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Tough Choice

2022

ジュニア選手権/帝京大学戦観戦記

早大Bはヤマ場である帝京大Bとの第3戦目へ挑んだ。序盤に互角の攻防を繰り広げたのも束の間、開始25分、帝京大Bに先制トライを許す。一気に相手の勢いにのまれた早大Bは、追加の1トライを献上し前半を無得点で折り返した。立て直しが期待された後半だったが、早大Bは終始自陣で相手攻撃のディフェンスに時間を取られる。さらに6トライを奪われ、0-52で完敗に終わった。

相手の強いタックルに果敢に当たる早大B

試合開始早々、早大Bは素早い攻撃を仕掛けられ、自陣深くで相手スクラムのピンチに。しかし、ひとりひとりが相手のブレイクを果敢なタックルで仕留め、トライを許さない。ゴール手前で早大Bの必死のディフェンスが続いた約5分間から、やっと相手のペナルティーを獲得し、陣地を回復させることに成功。

ハーフラインからSH小西泰聖(スポ4=神奈川・桐蔭学園)が得意なランで相手をかわし、ボールを受けたCTB久富連太郎(政経3=島根・石見智翠館)からCTB岡本大輝(スポ3=東京・本郷)へ巧みなパスがつながる。一気に敵陣22メートルラインへ展開し、チャンスを得たかと思われたが、ジャッカルから再び主導権が帝京大Bに移る。

すぐさま自陣中央ゴール手前までボールを運ばれると、25分、再びスクラムで優勢に立った帝京大Bがインゴールをこじ開けた。帝京大Bの素早いパス展開に守備が追いつかず、続く29分にも10メートルラインでギャップを突かれそのままトライを献上。苦しい流れで0-14と前半を終えた。

攻撃を仕掛けるWTB細矢

迎えた後半、開始1分で相手にトライを奪われる。早大も攻撃を仕掛けるが、チャンスのラインアウトを立て続けに失敗。よい流れをもたらすことができないまま、続く9分にもトライを許した。

17分、自陣左サイドからWTB細矢聖樹(スポ2=国学院栃木)が相手の隙を突いてハーフラインまで一気に前進。しかし、相手スクラムで押し返されると、タックルを抜かれボールは再び自陣へ。そのままゴール手前まで侵攻を許すと、モールで押し込まれ、本試合5連続トライを奪われた。

その後、FB山下一吹(教1=東京・早実) のグラバーキックで好機を得る場面もあったが、セットプレーで優勢を取った帝京大Bの猛攻が止まることはなかった。30分、守備のサポートが集中したところを逆手に取った帝京大Bが、空いたギャップを抜けて独走トライ。終了間際にも2トライを許し、早大Bは0-52で初黒星となった。

自陣でのディフェンス時間が長く続いた本試合。早大Bは、今季好調ぶりを伺わせていたセットプレーで強みを生かせず、相手のプレッシャーを前にミスを連発。また、スクラムの真っ向勝負では押し負ける場面が幾度とみられ、力負けの試合となった。しかし、相手の攻撃を阻止しようと粘り強い姿勢を貫き、チームの士気は落ちていなかった。次回はいよいよ慶大Bとの最終戦。残すリベンジ戦に向け気持ちを切り替え、最後はいい形で締めくくりたいところだ。

〈選手コメント〉
FL植野智也(法4=東京・早実)
応援ありがとうございました。
本日の試合は80分間を通して早稲田の時間というのが非常に少なかったように感じます。帝京大学さんの圧力に押されずっと我慢の時間帯でした。ですが、ひとつひとつのプレーを見ると全ての局面で負けているわけではないので、いいクオリティのプレーを一貫性を持ってし続けることがこれからの課題かと思います。
まだ対抗戦、ジュニア選手権と帝京大学さんにリベンジするチャンスは残されているので上井草での1日1日を大切に過ごし成長していきたいと思います。
引き続き応援の程よろしくお願いします。

SH小西泰聖(スポ4=神奈川・桐蔭学園)
悔しい敗戦になりましたが次の勝利に向けてチームで良い準備をします。応援よろしくお願いします。

文=川上璃々 写真=中村凜々子(早稲田スポーツ新聞会)