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2024
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トレーニングマッチ/九州共立大学戦観戦記

照りつける日差しに肌を焼かれる中、早大Cは九州共立大とのトレーニングマッチに臨んだ。40分×3本という形式で行われた本試合。早大Cは1本目で大きく点差をつけられる。2本目には連続でトライし一時追いつくものの、自陣でのミスからの失点が響き38-64で敗北した。

ゲインラインの突破を図る玉川皇一(創理2=東京・青山学院)

1本目は序盤からセットプレーのミスとペナルティーによって自陣でのプレーが多くなる。ゴール前で九州共立大の猛攻に耐える早大Cだったが、13分にモールから相手のフッカーに持ち出されトライを許す。しかし16分、敵陣22メートルでのラインアウトから速いテンポでフェイズを重ね、ゴール前まで迫る。内返しを受け取ったフランカー玉川皇一(創理2=東京・青山学院)がゲインラインを割り、フォローについていたSH清水翔大(文3=東京・早実)がトライを決めた。流れに乗りたい早大Cだったが、その直後に奪われたノーホイッスルトライを皮切りに計3トライを連続で奪われた。ペナルティーとタックルミスで攻撃の時間を確保できなかった1本目は7-26で終えた。

見事なランで相手を引き離す鈴木寛大(スポ1=岡山・倉敷)

2本目は早大Cのノーホイッスルトライから始まった。ハイボール処理を起点に、フォワードのワンパスでNO8山本竜大(教2=東京・早実)が抜け出すと再び清水がボールを受け取りトライを挙げた。12分にさらにトライを追加すると、続く16分、ラインアウトからテンポの速い攻撃でグラウンドの幅を大きく使い、ゴール前まで迫るとプロップ竹内晴(文構1=東京・早実)がインゴールを叩き割り試合を振り出しに戻した。しかし、30分に自陣ゴール前で九州共立大の激しい攻撃を耐えきるものの、直後のラインアウトのミスからトライを許してしまう。2ハーフ目終了間際にもトライを奪われ、26-38で終了した。

素早いステップで相手を翻弄する森田倫太朗(スポ1=兵庫・報徳)

逆転を狙う3本目、2分にラインアウトからフォワードを縦に当てゲインを重ねると、ゴール前でSO大賀雅仁(スポ1=神奈川・桐蔭学園)が裏に短いキックを上げ、自分で直接キャッチしトライを挙げる。しかし、8分にフォワードを縦に当てる攻撃でインゴールを割られると、セットプレーのミスから自陣でのプレーを強いられる。20分に九州共立大のラインアウトのミスからフランカー山下広一朗(創理2=東京・早大学院)がタックラーを引きずってゲインし、パスを受けたSH糸瀬真周(スポ2=福岡・修猷館)がインゴールを駆け抜けたが、26分にトライを奪い返され点差を縮めることができない。セットプレーの精度とペナルティーに足を引っ張られ、最終局面で2トライを奪われた本試合は38-64での敗戦となった。

速いテンポの攻撃でゲインを重ねトライを奪う場面が見られたが、タックルミスやペナルティー、セットプレーのミスで流れを作れない状況が続いた試合であった。ゲームキャプテンを務めたフランカー宮本大生(文構4=埼玉・早大本庄)は「ピンチやチャンスの場面でのミスが起きてしまい、ゲームを支配し切ることができなかった」と振り返った。「負け試合が続いているので、切り替えて早稲田らしい試合をして勝ち切りたい」と山本が意気込むように、本試合での課題を修正して早稲田らしい貪欲なラグビーを見せられるか。春シーズンも折り返し、次の試合に注目が集まる。

記事:原旺太 写真:戸祭華子(早稲田スポーツ新聞会)