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2024
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入部式リポート

 小雨の降りしきるなか、上井草グラウンドにて2003年度入部式を開催。上井草移転後、初めてとなる新入部員を迎え入れた。
 緊張した面持ちの新入部員を前に、まずは佐藤英善部長、高見沢顕二郎ROB倶楽部が挨拶。1、覇権を維持し、ジャパンカップ4強に入る。2、学生の本分をわきまえ、文武両道を貫く。3、品格ある行動を心掛ける。以上3点、早大ラグビー部の一員としてあるべき姿を語りかけた。
 これに続いて清宮監督からも「今シーズンのスローガンは『RAISE UP』。向上心や、覚悟のない奴はいつ去ってもらっても構わない」と熱い檄。最後は大田尾竜彦キャプテンソロによる部歌『北風』の斉唱で、ワセダラガーたる喜びを噛み締めた。曇り空の下、踏み出した第一歩。スタートは暗くとも、その行く先は希望に満ちている。

<先輩から強烈な歓迎パンチ。5-43で完敗>
 入部式に引き続き、恒例の新入生歓迎試合を実施。新入生全員が力を合わせ、2年生チームに戦いを挑んだ。若さ爆発の新入生チームは、開始から一気に攻め込むなどエンジン全開。幾度となくゴール前に迫り、トライへの期待を抱かせた。しかし、ブレイクダウンの攻防ではやはり2年生チームに一日の長あり。あと一歩のところでことごとくターンオーバーを許してしまい、数あるチャンスをほとんど生かすことができなかった。
 ディフェンスでも、いつ赤黒を着てもおかしくないCTBコンビ、三角公志・池上真介に再三ゲインを切られ大量失点。試合終了間際に意地の1トライを返したものの、先輩からきつい洗礼を浴びてしまった。
 そんな試合展開のなか輝きを放ったのが、大分ラグビースクール、桐蔭学園と同じ道を歩んできた先輩・後藤翔太(3年)が「あんな凄い奴はいない。将来は世界を狙える」とまで言い切る、超逸材・首藤甲子郎(WTB)。自慢の切れとスピードを披露する機会こそなかったが、もうひとつの武器・走りがブレない腰の強さは存分に発揮。ディフェンス2人に囲まれながら唯一のトライ(WTB徳永佑太郎が記録)を演出するなど、実力の片鱗を見せつけた。
 その他にも、「1年目から赤黒に絡んでくる」と佐藤、古庄両コーチが口を揃える後藤彰友(LO/NO8)、高校時代は三角とのコンビで九州にその名を轟かせた南薗洋一(SO)、群を抜くスピードと高いフィットネスで首脳陣を驚かせた菅野朋幸(WTB/FB)など、磨けば光るダイヤの原石がズラリ。大田尾竜彦、伊藤雄大、佐々木隆道…。1年生が今年もやります!

<NZU戦での赤黒デビューも夢じゃない?ゲームキャプテンを務めた首藤甲子郎>
「今日で日本一のチームの一員になることができ、とてもうれしいです。大学生はやっぱり全然違いますね。コンタクトが強いのはもちろん、すごく組織化されてると思います。今日の試合では個の力も感じました。結果としてはこんなもんですかね。もっとできたという部分もありますけど。高校時代に抱いてたワセダのイメージはとにかく走るというのと、下のチームでも動きが統一されているということです。入ってみてその通りでした。本当によく走ります(笑)。練習は厳しいですけど、その分楽しいですし、やっていてプラスになることが多いです。見た目は体が小さい分、コンタクトが弱く見られますけど、逆にそれを利用していきたいです。短所を長所にという感じで。体は小さくてもできるというところを見せたいです。今までにいないタイプのWTBになろうと思います。先輩たちはいい方ばかりで、レベルも高いです。中学、高校と同じチームだった後藤さんには頭が上がりません(笑)」