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2023

【部員紹介/第33回】木村陽季(4年・PR・早稲田実業)

早稲田大学ラグビー蹴球部に所属する24年生の選手・スタッフが相互インタビューで理解を深める連載企画、第33回は木村陽季(4年・PR・早稲田実業)。

取材:遠山拓 構成・写真:早稲田大学ラグビー蹴球部広報


唯一真剣に取り組んだもの。

1でラグビーを始めた。家の近くに田園ラグビースクールがあり兄が通っていたから。両親がラグビー好きだったわけではない。小学校の時からFWで中学からはPR。昔から体が大きかったからだ。小学校、中学校まではなんとなく活躍できた。中学の終わりに体の成長が止まって、焦りを感じる。身体能力に対する自信のなさは、今も昔もある。その分、自分にできることを精一杯やるという気持ちも。

早稲田に絶大な憧れはなかった。実際、高3の時に入部を少し迷った。留学にも興味があったから。けれど、早稲田でラグビーができるのは今だけと思い、入部を決めた。高3の花園予選都大会決勝で目黒に完敗し、ここでの悔しさがその後の入部のきっかけのひとつにもなった。

今年はアカクロを着て活躍したい。そのためにはとにかくスクラムの強化。体を強くして、8人でのコミュニケーションを密にする。東海戦を経て感じたことは、Aの試合に出るという意味。チームを背負っている重圧、ひとつのミスに対する重みを感じた。早稲田の代表としての重みを試合に出てみて感じた。A戦は遊びじゃねえ。

そして、最終学年として後輩にいろいろ伝えたい。1年の時に親しくしてくれた先輩のような存在になりたい。ラグビーのことだけではなくて、大学生として感じた後悔や、自分がやり残してしまったことを伝えたい。

いい意味で適当に、肩の力を抜いて生きてきた。今までの人生で、唯一真剣に取り組んだものがラグビーだった。だからこそ、ラグビーは自分にとってのアイデンティティー。ラグビーがなければ、今の自分はない。そして、早稲田のラグビーを経験することで、荒ぶるへの憧れが芽生えた。目指すものが見えた。