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オープン戦・法政大観戦記

オープン戦・法政大観戦記

強い日差しが照りつける中、東伏見グラウンドにて昨シーズンの選手権準優勝校・法大とのオープン戦が行われた。Cチーム、Aチーム、Bチームの順で試合を行い、1分け2敗。先日の東日本大学セブンスでの雪辱はならなかった。


早大A対法大A


早大は開始からテンポのいいアタックを見せ、リズムをつかむ。6分にはハーフライン付近のラックから大きく左に展開。プロップ大江菊臣(3年)が抜けたところにフランカー町田啓太(4年)がうまくフォローしトライ。幸先のいいスタートを切る。勢いに乗った早大は11分にもゴール前でのラックから大きく展開しトライ。序盤は完全な早大ペースとなった。しかし22分にターンオーバーからトライを許してしまうと、その後は一進一退の攻防となる。前半は互いに一歩も引かず12-12で終了。勝負は後半に持ち込まれた。
先にリードを奪いたいところであったが、5分にまたしてもターンオーバーからトライを奪われてしまう。このあたりから早大のミスが目立ち始め、セットプレーも安定せず苦しい展開。フィットネスも切れたのか次々に相手の突破を許してしまう。結局は後半だけで5トライを許し、29-45。セットプレーの不安定さとミスの多さが今後の課題となりそうだ。

<昨シーズンの主将・江原も観戦>
この日も多くのOBが駆けつけたが、その中に昨年の主将江原和彦(現リコー)の姿があった。「今日は月田(平11卒、現リコー)さんの日本代表デビュー戦とどっちにしようか迷ったけど、伏見に来てしまいました」とやはり後輩たちのことが気になった様子。試合後はアドバイスを求めに行く部員の姿も多く見られた。試合の感想については「ひとりひとりの特徴を生かした戦術だと思った。合理的で意思統一しやすそう。精度を上げればいける」と語った。さらには「毎日きついかもしれないが、モチベーション高くやって欲しい」と後輩へのエールも忘れなかった。

<清宮監督試合後のコメント>
「前半はよかった。しかし時間が経つにつれ、やろうとしていることがだんだんできなくなってしまった。ディフェンスはまだまだ理解できてない部分がある」

<左京泰明主将試合後のコメント>
「セットプレーでのミスや軽いプレーがきっかけでやられてしまった。最初の方は意図したとおりにできた。しっかり今日の反省をして次に生かしたい」

<SH田原耕太郎試合後のコメント>
「前半15分くらいまでテンポは良かった。FWは細かいところの精度がまだ低い。ただ、やることは分かっているので。BKは決定力がまだまだ。今日も決定力の差で負けた」


早大B対法大B


最後に行われたこの試合。早大は開始からエンジン全開。BK陣が面白いようにゲインラインを突破し、次々にトライを奪う。前半は38-7と完全にゲームを支配した。しかし後半に入り、相手がメンバーを大幅にメンバーを入れかえると、防戦一方となってしまう。相手の6トライに対し早大は1トライを奪うのがやっと。終わってみれば43-43と引き分けに持ちこまれてしまった。アタックでのBK陣の活躍が目立った試合だった。


早大C対法大C


スターティングメンバ―に1年生が5人とフレッシュな顔ぶれで臨んだこの試合。開始から早大はWTB正木健介(2年)やCTB豊山寛(1年)が再三に渡ってゲインラインを突破。幾度となくチャンスを作るも、後が続かずなかなかトライを奪うことができない。逆に前半5分にターンオーバーからトライを許すと流れは一気に法大へ。ミスをしてはトライを奪われるという最悪のパターンで前半だけで5トライを献上。0-31と一方的な展開になってしまう。しかし後半に入ると早大もらしさを発揮。10分にトライを返すと、12分、38分とFB山田智久(2年)がスピードを生かしてトライを挙げた。最終スコアは19-57と完敗。いい形のアタックがたびたび見られただけにミスが悔やまれる試合となった。

<アタックで活躍した豊山試合後のコメント>
「今日はチームも自分も走れなかった。あと少し走ればボールが取れるというところでの気持ちが足りなかった。まだまだコミュニケーション不足。外に展開してつなぐといういい形は何度か出せた。ただターンオーバーが多かった。密集での力足りなかった。(ワセダに入学しての印象)さすがという感じ。日本一の練習をしていると思う。みんなで盛り上げている感じがする。先輩たちもいい人ばかりでやりやすい」

<自慢のスピードで2トライの山田試合後のコメント>
「相手の絡みが強くて上手くいかなかった。やっていることが出せればもう少しやれたと思う。ミスの多さが上のチームとの差。ミスを少なくしていきたい。足は速い方だと思うので、そこをアピールして今年は赤黒を着たいです」