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2024
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【部員紹介/第10回】長田智希(4年・CTB・東海大仰星)

早稲田大学ラグビー蹴球部に所属する2~4年生の選手・スタッフが相互インタビューで理解を深める連載企画、第10回は長田智希(4年・CTB・東海大仰星)。

取材:淺沼黎 構成・写真:早稲田大学ラグビー蹴球部広報

チームの先頭に立ち、闘う。

妥協を許さず、自分の物差しを大切にする。今年のチームを引っ張る長田をひと言で表すならこんな男だ。

仰星時代、ラグビーはもとより、勉強も頑張って特進クラスに在籍していた。監督の「生活すべてがラグビーにつながる」という教えを大切にしていたからだし、嫌いなことやきついことから逃げるのが嫌という自分の性格もあった。その姿勢を大学でも貫き、今は教職の勉強もしているという。

「教職を取らない人に比べたら授業はきつくなるし休みの日に学校に行くのは面倒に見えるかもしれないけど、自分は嫌ではない。「人と比べたら」きついだけで、自分としてはきつくないから。人は関係ない。自分の中の物差しを大切にする」

こう語る長田は本当にぶれない芯を持つ人間だと感じる。そして、生粋の負けず嫌いでもある。人生で悔しかった瞬間を聞くと「常に一番最近の負けた試合が悔しい。自分が本気で打ち込んでいるのがラグビーだから。そこから課題を見出して成長していく」と答えた。

高校でもキャプテンとして花園で優勝を経験した長田だが、自分のことは「圧倒的な力はないと思う。だから、周りの仲間を頼っていこうと思う。特に4年生には期待している」と分析している。