早稲田大学ラグビー蹴球部に所属する2~4年生の選手・スタッフが相互インタビューで理解を深める連載企画、第34回は永嶋仁(2年・FL/NO8・東福岡)。
取材:山野裕都 構成:早稲田大学ラグビー蹴球部広報 写真:早稲田スポーツ新聞会
日々出し切る。
ラグビーがずっと好きだった。大学でもきっとどこかでやっているはず。なにより憧れでもあった兄(一光・2020卒)が早稲田大学を志すと知り、自分も早稲田に入ろうと決めた。
しかし、自分は早稲田大学から推薦をもらえなかった。
そのため、人一倍勉強する必要があった。練習が終わった後に塾に駆け込み時間ギリギリまで勉強した。受験当日は花園予選の決勝と重なり、大事な試合をチームに託して受験を受けることにもなった。そんな状況だったので、早稲田大学の合格がわかった時は本当にうれしかった。
今年の目標はアカクロジャージを着て試合に出ること。そのために、毎日の練習を出し切る。春の東海との試合の終盤で出し切れず自分に負けた。そうならないように日々出し切ることを意識している。
そして、チームのためには自分が成長することが大切だと思っている。体を大きくするのも、プレーの面でも成長すること、あらゆる面で強くなることがチームのためになる。たとえ自分がAの試合に出られなかったとしても、Aチームの練習相手として強くなることもチームのためになると考えている。
早稲田とは憧れ。兄がいたから行きたい気持ちが強くなった面はあるが、兄がいなかったとしても自分は早稲田を選んでいた。憧れの場所で、出し切りたい。