる。
その発信の連続が、俺らが荒ぶるとって優勝した時に見せたい姿の土台になってるはずだから、今行なっている発信と、最後の日本一をしっかりと繋げるように頑張りたい。」
 
水谷 「プロジェクトをやるにあたって、100周年って事を凄く周りからは言われるけどそこまで意識はしてない。100周年のタイミングで4年生でいられるのはたまたまで、あくまで今年のチームの主将は真吾で、自分たちが4年だから勝ちたい!って思いを強く持ってる。その勝ちたいって思いを、どうやったら自分たちから発信できるかを日々考えてる!俺だったら、応援部やサークルの皆さんと連絡をとり、北風祭に来てもらったり、学内で壮行会を行っていく事によって、ラグビーを知らない人でも、少しでも早慶戦や早明戦、また早稲田のラグビーに興味を持って、楽しんでもらえるような企画を考えて、実行していこうと思っているところかな。」
 
児玉 「俺も、より多くの人に見にきてもらって、日本一になりたい!って思いはもちろんある。
けど、俺の場合は、俺たち4人が選手としてこういう活動をしていく事で、部員の士気に繋がれば良いなって思ってる。最近は、Instagramの毎日投稿に部員を絡めて、自分たちの日本一に対しての想いとかを聞いて、チームのみんなが同じゴールを見やすいように働きかけたりしてる。部員みんなを巻き込んで、それがチームの日本一に向かっていく上での士気が上がっていくことに繋がれば良いなって。
それをしっかりとやっていくことが、日本一になったときに、よりよい景色になる気がする。」
 
佐藤 「俺は、これまで北風祭とかも踏まえて、部全体としても地域のみなさん、OBの方々との一体感とかベクトルがいい感じにまとまってきてると感じているから、そのような人たちをみんな巻き込んで、日本一をなった時に、多くの人と喜べるように動いていきたい。自分も、岳(緒形)と同じく動画担当だから、プレイヤーの俺らにしか伝えることの出来ない4年としての早稲田のプライドとかを、ダイレクトに伝えていけたらなと思ってる。こういうプレイヤーとかがいるんだ!って思ってもらって、それぞれの発信がつながって、ひとつの線になるきっかけづくりをしていきたい。」
 
小柴 「みんなありがとう。いろんな思いを改めて聞けて、みんなそれぞれ違った思いや考えを持ってるなって気づいたけど、根底にある思いは一緒なんだなって思った。
じゃあ、最後にこの主務部屋で言っておきたいことある人いる?(笑)」


(中央:小柴大和)


緒形 「ここからの早慶戦・早明戦・大学選手権と、全て良い試合なので、
皆さん是非来てください!会場に来ないとわからない面白さを伝えていくつもりです(笑)」
 
水谷「最後気合いに走ったね(笑)」
 
緒形「あとはあれかな… この4人のバランスが、丁度いい!俺と水谷はいっつも喧嘩してて、児玉はそれの板挟み(笑) 健は…いないね(笑)」
 
(一同笑い)
 
佐藤「泣くよ…(笑)」
 
小柴「じゃあ、最後に健。なんか言いたいことある?」
 
佐藤「 試合結果にプラスして、僕たちが発信していくことに対して関心を持ってくれたら嬉しいです。そして、1月12日秩父宮で一緒に荒ぶるを歌いましょう!」
 
以上で、対談を終わります。

皆さん、どうでしたか…?
今回の主務部屋を通して、プロジェクトメンバーの思い、また今年のチームがどのようなことを大事にしているかなど、少しでも分かって頂ければ嬉しいです!

以上、主務部屋でした!


左上:水谷彰裕(4年・早大本庄)

右上:緒形岳(4年・新発田)
左下:佐藤健(4年・早大学院)
右下:児玉響介(4年・早大本庄)