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Beat Up

2024

新人試合 慶應義塾大学戦/観戦記

強い日差しが照りつける中、25分ハーフで50分間行われた新人早慶戦。1週間前に新人早明戦で勝利を挙げたルーキーたちは「接点で圧倒する」ことをテーマに試合に臨んだ。前半は序盤に慶大の猛攻を受け自陣での時間が続くも、前に出るディフェンスでプレッシャーをかけ無失点に抑える。攻撃ではパスやテンポで高い精度を見せ、4本のトライを挙げ試合を折り返した。後半は立て続けに2トライを奪われるが、グラウンドの幅を大きく使った攻撃で得点し流れを断ち切る。終了間際にもトライを決め、40-12で勝利を収めた。

ゲームキャプテンを務めたLO小林

序盤は慶大ペースで試合が進んだ。5分には自身のペナルティーからゴール前まで迫られるが、早い出足のディフェンスで突破を許さず相手のミスを誘発し危機を退ける。その後も集中力を欠かさない守備を見せると、10分に敵陣でのラインアウトを獲得する。FWを縦に当て起点を作り、ショートパスやオフロードで外へ展開。大外でパスを受けたWTB西浦岳優(社1=東福岡)が抜け出し先制トライを挙げた。続く13分、自陣でのスクラムからCTB藤井雄士(社1=北海道・札幌山の手)が強い当たりでゲインラインを押し上げると、ディフェンスのギャップに走りこんだNo.8多田陽道(商1=東京・早実)がブレイクしそのまま独走トライを決めた。勢いに乗った早大は直後のリスタートからも素早いテンポで外に展開する。大外でボールを持ったWTB西浦が快走し再びトライラインを駆け抜けた。終了間際にはラインアウトからモールを仕掛け、HO小笠原正義(商1=東京・早実)がグラウンディングし得点。28-0で前半を終えた。

2トライを奪う活躍を見せたWTB西浦

後半は慶大のトライから始まった。3分、自陣でのラインアウトで反則を起こすとクイックで攻められる。粘り強くディフェンスを続けるも、フェイズを重ねるにつれてディフェンスにギャップが生まれトライを奪われた。対する早大はパスミスから攻撃に勢いが出ず、攻めきれない展開が続く。10分にはディフェンスの出足が弱まり、自陣ゴール前まで侵入を許すと慶大FWに押し込まれトライラインを割られた。早大が持ち直したのは15分。ラインアウトからグラウンドの横幅を大きく使って攻撃を展開。2分間にわたって粘り強く攻め、最後は飛ばしパスを受けたWTB山下恵士朗(スポ1=早稲田佐賀)がトライを取り切った。このトライで相手の勢いを削いだ早大は敵陣でプレーを続け、終盤にダメ押しのトライを挙げノーサイド。40-12で新人戦に白星を飾った。

ディフェンスラインを突破するNo.8多田

先週の新人早明戦に続いて勝利を収めた本試合。グラウンドを大きく使った早大らしいアタックや、前に出る鋭いタックルで慶大を圧倒した。ゲームキャプテンを務めたLO小林光晴(文1=福岡)は「もっとレベルアップして上のカテゴリーで活躍し、赤黒を着て『荒ぶる』に貢献できるように頑張ります」と語った。貪欲な姿勢で『荒ぶる』を狙う、未来の赤黒戦士たちの活躍に注目だ。

記事:原 旺太 写真:清水浬央(早稲田スポーツ新聞会)