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対帝京大 歓喜の連覇!汝らの平和は勝利にあれかし

2009/01/11


 やばいっす、マジやばいっす! 2009年1月10日、そこには言葉にならないものすごい世界が待っていた。心の底から誰もが叫び、そして泣いた。国立に響き渡る歓喜の『荒ぶる』。その旋律はこの上なく美しく、そこには『豊田組』のこの1年、歩みのすべてが詰まっていた。「夢のなかにいるようです。何かフワフワしてました。『荒ぶる』を歌えれば、後は本当にどうでもいいと思えてくる。僕たちにとって、『荒ぶる』とはそれくらいのものなんです…」(主将・豊田将万)。
 決戦を迎えるまでのプロセス、準備は万全だった。中竹監督以下コーチ陣、学生の間で高度に共有された頂点へのイメージ。ワセダとしてのやるべきこと、今年の勝ち方、対帝京、犯してはならないタブー。「テーマは『ワセダ』だ。苦しくなったらワセダと叫んでプレーしよう。俺たちには『荒ぶる』がある。ワセダらしく勝とう。自信と誇り、俺たちの信念、俺たちの当たり前…」(中竹監督)。サントリー・清宮監督も太鼓判、これまでの流れを鑑みるに、どう考えても勝つのはワセダだと自信を持てた。
 14:10、白雪はないけれど…『北風』のただなかにキックオフ。すべてを懸けた集大成の80分は、『豊田組』この1年の歩みと見事なまでにシンクロした。低空飛行、春シーズンのもたつきを思い出させるような序盤(手探り、ひとまずは我慢)。勝ち続けた夏~秋、自分たちの形を見つけ、エンジンが掛かり始めた中盤(ダイナミックチャレンジ!)。そして、再度立て直し、ゲームを決定的なものにした終盤(爆発!)。加えて最後の最後のツメの甘さ…。ハラハラ、ドキドキ、でもどこかワクワク。やっぱり決勝はチームの総力、その1年がクッキリと表れる。『豊田組』は最後まで「らしく」、見るものの心を引きつけた。
 そして何と言っても、ワセダらしさ、『豊田組』を象徴したのは、前半終了間際に見せた、これでもかのスクラム選択。3-3。決勝戦。定石では、手堅くゲームを進めるならショット。当然首脳陣の願いも3点。しかし…、『豊田組』には一般論、そんな常識は通用しない。3点より7点。迷いなくスクラム選択。何と言われようが、それが俺たちの信念。これぞ成長の証?「やってるのは俺らやから」(FB田邊秀樹)理論。まさにハイリスク・ハイリターン、スーパー『Dynamic Challenge』。どよめくスタンド。このスクラム選択の瞬間、中竹監督は居並ぶコーチ陣を説き伏せるように呟いた。「信じよう!」。そして、生まれた豊田将万のあのトライ。キャプテンが~というところに大きな意義アリ!『Dynamic Challenge』の結実。この瞬間、ワセダの勝利は決まったも同然だった。「今日は『Dynamic Challenge』にふさわしい試合だったし、その言葉にふさわしい1年だった。この言葉があったから、こうして勝つことができた。できすぎ、作られたストーリーみたいと言うけど、自分はもう必死でしたよ、常に…」(中竹監督)。
 『Dynamic Challenge』の結実―。言葉にすれば簡単も、思い起こせばこの1年本当に色々なことがあった。何であんな男をキャプテンにしたんだ。今年のワセダは終わってる。そんな声を聞くことは日常だった。「中竹、辞めろ!」「中竹、死ね!」。至近距離でそう罵声を浴びせられたことさえもあった。辛い、苦しい、過去経験したことのないような逆境…。それでも、豊田将万は、中竹竜二は強かった。自ら厳しい道を選び続け、最後まで信じた道を貫き通した。そして掴み取った歓喜の『荒ぶる』。それはワセダがワセダであったことの証。順風満帆でなかろうとも、数多の非難にさらされても、手にした『荒ぶる』は美しく、『豊田組』はやっぱりワセダそのものだった。90thメモリアル、『豊田組』はもうひとつの『レジェンド』として、栄光の歴史にクッキリとその名を刻んだ。
 『豊田組』には『鉄笛』創刊号(大正14年5月15日発行)に記された、哲学者・ニーチェのこの言葉がよく似合う。「汝らの平和は勝利にあれかし」―。『豊田組』、日本一!豊田将万、あなたは日本一のキャプテンです!


<掴み取った『荒ぶる』!学生たちに最大の感謝を表す中竹監督>
「今日は最初から厳しい試合になるだろうと思っていましたし、ミス、ペナルティをなくして、いかにして点を取るかを考えてました。今年はディフェンスでチームを組み立ててきたので、いかにして帝京に攻めてもらうか。でも、帝京は攻めてはこない。学生にはラグビーができる時間は少ないよ、だから勝つためにリスクを取ろうと言いました。今年はこんなことするの?、こんなところからいくの?とバカにされるような選択をしてきましたから。個の力は帝京さんの方が上。決勝で勝つために『豊田組』がこの1年間やってきた、プロセスをだそうと。昨年の倍苦労した分、今年は倍嬉しいです。スクラムに関しては、対抗戦のときはやられてはいましたけど、見直すと勝っている部分もありましたし、終わった今だから言えますけど、試合前から相当自信がありました。帝京さんにシンビンが出ていなくて、同じ人数だったとしてもやれると思ってました。色々な失敗をして、変わることができました。やられるときのパターン、よくないイメージを理解して、色々な方に支えられて、明らかに修正できた。そう感じていたので、いいスクラムを組む自信がありました。変わったところは…、スクラムのスキル、スクラム論になるので。(アップはどう見たかの問いに)アップは…、まぁ、いいアップだなって(笑)。学生たちはすごく落ち着いていました。関東戦、東海戦のときの方が、目の色が変わって、激しくやってやろうって雰囲気はあったかなと。で、4年生がダミーを持った瞬間スイッチが入った。ここ数年で1番いいアップだなって。まぁ、アップはアップなんですけど(笑)。(主将としての豊田を評しての問いに)これは難しいですね…。1日掛かりますよ(笑)。彼をキャプテンにして、それに一番ふさわしいスローガンとして『Dynamic Challenge』という言葉を選んだ。一番は、一般的なキャプテンシーを出そうとすると、豊田自身にとってもよくない。豊田は自分が出会った人間のなかで、人に対して一番温かい男です。でも、そこにスイッチが入ってしまうと、チームもひとつにまとめよう…という風になってしまう。その結果が帝京戦のあの負け。あの時期は豊田がキャプテンらしくなってしまった。そうなってはダメなんだと、どこかでそれを経験しないと爆発できない。僕自身はそう考えてました。豊田は辛かったと思いますけど、よくそれを乗り越えてくれたと思います。豊田に言い続けていたことは、暴言を吐け、チームの輪を乱せと。実際、死ね、帰れとメンバーに向かって言っていたこともありますけど、これが豊田なんだと。僕は自信がありました。たとえ雰囲気が悪くなったとしても、それでいい。メイジにも負けて、2敗したところで、周りもそれが分かって、チームは変わったと思います。それでいいんだと。その結果、今日の試合では豊田が1番暴れて、トライもして、これは彼の天性の力です。人に優しく、素直で純粋、誰よりも喜びを表現する。1年間、見本を見せてくれたキャプテンです。豊田を主将にすると決めたとき、権丈以上のキャプテンにすると言ってやってきましたけど、実際そうなったと思います。権丈、ごめんって感じですけど(笑)。<以上記者会見>いやぁ、もう本当に嬉しいね。昨年はホッとした感じ、勝つ前提ですべてが進んでいて、やっとという感じだったけれど、今年は違う。彼らを信じて、彼らも自分自身を信じて、掴み取った勝利。今年は自分たちで取りに行ったという『荒ぶる』です。豊田の隣で歌った『荒ぶる』はもう最高だった。本当に素晴らしいキャプテンだなって。権丈ごめんというのは…、まぁキャプテンのしての爆発的な力は超えたということ。これは、いい悪いではなくてね(笑)。2人とも優勝キャプテンですから、素晴らしいですよ(笑)。胴上げの瞬間は、もうただただ感謝、みんなありがとうって。俺がみんなを胴上げしてあげたいくらいだった。アップで4年生がバックを持ってくれたのは、自然の流れ。その自然というところがよかったなと思う。ああいうのは、用意していたものではないところがいい。今年は創部90周年だったけれど、その節目の年に勝つことができたのは、クラブにとってすごく大きい。色々なジンクスが言われていたけど、負のジンクス来い、来いと思ってた(笑)。2敗した年はどうとか、すべてを今年で覆すことができてよかった。今日は『Dynamic Challenge』にふさわしい試合だったし、その言葉にふさわしい1年だったと思う。この言葉があったから、こうして勝つことができた。できすぎ、作られたストーリーみたいと言うけど、自分はもう必死でしたよ、常に(笑)」


<やばいっす!信念で『Dynamic Challenge』を貫いた主将・豊田将万>
「相手が帝京さんに決まった日から、すごいチャンスが巡ってきたと、ずっとワクワクしていました。途中でしんどいこともたくさんありましたけど、中竹さんとなら乗り越えられると思いましたし、みんなも背中を押してくれたので、乗り越えることができました。スクラム選択については…、まぁ3点より7点の方がいいかなって(笑)。試合の展開については、入りは相手も強いですし、体も大きいですし、元気なうちは前にでることができませんでしたけど、徐々に慣れて、ワセダもしっかり戦えたと思います。ディフェンスをしていても取られる気はまったくしなかったですし、大丈夫だって。敵陣のチャンスでどうするかをみんなで考えてました。トライもそうして落ち着いてプレーしていたなか、取れたと思います。自陣から点を取ってやろうだなんて思ってなかったですし、敵陣に行ってスコア、自陣ではディフェンス。落ち着いてプレーできました。アップは…、行く前はみんなイライラしてましたね。僕が何を言っても、みんな帝京のことしか頭になくて、これはダメだって(笑)。宮澤とか目がおかしかったですから。けど、4年生がバックを持ってくれたことで、変われたのかなと思います。<以上記者会見> やばいっす!マジやばいっす!(笑)。今日は自分が2つトライを取ることができましたけど、あれはスクラムを安定させてくれたりしたみんなの力があればこそです。僕ひとりの力ではありません(清宮監督の言葉を借りれば、「過去8年の決勝でもっとも活躍したキャプテン」!)。今日は帝京という強いチームと決勝を戦えて幸せでした。帝京がいたから、あの負けがあったから、僕たちはここまで来ることができた。帝京のみなさんには本当に感謝しています。あのスクラム選択は、僕たちの信念です。あれが『Dynamic Challenge』。瀧澤がメチャメチャ組みたそうな顔をしていたので、じゃあスクラムって。そこでいいスクラムを組んでくれて、瀧澤も顔を上げたらトライで最高と言ってくれて、嬉しかったです。今日はみんなで話していたとおりに、ワセダらしさを出せたと思いますし、僕たち『豊田組』らしさも出せたと思います。最後に取られるところも含めて(笑)。結果、『荒ぶる』を取ることができて本当によかったです。『荒ぶる』を歌っているときは、夢のなかにいるようでした。何かフワフワしてました。『荒ぶる』を歌えれば後はどうでもいいと言ってきましたけど、本当にもうどうでもいいです(笑)。それくらいのものです。僕の2009年は終わりました、10日で(笑)。本当にキャプテン冥利につきますね。勝った今だからこそ、言えるんですけど(笑)。『豊田組』は…、勢い9割、スキル1割でした(『佐々木組』は勢い8割、スキル2割でした…)。最後はもう勢いだけです。今宵は同期と、中竹さんと、斉藤さんとともに素晴らしい時間を過ごそうと思います。ワセダのキャプテンをやって本当によかったです。みんなもそう言ってくれて、本当に嬉しかったです。最高の仲間です。今日はその喜びを噛み締めつつ、何度も『荒ぶる』を歌います」


<本日の『Dynamic Challenger』!最後の最後に魅せた副将・瀧澤直>

「もう最後です。もう今日で最後かもしれません(笑)。とにかく嬉しいです。僕が何をしたわけではないですけど…。スクラムに関しては…、もう止めればいいというあれだったんで(笑)。いいのか、悪いのか、よく分からないですけど、最低限はクリアしたかなって。帝京はスクラムで取る、プレッシャーをかけるという計算だったと思うんですけど、それを思いどおりにさせなかった。その意味では、フロント的にもリベンジ?できたんだと思います。相手の3番が替わっていたとはいえ、1本ターンオーバーさせて頂いた。あのとき、会場がざわついたじゃないですか?、あれを楽しみにしていたので(笑)。よかったなって。『荒ぶる』を歌っているときは、何も考えてなかったです。ただただ嬉しかった。もう全力で歌ってました。今年は自分にとってラストチャンス。本当に色々ありましたし、順風満帆でなかったなか取った『荒ぶる』というのが、本当に嬉しいです。リーダー冥利につきます。豊田のトライは自分のトライ以上に嬉しかったです。スクラムを安定させて、豊田にトライを取らせたいとずっと思ってやってきたので。それが現実のものになって、本当に嬉しかったです。日本選手権は…、ないですよ、ハハハッ(笑)<→ 決勝当日、某メディアに「出ない」と断言したと出てしまい…、困惑?>」


<ワセダの鏡!シーズン通して体を張り続けた副将・長尾岳人>

「いやぁ、優勝したぞって感じです。『荒ぶる』を歌っているときは、これまでの4年間を思い出そうと思ってたんですけど、いざ歌うときは真っ白になってしまいました(笑)。昨日、マサを男にしたいから、中竹さんを男にしたいから体を張ると決意表明で言いましたけど、僕はバイスとしてこの1年、常に体を張ることを意識してやってきたつもりです。それが実際できていたかどうかは、周りが判断することです。ただ、自分なりにそう思い続けてきたことが、優勝に繫がったのかなと思います。バイスキャプテンになったばかりの頃は、自分に何ができるのか、どうしたらいいのか。そういった役職につくのは初めてだったので、悩んだり、しんどかったこともありましたけど、中竹さんも、マサも、タッキーも、お前はプレーで見せてくれたらいいと言ってくれて、それでだいぶ楽になりました。こうして『荒ぶる』を歌うことができて本当によかったです。アップで4年生がバックを持ってくれたのにはビックリしました。気持が入りました。やばいです、あれは(笑)。マサは普段はホントにふざけた奴ですけど(笑)、ラグビーになったらあんなスゴイ奴、あんなスゴイキャプテンはいないと思いますし、今日みたいなプレーができるのが『豊田組』の強みです。その強みが出て今日勝てたと思います」


<マジやばい!最後まで別次元であり続けたフッカー有田隆平>
「メッチャ嬉しいです。けど…、もし負けたら死のうと思いました…。最後の最後にみんなにすごく迷惑をかけてしまって…。本当に申し訳なかったです。ポイントに挙げられていたスクラムは、よかったと思います。僕が若干やられていたんですけど、瀧澤さん、シャイさんが助けてくれて、ターンオーバーまでできて、本当に嬉しかったです。今日こうして『荒ぶる』を歌うことができて、最後の最後に最高の形で終われて、最高だなと。自分たちの代でも今日のように『荒ぶる』を歌いたいと、強く思いました。4連覇ってまだ一度もないんですよね?、もしそれが自分たちの代で達成できたら嬉しい…、というか絶対にします!豊田さん、最後の最後にすごかったですね。大爆発してくれてよかったです。僕にとっては、キャプテンだけど、キャプテンじゃない。自由にやらせてくれて、本当に頼もしい先輩でした」


<この日のMVP?スクラムで文字どおりチームを支えた山下高範>

「いやぁ、もう最高です。早明戦ですごく辛い思いをして…、あのときは本当にしんどかったです。フロントみんなですごく辛い思いをしました。でも、最後にはBKにいい球を供給することができて、『荒ぶる』を歌っているときは、そのことを思い出してました。スクラム、よかったです。コーチの方々が大丈夫と言ってくださってましたし、関東戦、東海戦を経て、自分自身も絶対にいけるって。自信が確信に変わって、今日臨むことができました。フロント的には最高に気持いいです(笑)。帝京さんは日本一のスクラムと言われてきて、プライドがあったでしょうし、対抗戦でもワセダを押して、今日のプランもスクラムで崩す。でも、そうさせなかったですし、逆にワセダはスクラムからトライを取った。最高に嬉しいです。勝った瞬間はまだ『荒ぶる』を取ったという実感はなかったんですけど、豊田のソロを聞いて、本当に自分たちは取ったんだって。これ以上の喜びはないです」


<進化の1年!集大成でグッドパフォーマンスを見せたロック中田英里>

「今日はチームが勝つこと最優先で、とにかく自分にできることをやろうと思ってました。けど、僕は全然何もしてない…。帝京はスクラムが強くて、それに押されないように、そこだけに懸けて、9割くらいエネルギーを使ってしまって、何もできませんでした。昨年は歌わせてもらった『荒ぶる』という感じでしたけど、今年は本当に取った、自分たちで手に入れたという感じです。歌っているときは、本当に嬉しかったです。今年はU20やケガで、実際にワセダでラグビーをした時間は短くて、あっと言う間でした。帝京に負けて、すごく悔しい思いをしましたし、自分自身スランプにもなって、しんどかったです。けど、それを乗り越えて今日こうして勝つことができた。最高に嬉しいです」


<強さと激しさ!苦難を乗り越え見事に甦ったロック橋本樹>

「本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。シーズン中、チームとしても、僕自身としても色々あって、苦しい時期もありましたけど、それを乗り越えて、こうして優勝できて、本当に嬉しいです。『荒ぶる』はもう興奮して無我夢中でした。何も考えられませんでした。4年目で歌う『荒ぶる』はやっぱりこれまでと全然違います。試合で感じるプレッシャーも今年は別次元でしたから。すべてが終わっても泣かないと思ってたんですけど、いざ『荒ぶる』を歌ったら、泣いてしまいました(笑)。今日は自分らしく、そしてチームとしても強みをだせたと思います。今夜は…同期とたくさん飲みます(笑)」


<やっぱり『超センス』!1年間チームの核であり続けた小峰徹也>

「いやぁ、やってしまいましたね(笑)。『荒ぶる』、最高です。パねーっすね(笑)。もう歌っているとき、本当に日本一になったんだって。昨日の夜、これまでのことを色々思い出してたんですけど、泣いてしまいそうになったので、途中で止めて寝ました(笑)。1年の集大成としては、たくさん抜かれてしまいましたし、よくないところもありましたけど、最後は勝てばいいでしょって(笑)。開き直りです。日本一はやっぱり最高ですね。豊田との兼ね合いについては…、僕は僕の仕事をしたまでです。けど、最終的に暴れてくれてよかったなと。ここに一貴がいたらもっと最高だったんですけど。1年間、怒られ散らしました(笑)。ブレザーで歌う『荒ぶる』と、赤黒を着て歌う『荒ぶる』では、やっぱり全然違います。鉄笛にもずっと赤黒を着て歌うと書き続けてきて、今日こうして実現できて本当によかったです。今日の夜どう過ごすかは、オフィシャルな場ではとても言えないです(笑)。たくさん飲みます」


<リアルタックラー!ワセダのフランカーを見事に体現し続けた中村拓樹>
「昨年はグラウンドに立つことができなかったので、今年の『荒ぶる』は一段と嬉しいです。歌っているときは、もう何も考えられなかったです。とにかく嬉しい。それだけで、あとは無でした(笑)。試合の展開としては、帝京がスローテンポを志向していたこともあって、ボールが動いている時間が少なくて、実質30分くらいしかラグビーをしてないという感じで、アッという間でした。自分はもっとタックルにいかないといけなかったんですけど、そういうシチュエーションはあまりなかったです。最後に攻められたところ、あのしんどいところでタックルにいけるようにならないとダメですよね…。今シーズン、Aチームで使ってもらえたことはすごく嬉しかったです。1試合1試合、中竹さんが自分に求めていることを言ってくださったので、それをしっかりこなして、+アルファできるようにと思ってやってきました。まだまだ心配をかけてしまっているので、もっともっとがんばらないといけないんですけど…。豊田さんが強いというのはずっと分かってました。でも、キャプテンとしてまとめよう、まとめようとして、窮屈なのかなって。なので僕と小峰さんでやって、暴れてもらいたかった。小峰さんがリーダーシップを取ってくれて、僕自身もやりやすかったですし、今日豊田さんも爆発することができた。小峰さん、豊田さんと3列できて最高でした。本当に頼もしかったです」


<有言実行!ワセダのSHとしての責任をまっとうした榎本光祐>

「もうめちゃくちゃ嬉しいです。僕は夏合宿ではDチームだったんですけど…、そのとき中竹さんが、Dにいるにも関わらず、お前が活躍したらワセダは日本一になれると言ってくれたんです。それを聞いたとき、この人正気かって。そのとき、僕も中竹さんに何か言い返してやろうと思って、日本一のSHになりますって。そこからはそれだけを考えてやってきましたし、実際こうなって嬉しいです。夏は本当にしんどかったですけど、励ましてくれた4年生、色々な人が背中を押してくれて、『荒ぶる』を歌っているときは、そのことを思い出していました。(BKコーチの)隆介さんには…、自分にダメなところがたくさんあったから、使ってくれなかったと思うんですけど、最後は本当に嬉しかったです。隆介さんには、本当に感謝しています。僕と山中で日本一のHB団になることができたので、これからもふたりでやっていけるように。ワセダのSHは~ということは、常に頭にありました。春に矢富さんが来てくださったとき、ふたりで1時間くらい話をしたんです。気持の部分の話とか、みんなが出してくれた球は絶対に捌け、それがワセダのSHだって。これからも常にそこを追及していこうと思います」


<喜び爆発!この1年数多の苦境を乗り越えたSO山中亮平>

「率直に言って…、めっちゃ嬉しいです(笑)。負けたときのこと、辛かったこと、悔しかったことを思い出しながら、『荒ぶる』を歌ってました。1年間、色々とありましたけど、『荒ぶる』を歌ったことですべてが吹き飛んだと思います。昨年の『荒ぶる』とはまた全然違うものでした。今年は負けたり、すごく悩んだり、辛いこともたくさんあったので。最後にこうして『荒ぶる』を歌うことができて、本当によかったです。この1週間、仕掛けの部分を色々とコーチ陣に修正して頂いたんですけど、ある程度は出せたと思います。ディフェンスに関しても、まあまあだったかなと。機会はあまりなかったですけど。地域の取り方、アタック、今日は大体思っていたとおりに試合を運ぶことができました。今年はチームも、自分自身も、色々な経験をしたので、それをこれからに生かしていきます」


<ザ・エース!そのトライでチームに勝利をもたらし続けた中濱寛造>

「もう最高ですね。一度負けていた相手にリベンジしての優勝。メチャクチャ嬉しいです。『荒ぶる』を歌っているときはもう無心でした。何も考えられない感じで。渉太さんとは…、試合が終わってからも色々な話をしました。アップで、見てるからなと言われたときには涙が出てきました。試合内容的には前半完璧なディフェンスをしていたにも関わらず、後半いかれてしまって、よくなかったですけど、まぁ勝ったので。残りあと2年、ここまで負けなしできているので、このまま4連覇します!」


<1年間フル稼働!見事にその責務を果たしきったCTB宮澤正利>

「最高ですね、ホントに。昨年歌った『荒ぶる』とは全然違います。出て歌うのと出ないで歌うのではまったく別物。今年は春からずっとAで使って頂いて、『豊田組』への思い入れもすごく強かったので、本当に嬉しいです。歌っているときは何も考えてませんでした(笑)。歌詞を間違えないようにって(笑)。個人的には連覇という感じはしません。自分にとっては今年の、『豊田組』の日本一という感覚です。あと2年、何とか4連覇したいと思ってます(笑)。自分自身ももっともっとできると思うので、来年はさらに活躍して、ちびっ子ラガーたちに夢を与えます!」


<やはりこの男!沈黙からついに目覚め爆発したWTB早田健二>

「もう本当に嬉しいです。選手権に入ってから、本当に自分が不甲斐なかったので、今日は自分から取りに行く、ガツガツいってやろうと決めてました。自分らしいプレーができてよかったです。春にケガをしてしまって、焦りとか、不安とか、悩んだ時期もありましたけど、今日『荒ぶる』を歌うことができて、すべてが吹っ飛びました。渉太さんとも隣で歌うことができて、本当に嬉しかったです。今日は渉太さんのためにも絶対に走るつもりでした。渉太さんだったら勝てたとは言われないように。思いを込めて、寄せ書きにも『渉太』と書きました。あと1年ありますけど、まぁひと段落したら、切り替えて、落ち着いて考えます」


<まさに救世主? その存在感でチームを頂点に導いたFB田邊秀樹>

「1回負けた相手に勝つことができて、『荒ぶる』を歌えて最高です。歌っているときは…、シーズンがどん底からのスタートで、チームに貢献したくてもできない時期が長くて、それがすごく悔しくて…、でも色々な人に支えてもらって、こうしてこの舞台に立つことができた。本当によかったと思いました。とりあえずのところは、恩返しできたかなと思います。試合を振り返ると、前半風上にも関わらず、自陣に釘付けの時間が長かったですし、100%思い描いたようにはならなかったなと。正直、焦りもありました(と、言いながら、後半のエリアの取り方、キック合戦の制し方は秀逸!)。そこで流れを変えてくれたのはキャプテンです。あそこでペナルティをもらって、ショットかスクラムか。上からの指示はショットだったんですけど、それでは『Dynamic Challenge』を掲げてやってきた意味がないですし、スクラムを選択したとしたら、キャプテンがやってくれるだろうって。やってるのは俺らやって気であの選択をしました。そこで賭けに勝った。大きかったと思います。あと1年ですね…。ずっと来て欲しくないと思っていた4年目がついにきてしまいます。4年生が抜ける穴は大きいですけど、楽しみ半分、不安半分。まぁ、その怖さは今年も十分味わってきたので、楽しみです」

<「他力本願とか言って、結局自分やん(笑)」 佐々木隆道も大喜び!>

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