平素より早稲田大学ラグビー蹴球部の活動に多大なるご支援、ご声援をいただき、誠にありがとうございます。
シーズンも深まる中、受験生の皆さんにとっては、受験本番の冬を迎え、より一層勉強に励んでいるかと思います。
早稲田大学は、一般入試はもちろん、学科試験だけでは測れない能力に秀でた者にも門戸を開いており、多様な入試制度が設けられています。
現役・浪人の一般受験、附属や系属からの進学、ラグビーの経歴を活かして自己推薦で合格をつかみ取った者…。入学の仕方は人それぞれです。
今回はフレッシュな1年生11名にフォーカスし、彼らがどのようにして早稲田大学への合格を掴み取ったのか、聞いてみました!
多様なバックグラウンドをもつ彼らの合格体験記を、ぜひご覧ください!この体験記が、早稲田ラグビーを目指す方の心の支えになれば幸いです。
※入試方法は2025年度入学の部員が体験したものとなります。入試方法は変わる可能性がありますので、受験の際には事前に必ず大学公式サイトでご確認ください。
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☆進路に関わるご相談がありましたら、こちらまでお問い合わせください。
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- ◇一般入学試験
- ◇共通テスト利用入学試験
- ◇指定校推薦入学試験
- ◇総合型選抜Ⅲ群(スポーツ自己推薦入学試験)
- ◇全国自己推薦入学試験
- ◇内部進学(附属・系属校)
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◇一般入試
全学部が実施しており、原則として3教科入試です。教科・科目は学部・学科によって異なります。
岩尾隼悟

ポジション:LO
学部:教育学部
出身校:湘南高校
▶ワセダを志望した理由
自分は数学が苦手だったので私立文系に行こうと思っていました。その中で自分に合いそうでかっこよかったのがワセダだったので、ワセダを志望しました。
▶ワセダに入って良かったこと
自分でやりたいことをなんでも実現出来ること。自分の努力次第だけど、やりたいと思ったことを叶えられる可能性がとてつもなくあると思います。幅広い授業に色んなサークル、部活、留学といった事が高い質で享受できます。
ラグビー部では自分の限界に挑戦できる環境が整っていて、レべルの高い仲間と切磋琢磨して、成長出来ます。
▶高校3年次の1日の過ごし方
自分は成績が悪かったので高校1年生の勉強から始めて、英単語、古文単語などの基礎的なことをやっていました。11月初めに部活を引退するまで、疲れていた時はとりあえず単語を眺めていました。
▶秋から直前期にかけての勉強
秋からは今まで貯めてきた単語を使って英文の長文読解や古文読解に手を出していこう!と思ったのですが、肝心な世界史を全くやっていなかったので、英語と国語は忘れないように1日1時間、あとは10時間ほど世界史をやっていました。
▶受験期のモチベーションの上げ方
自分は一緒に勉強していた友達と話すことでモチベーションを保っていました。朝から塾に行って、勉強するしかない環境で勉強をしていたのも良かったと思います。塾に行けば友達がいたので、それもモチベーションになっていたのだと思います。
▶受験生に向けてメッセージ
自分は高校の中では志望校に合格する希望がとても薄いと思われていたと思うのですが、最後まで自分を信じて合格するという気持ちを持って臨んでいたのが結果に繋がったのだと思います。周りに志望校を反対されても身の丈に合わないと言われても、自分の行きたいところに向かって自分を信じて突き進めば合格をもぎ取れると思うので頑張ってください。
吉田将人

ポジション:学生S&C
学部:スポーツ科学部
出身校:桐蔭学園高校
▶ワセダを志望した理由
兄が早稲田大学というのと、高校の同期が一年生ながらラグビー部で活躍していて、自分もそのチームの一員になりたいと思ったからです。
▶ワセダに入って良かったこと
日本一を目指す環境で仕事ができ、レベルの高い練習や、日本トップレベルのアスリートを間近で見ることで、新しい発見や刺激で満ちた日々が過ごせていることです。
▶高校3年次の1日の過ごし方
学校、部活の後に、総合型受験塾に行っていました。
一般受験の勉強はほとんどしていません。
▶浪人時代の1日の過ごし方
7:00 起床
8:00 出発
9:00-21:00 塾
22:00 帰宅
0:00 就寝
▶秋から直前期にかけての勉強
得意を伸ばすより、苦手を苦手でなくすることに時間を割いていました。
どうしたら得点をより多く取ることができるのかを考えて勉強していました。
僕の場合は、英語が特に苦手だったので、毎日リスニングすることと、とにかく単語を増やすことを意識して勉強していました。
▶受験期のモチベーションの上げ方
やりたいこと全てに制限をかけるのではなく、週に1度程度は好きなことをする時間を設けてました。
特に直前期は大学ラグビーを見て気分をリフレッシュしていました。
▶受験生に向けてメッセージ
ここからは1番自分と向き合って、1番考えて、1番頑張らないといけない時期になってきます。
ここを踏ん張り、志望校に合格できたら、きっととても充実した大学生活が待っています。どうか半年後に後悔のない結果が得られるように、自分の力を全て出し切ったと胸を張って言えるように精一杯頑張ってください!!
◇共通テスト+競技歴方式
スポーツ科学部が実施している入試形態であり、大学入学共通テストの成績と書類選考の成績の合計で判定されます。
後藤洸輝

ポジション:FB
学部:スポーツ科学部
出身校:玖珠美山高校
▶ワセダを志望した理由・時期
浪人期の1月に私立の併願校を少し迷っていた時大学選手権の決勝を見ました。大学でラグビーを続けようと思っている以上この舞台に立ちたいと思い、ワセダに入れたらチャンスがあるかもしれないと感じたからです。
▶ワセダに入ってよかったこと
選手1人1人のレベルが高くコーチ陣からも高いレベルでの指導を受けることができるため今まで以上にラグビーを考え、学ぶことができることです。また全国各地から様々な想いを持った選手が集まるのでそのような仲間たちと日々を過ごすことで自分の成長にも繋がると思います。
▶高校3年次の一日の過ごし方
花園予選が終わり、部活を引退してからの1日を載せます。
6:10 起床
7:00-7:50 勉強(数学)
8:00-16:30 学校(国語、英語、数学などの共通テスト形式の予想問題集などの演習)
17:00-21:30 自習(社会や理科などの科目を重点的に行っていました。)
22:00 帰宅
23:00 就寝
▶浪人時代の1日の過ごし方
自分は睡眠が足りないと極端に集中力が落ちるため睡眠は十分に取るよう意識していました。
7:00 起床
8:00 予備校到着
8:30-12:30 授業
12:30-13:30 昼食、休憩
13:30-18:30 数学や英語、国語の演習
19:00-20:50 社会や理科、情報など暗記科目の復習や英単語
21:45 帰宅
23:30 就寝
▶秋から直前期にかけての勉強
僕は第1志望が国立大学だったため、共通テストが終わるまでは共通テストと2次試験の社会と英語の勉強を並行して行っていました。共通テストの対策ではいくつかの予想問題集や過去問をつかい演習に取り組んでいました。また春から続けてきた英単語や苦手科目の参考書を使った暗記なども継続して続けました。この中でも特に過去問で傾向を理解し、予想問題集でたくさんの解法を試していくことで共通テストの形式に慣れていけるので演習に時間をかけることはおすすめです。
▶ラグビーと学業を両立するコツ
なかなか勉強をしながらラグビーをするだけの体力を維持するのは難しいと思います。実際自分も浪人期は夏以降ほとんどラグビーをしなかったため新人練習ではかなりしんどい思いをしました。なので勉強のリフレッシュ程度に運動をして進路が決まったらしっかり体を動かしておくと良いと思います。
▶受験生に向けてメッセージ
この時期は共通テストの出願も終え自分の第1志望に向かって努力をしている時期だと思います。微妙に共通テストまで時間があり少し気持ちが落ちてしまうかもしれませんが結局は机に向かい勉強に取り組むしかないです!受験は何があるかわからないので最後まで全力でがんばってください!僕も第1志望の大学に落ちてしまいましたが今では早稲田に来たことでラグビーに今まで以上に全力で打ち込むことが出来ています。試験の日に自分を信じられるよう努力を続けてください!
山口修明

ポジション:LO
学部:スポーツ科学部
出身校:修猷館高校
▶ワセダを志望した理由
ワセダを志望したのは、尊敬する先輩や同期が数人ワセダに進学しておりその人たちと一緒にラグビーがしたいと思ったのと、自分もラグビーをするなら高いレベルと環境でラグビーをしたいと思ったからです。志望した時期は直前で最後まで浪人して第一志望を目指すかどうかで入学をするか悩んでました。
▶ワセダに入ってよかったこと
今一緒にいるチームメイトとともにラグビーができることです。自分も高校の時は地元に残って高校の友達とずっと一緒にいるつもりでしたが、今考えてみると地元を離れ新しい仲間と一緒に過ごしているこの生活は今までになかった新しい経験ができ、刺激があって飽きない毎日になっています。
▶高校3年次の一日の過ごし方
部活引退までは特に生活習慣を変えることなく毎日部活後に塾に行って勉強するようにしてました。あとは隙間時間に教科書などを読んでました。またこの期間は無理に応用問題をするのではなくとにかく基礎を身に着けるようにしていました。
▶秋から直前期にかけての勉強
土日の勉強のスケジュールを載せます。
自分は理系で国公立が第一志望だったので塾では理系科目を中心に、その他の隙間時間では文系科目を勉強するようにしていました。
あと家と塾と学校が近かったので移動時間はほぼなく、自転車で五分くらいでした。
6:30 起床
6:30-8:00 朝ごはんを食べたり朝の支度をしたりしながら勉強(参考書を読んだり模試やといた過去問の復習)
8:15-10:00 まだ塾が開いていないので学校で勉強
10:00-13:00 塾で勉強
13:00-14:30 友達と外食、10分くらい仮眠
13:30-21:45 塾で勉強
22:00-23:00 帰宅して夜ご飯とお風呂
23:00-24:30 勉強
部活引退後の期間になったなったらとにかく多くの問題を解いて二度と同じミスをしないように復習することを中心にすることがいいと思います。
自分は共通テストも二次試験も過去問の十年分を何回も解いて復習したりして納得がいく点数が取れるまで繰り返すようにしていました。
また自分は昼に毎回友達と外食をとっており友達としゃべったりすることでだいぶ勉強のストレスが解消できていました。しっかり休憩時間をとって勉強するときに常に百パーセントで集中できるマインドセットをすることは大事だと思います。
▶ラグビーと学業を両立するコツ
やはり勉強と部活のメリハリが大事だと思います。自分は一緒に塾に行く部活の友達がいたので部活期間中もあまり苦なく塾に行って、部活動から勉強に切り替えることができていました。こんな感じで友達と一緒に勉強する機会を作ることもいいことだと思います。でも友達と一緒に隣で勉強することは集中できないのでお勧めしませんが。
▶受験生に向けてメッセージ
ラグビー部は冬まで部活動が続くため、勉強に集中できる時間は限られます。しかし、部活動を長く続けられることは充実した高校生活を送ることができるというラグビー部のメリットだと思います。
短期間で受験まで仕上げるのは大変だと思いますが、皆さんはラグビーの練習でもっときついことを他の人より頑張っていると思うので、その気持ちで頑張ってください。
◇指定校推薦入学試験
学部ごとに指定した高校の学校長からの推薦者について入学を許可する制度であり、指定校は原則として毎年見直しがなされています。
【実施学部】政治経済、法、教育、商、国際教養、文化構想、文、基幹理工、創造理工、先進理工、人間科学
野村怜央

ポジション:HO
学部:商学部
出身校:報徳学園高校
▶ワセダを志望した理由・時期
学業とラグビーの両面において、高いレベルで研鑽できると思ったからです。高校3年生のスプリングスクールに参加した時に志望を決意し、指定校推薦での受験は、母校に受験枠があることを知った8月に志望しました。
▶ワセダに入ってよかったこと
各々の目標に向かって真っ直ぐに努力する人が多いことです。また、ラグビーをする上でも設備が整っており、コーチやスタッフ陣による手厚いサポートも受けられます。
▶高校3年次の一日の過ごし方
日頃から、学校の授業内で頭に入れることを意識していました。加えて、先生方が朝や授業前に数多くの小テストを実施し、順位を公表してくださったため、同級生と切磋琢磨しながら学力を高めることができました。定期考査の一ヶ月前からは練習後に自習室に行くようにし、定期考査の週は朝練の時間も自習室で勉強していました。
▶部活で忙しい中、いい成績を修める秘訣
練習後や通学時などの隙間時間を活用することです。僕は、日本史のテストファイルなど暗記系を電車の中で覚えていました。また、何事も後回しにせず、計画的に取り組むことが重要だと思います。
▶受験生へのメッセージ
大変な時期があるかもしれませんが悔いのないように頑張ってください。皆さんとお会いできる日を楽しみにしています!
日向寺堪大

ポジション:SH
学部:文化構想学部
出身校:磐城高校
▶ワセダを志望した理由・時期
早稲田大学を志望した理由は高校の強さに関係なくチャレンジができる場所であり、個人のレベルを上げるために素晴らしい環境でラグビーがしたかったからです。
志望した時期は指定校が張り出された9月頃でした。
▶ワセダに入ってよかったこと
周りの選手のスキル、意識が高かったり、コーチの皆さんの指導力が優秀であったりとラグビーに集中するには十分すぎる環境が整っていること。自分だけでは見ることができなかった部分がワセダに入ってから見ることができ、日々成長を感じます。
▶高校3年次の一日の過ごし方
朝は電車の中で古語単語帳や英単語帳を見ることを習慣づけており、学校生活では日々の授業を大切にしており、授業中に自分の中で整理して頭に入れることをひたすら続けていました。午後は部活終了後に駅前の図書館で勉強し、帰宅後は朝電車で見た単語の復習をして寝る生活をしていました。
▶部活で忙しい中、いい成績を修める秘訣
授業を大切にすることだと思います。自分は帰宅してからやることが多く、勉強する時間がほとんどなかったため、日々の授業でいかに内容を頭に入れられるか努力していました。分からないことはそのままにせず頭のいい友人、先生に聞いて学習を進めていました。
▶受験生へのメッセージ
受験期が近づいてくると不安なことが増え、心身共に疲れてしまうことがあると思いますが、たまには家族、友人とゆっくり話したり、身体を動かしたり、音楽を聞いたりリフレッシュする事が大事です。焦らず落ち着いて頑張ってください!応援しています。
◇総合型選抜Ⅲ群(スポーツ自己推薦入学試験)
スポーツ科学部が実施している入試形態であり、学校長が作成する調査書、競技歴調査書(スポーツ活動実績等)、小論文および面接をもとに、総合的に評価します。
早稲田大学スポーツ科学部 入試情報
宮川侑大

ポジション:LO
学部:スポーツ科学部
出身校:砺波高校
▶ワセダを志望した理由・準備を始めた時期
高校2年の時にU17日本代表に選出されたことで、大学でも高いレベルでラグビーをしたいと考え、ワセダを志望しました。また、スポーツ科学部でスポーツでのケガについて学びたいと考えたのもワセダを志望した1つの理由です。
▶ワセダに入って良かったこと
日々他の部員から刺激を受けながら生活できることです。グラウンドの中はもちろん、外でも他の部員から学ぶことが多くあります。ワセダは毎日自分を成長させられる素晴らしい環境です。
▶高校時代、どうやってラグビーと学業の両立をしてきたか
部活と学業にメリハリをもって生活するようにしていました。授業を集中して受けた後、スイッチを切り替え、部活に臨んでいました。また、テスト期間に集中的に勉強していました。
▶ラグビーに関するアドバイス
高校でも大学でもラグビーで大事なことは体づくりです。筋トレや食事管理は誰でも今すぐに取り組めることです。高校から体づくりに取り組めば必ず大学でも役に立ちます。
▶面接・論文のコツ
とにかくたくさんの人の意見を聞くことです。僕は受験期に多くの先生方に添削やアドバイスをしていただきました。アドバイスをもらうことで自分を客観視でき、論理的に回答できるようになります。
▶受験生に向けてのメッセージ
勉強とラグビーの両立は大変だと思います。しかし、ここを乗り越えれば必ず輝かしい未来が待っています。自分を信じて最後まで頑張ってください!
古瀬莊

ポジション:SO
学部:スポーツ科学部
出身校:静岡聖光学院高校
▶ワセダを志望した理由・準備を始めた時期
勉強もラグビーもトップレベルの大学でやりたかったため志望しました。高3の4月からAO入試で大学にいくことを決めていたので、塾にも入り準備を始めました。
▶ワセダに入って良かったこと
色々なバックグラウンドを持った人が集まるので、毎日違った刺激がありとても面白いです。ラグビーと真剣に向き合う環境が揃っていることもとても魅力的だと思います。
▶高校時代、どうやってラグビーと学業の両立をしてきたか
学校の近くに住んでいたので、朝の時間を利用しました。テスト前は5時に起きて学校が始まる前まで勉強していました。また、学校の休み時間や昼休みを使って、面接の練習をしたりニュースを見たりしていました。
▶ラグビーに関するアドバイス
部活動の時間が短かったので、活動時間外の時間を大切にしていました。練習や試合で出た課題を克服するために、自主練に励みました。自主練はパスやキックの基礎練を徹底しました。積み重ねてきたことは大学へのアピールにもなるので頑張ってください。
▶面接・論文のコツ
自分はハキハキ喋るのが苦手だったので、弱い奴が来たと思われないように、自信を持って大きい声を出して話すことを意識しました。小論文は慣れが大切だと思うので、量をこなしました。慣れると型がわかり、書きやすくなると思います。
▶受験生に向けてのメッセージ
受かるかどうか心配で辛い時期だと思いますが、落ちてしまったらと考えるのではなく、絶対受かると思って、受験勉強頑張ってください。遠くから応援してます。
◇全国自己推薦入学試験
社会科学部が実施している入試形態であり、一次選考では学校長が作成する調査書、志望理由書、活動記録報告書、英語外部検定試験のスコアを提出し、書類審査を行います。二次選考では小論文および面接を行い、総合的に評価します。
早稲田大学社会科学部 入試情報
齊藤慧士郎

ポジション:SO
学部:社会科学部
出身校:仙台第三高校
▶ワセダを志望した理由、準備を始めた時期
ワセダの組織自体がかっこよかったからです。高校時代の優秀な実績の有無にかかわらず誰にでも平等にチャンスがあり活躍できる環境でラグビーがしたいという思いがありました。
準備をし始めた時期は、訳あって9月ごろでした。
▶ワセダに入ってよかったこと
新しい世界に出会えたことです。
練習の環境の整い具合、サポートの手厚さはもちろんのこと、普段とはまるで人が違うチームメイトのラグビーに対する姿勢や情熱、ワセダを心から応援しているファンの人の多さ、すべてが僕にとっては新鮮で刺激的でした。高校で終わっていては感じることのなかったであろう、絶対に負けたくない、負けてはいけないという闘争心や緊張感など今までの自分の見えなかった新たな一面を自分で見れるようになったと思います。
▶高校時代どうやってラグビーと学業の両立をしてきたか
どんなに疲れていても、とりあえず机に向かう習慣づけをしていました。ラグビーは肉弾戦で練習自体がきついし、ウエイトもしないといけないし、ご飯もたくさん食べないといけないし、怪我しないためにケアも必要で、練習以外の負担がかなり大きいです。しかしそんな毎日でも、一旦椅子に座り勉強しはじめれば意外と捗るということもあります。スタートの高いハードルを乗り越える強靭な意思を持つことが大切かなと思います。
▶ラグビーに関するアドバイス
常に向上心を持ち続けることが大切だと思います。大学ラグビーにはたくさんのカテゴリーがあり、レベルも高校とは別格なのでうまくいかないことのほうが多いです。けれど、そこで腐らず、今の自分に満足せず、どこまでもうまくなりたいという気持ちを保ち続けられるかが自分を成長させるカギになると感じています。何をどう磨けば光るのか、磨くべき武器はどこなのか自問自答し自分と向き合い続けるマインドを持つといいかなと思います。
▶面接、小論文のコツ
小論文は何度も練習して自分のお決まりパターンを作ることが大切だと思います。どんなテーマが来てもある程度自分の型を持っていれば本番でも焦らず対応できます。
面接は差別化に尽きます。周りの人に内容で、具体性で、熱量で、差をつけて面接官の立場に立って印象に残るような面接をすることを意識するといいと思います。
▶受験生に向けてメッセージ
僕は大学でラグビーを続けるかぎりぎりまで迷っていました。けれど、入部してみてワセダでラグビーをするということの価値や意義というのをつくづく感じ、小さい頃に持ったワセダへの憧れを忘れずモチベーションにして受験を乗り切ってほしいと思います。皆さんと一緒にラグビーができる日を楽しみにしています!
若林海翔

ポジション:WTB
学部:社会科学部
出身校:東海大学付属大阪仰星高校
▶ワセダを志望した理由、準備を始めた時期
ワセダのラグビーに憧れを持っていたからです。小学生の時に早慶戦などを見て、自分もここでやりたいと思いました。準備を始めたのは高校3年生の春頃です。
▶ワセダに入ってよかったこと
最高の環境でラグビーと学習に取り組めることです。高いレベルの中で刺激をもらいながらラグビーをしているので、日々の成長を感じることができます。また、色々な人たちが所属しているので、その人達と接することで新しい発見ができます。
▶高校時代どうやってラグビーと学業の両立をしてきたか
高校時代はラグビーの練習が遅くまであったので、隙間時間に勉強することを大切にしていました。学校の先生に受験対策をしてもらっていたので、休み時間や放課後に勉強をしていました。夏休みの期間やオフの日など時間がある日は、たくさん小論文を書いていました。
▶ラグビーに関するアドバイス
自分を客観的に分析して、自分の得意な部分や苦手な部分を理解することが大切だと思います。自己分析をして発見したことを日々の練習に活かすことでさらに成長できると思います。周りにいる選手やコーチにアドバイスを受けることも大事なので、どんどんコミュニケーションをとりましょう。
▶面接、小論文のコツ
面接は、とにかくたくさん練習して慣れることと自分が大学で何をしたいのか明確にすることが大切です。小論文もたくさん書いて、添削してもらいながら自分の型を見つけることが大事です。自分の型ができたら落とし込んでいくだけなので書きやすくなります。新聞や本を読み、知識をつけることも重要です。
▶受験生に向けてメッセージ
高校時代、何度も妥協しようと思ったときがありました。それでも諦めず最後まで取り組んで、合格したときの喜びは今でも鮮明に覚えています。合格してワセダの一員になった自分をイメージして受験を乗り越えてください!応援しています!
◇内部進学(附属・系属校)
早稲田大学高等学院・早稲田大学本庄高等学院・早稲田実業学校高等部・早稲田大阪高校・早稲田佐賀高校など早稲田大学の附属・系属の高校からの入学方法です。
肥後直希

ポジション:FB
学部:スポーツ科学部
出身校:早稲田佐賀高校
▶ワセダを志望した理由、時期
高校進学時は大学でラグビーを続ける気はなかったのですが、高2の夏頃から指導者になる目標を持ち、日本でトップレベルである早稲田大学ラグビー蹴球部でラグビーを学びたいと思うようになりました。
▶ワセダに入ってよかったこと
ワセダには様々な背景を持った選手が入部してきます。私も花園出場経験はありませんが、同学年で全国で活躍してきた選手たちと同じスタートラインに立ち、日々切磋琢磨することは、自分自身の成長に強く繋がっていると実感しています。
▶スポーツ科学部を選んだ理由
私は将来指導者になりたいと考えています。そのため、スポーツ科学部に設置されているコーチングコースに進み、コーチングを学びながら教員免許を取得したいと思ったからです。
▶どうやってラグビーと学業の両立をしてきたか
テスト前は頭の良い友達の部屋に行って、学習方法を真似していました。テスト前以外の期間は学校で行っている朝の小テストをこなしながら部活に励んでいました。部活動で放課後は時間がないため、朝の登校前に小テストの勉強をしていました。
▶系属校に入ってよかったこと
内部進学では大学入学後に何を学びたいかが重要視されているため、校内選考の際に自分が大学で学びたいこと、やりたいことを具体的に思い描くことが出来ました。
部活動面では大学で部活を続ける人は引退後も部活に行くことが許されているため、卒業するギリギリまで体を動かせたのが良かったです。
▶受験生に向けてメッセージ
勉強でもラグビーでも何か1つ自分の武器を持てばどんな状況でも道が切り拓けると思います。辛い時期もあると思いますが、ストレスを溜めすぎず自分なりのペースで頑張ってください。応援しています。
以上、11名の合格体験記をご紹介しました。
受験までつらく大変な日々が続くかと思いますが、頑張ってください!
早稲田ラグビーを目指す高校生の皆さんに上井草でお会いできることを、部員一同心待ちにしております!
※ここに記載されている情報は早稲田大学入学センターおよび各学部のWEB等を参考にしています。
早稲田大学の入学試験に関する公式な情報は早稲田大学入学センターおよび各学部等が発表するものを直接ご確認くださいますようお願いします。
