早稲田大学ラグビー蹴球部WASEDA UNIVERSITY RUGBY FOOTBALL CLUB OFFICIAL WEBSITE

Beat Up

2024
  • SpoLive

【部員紹介/第12回】小林賢太(4年・PR・東福岡)

早稲田大学ラグビー蹴球部に所属する2~4年生の選手・スタッフが相互インタビューで理解を深める連載企画、第12回は小林賢太(4年・PR・東福岡)。

取材:米田圭佑 構成・写真:早稲田大学ラグビー蹴球部広報

憧れられる存在になる。

小学生の時に観た早明戦。観客で埋め尽くされた国立競技場で、権丈・畠山・五郎丸の4年生を筆頭に、1年生SO山中など新星も活躍した早稲田が明治に50点差をつけて圧勝する姿に憧れた。そこからずっと早稲田が心の中にいた。

中学時代、太陽生命カップの決勝に出場するも台風で試合が中止になり日本一の景色を見ることができなかった。「日本一」の目標を掲げて入った東福岡では2年時に優勝。目標を達成できたことと、シンプルに日本一になれたという喜びがあふれた。しかし、夏の菅平での圧勝などで自分たちの代でも優勝できると自信を持って臨んだ高3の花園では準決勝で敗退。勝つ喜びと勝ち切る難しさが体に刻み込まれた高校時代だった。

自分たちの代での優勝に強い思いがあった反動か、花園終了後、一時的に燃え尽き症候群のようになってモチベーションが下がってしまった時期があり、その結果として高校日本代表に落選する結果になってしまった。自分のメンタルとうまく向き合ってコントロールできなかったこの出来事を小林は最も後悔している瞬間だと語る。

今年成し遂げたいこととしては、「伝統的に「BKの早稲田」を言われ、実際に今年もBKにいい選手が多いことは間違いないが、「早稲田のFWは日本一」と言われるためにチャレンジしたい」と答えた。自身も1番という新しいポジションに挑戦している。戦略的な部分や、自身の幅を広げると同時に強みであるフィールドプレーをより活かすという観点もある。4戦の木村(陽)が3番として非常に伸びていることもあり、昨年までのFWになかったおもしろさが今年のFWに出始めていると感じる。

副将になってチームに与える影響がさらに大きくなったことから、今まで以上に前を向いて動き続ける、しゃべり続けることが重要だと感じている小林はこうも語った。

「自分たちは強い早稲田を見てきたことで憧れを持つようになり、早稲田に入学してラグビーをしている。今度は自分たちが強い早稲田を見せることによって小さい子供たちから憧れられる存在になりたい」

あの日観て憧れた早稲田は圧倒的だった。自分たちもそうなるため、今日も最前線でチームを鼓舞する。