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2024
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【部員紹介/第43回】宮下龍樹(4年・FL/WTB・茗溪学園)

早稲田大学ラグビー蹴球部に所属する2~4年生の選手・スタッフが相互インタビューで
理解を深める連載企画、第43回は宮下龍樹(4年・FL/WTB・茗溪学園)。


取材:河村謙尚 構成:早稲田大学ラグビー蹴球部広報 写真:鳥越裕貴

誇りのために、出し切る。

高校時代、2年生までスタメンだったのに最後の花園で後輩にポジションを奪われた。花園に出られないまま高校生活が終わったことによる不完全燃焼。それが悔しくて大学でもラグビーを続ける決意を固めた。

大学に入学後、新しい環境に戸惑って積極的なプレーができない時期を過ごした。ボールキャリーが得意だったが、大学の確立されたアタックシステムの中で、ミスをしないように消極的なプレーをしている自分がいた。最初からもっと自分のプレーを出せていれば、その後の立ち位置も違う結果になっていたのではと今も後悔している。
これまでの時間、後悔もあるが確かな成果も得た。苦手だったタックルを克服するため、日々の練習後に先輩と個人練習をすることでスキル向上に努める。その結果、3年生からは大きな相手にもきちんとタックルに入れる自信がつき、チームに貢献できると確信するようになった。

最終学年の今年、規律や細かな部分など誰にでもできるところを誰よりも厳しくしている。
凡事徹底。その先にアカクロを着て試合に出るという目標達成があると信じている。
今までの人生で頑張ってきたこと誇りに思うことが、早稲田ラグビー部で過ごした時間
だった。これをより確かなものにするため、最後まで出し切りたい。