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2024
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対関東学院大 2005年1月9日『荒ぶる』復活!


 「お前ら泣くな。上を向け。関東の奴らの喜んでる姿を目に焼き付けろ」―。忘れもしない2004年1月17日、雪の国立。すべてはあの日から始まった。枯れるほど流した涙、受け入れがたい現実。あんな想いはもう二度と…。
 3月10日、妥協とは無縁の男・諸岡省吾主将就任。2004-05シーズン、ワセダの進むべき道が定まった。「レギュラーを保証されている奴なんてひとりもいない。全員が1日1日勝負して、選ばれた15人が決勝の舞台に立つ」(主将・諸岡省吾)。『継続』『高速』『精確』『独自性』『激しさ』。スローガン・『ULTIMATE CRUSH』。原点回帰、ビクトリーチェーンの再構築を目指し、日々激しいトレーニングが繰り広げられた。勝負の夏合宿、佐々木隆道の回想。「めちゃくちゃしんどい。みんなヒィーヒィー言ってます…」。
 異常気象の秋、これまでどうしても手の届かなかったオックスフォードから初勝利。4年連続対抗戦全勝優勝。『決戦』の日が近づくにつれ、『諸岡組』の自信は深まる。俺たちの進んでいる道は間違っていない―。
 そして前日、1月8日。魂の内ゲバ、1年をかけ熟成させた綿密なゲームプラン、すべての準備を終えると、『諸岡組』の自信は確信へと変わった。「みんなの決意表明を聞いて、今はすがすがしい想いがする。俺たちがやり残したことは何もない。もうやるだけだぜ。なぁ、明日はみんなで関東に勝とう」(主将・諸岡省吾)。「今日が年1(今年1番の練習の意)だぜ、お前ら。何も言うことはありません」(清宮監督)。『荒ぶる』―。若きカリスマ・清宮克幸が、寄せ書きの中心に力強く筆を入れた瞬間、勝利の部歌の音色が聞こえた。
  先手必勝―。チャレンジャー・ワセダは最初からガンガンいきます。そんな意志を表わすようにマイボールでキックオフ。すべてを懸けた『諸岡組』は、開始から怒涛のアタックを展開する。まずは3分、5mスクラムからNO8佐々木隆道(この一週間スクラムからのボール捌きを必死に練習。見違えるほど上達)、SH後藤翔太でサイドを鮮やかに切り崩すと、この1年丹精込めて仕込んできたワイドアタックが炸裂。「この肩がどうなったって構わない…」。決死の覚悟を見せた『Mrストイック』・内藤慎平がインゴールへ飛び込み、『荒ぶる』へのカウントダウンが始まった。
 そして一進一退の攻防が続いた32分には、対関東用に考案したスクラム右サイドアタックで『怪物』五郎丸歩がトライへと爆走。「1年の僕には昨年の悔しさは半分も分からないだろうけど、いつも笑っている先輩たちの涙が、その意味を教えてくれた」。決意表明で涙を流したスーパールーキーのトライは、4年生への想いに溢れていた。
 想定どおりの展開で前半は12-7。「とにかくセットだけだ。全部取るつもりでいってこい…」(清宮監督)。ところが、そんな思いとは裏腹に9分、まさかのインターセプト。すべてを決する大一番で、今季初めて後半にリードを奪われる。国立を包む異様な雰囲気、甦る一年前の悪夢…。しかし、選ばれし15人の心に一切の焦りはなし。ここからが『諸岡組』の真骨頂、成長の証だった。「もっとテンポを上げて、激しくいくぞ。そうすれば絶対にトライが取れる」(主将・諸岡省吾)。
 直後の13分、SO安藤栄次が相手の弱みに付け込む狙い通りの形でリードを奪い返すと、17分にはスーパーロック・内橋徹がターンオーバーから60メートルを激走(ワセダの英知を結集!)。勝負どころを的確に嗅ぎ分ける大人の嗅覚に、相手を寄せ付けない抜群の集中力―。「足りなかったのは半端なものではなく、極限のそれ…」(前年度主将・大田尾竜彦)。張り詰めていたものが僅かに途切れ、勝利を逃した1年前のあの日。涙に暮れた赤黒の姿はもう、そこにはなかった。この30分こそが、『諸岡組』の『諸岡組』たる所以。「今シーズン最高のゲームだった。選手たちを心から称えたい…」(清宮監督)。
 『荒ぶる吹雪の逆巻くなかに 球蹴る我等は銀塊くだく 早稲田のラグビーは斯界になびき いざゆけ我等がラグビーワセダ ララ ワセダ ララ ワセダ ララララ ワセダ』―。国立の空に鳴り響く『諸岡組』133人魂の勝鬨。これを手に入れたら、もう他に何もいらない。ワセダラグビー唯一絶対の宝物・『荒ぶる』が、ついに『諸岡組』に舞い降りた。「これは全員で掴み取った勝利。夢にまで見た『荒ぶる』をやっと自分たちのものにすることができた。この感情は言葉にはできません…」(主将・諸岡省吾)。この世でもっとも美しく、もっとも崇高な歌・『荒ぶる』。いつまでも、何度でも歌っていたい―。2005年1月9日、『諸岡組』133人が奏でた歓喜の歌声は、きっと忘れない―。<早大ラグビー蹴球部広報 疋田拡>


<すべての鍛錬はこの日のために ついに王座を奪回した清宮監督>
「まずは1年間この日の試合だけを目標にずっと準備してきて、その舞台で素晴らしい動きをした選手たちを賞賛したい。今日は今シーズンのベストゲームと言える素晴らしい決勝戦だった。それもライバルあってのベストゲーム。関東学院はやっぱり強くていいチームだった。関東対策としてはラインアウト、特にショートラインアウトに対する練習をしてきて、今日はそれがうまくいった。それもFWも力。ただスクラムを押す、モールを押すというのではなく、すべての局面で圧力をかけることができた。今年はFWのチームと言われてきたけれど、1番よかったのはディフェンスでの広がりや圧力。ディフェンスだけでなく、動き出しの早さや意識の高さは、今までのどのチームよりも優れていたと思う。1、2、3番はスクラム、4,5番が全体をコントロール、そして6,7,8番が激しく。今年のFWは理想の形だった。今日はひとりも選手を交替させなかったけれど、それは準決勝のときにスターティングメンバーとリザーブメンバーの差が少し気になったから。何かアクシデントがない限りはスタートの15人でいこうと思っていた。リザーブの選手には、これまで何度もチャンスを与えてきたけれど、この選手もう一度使いたいという動きをする奴がいなかった。選手たちにはそのことをきちんと言っているし、そういう動きをする選手がいたら今日も使っていたと思う。その辺りが今のワセダの課題だし、それはこの先克服しないといけない。今日の優勝は、この1年間ひとつになってがんばった部員、スタッフ全員で掴んだもの。『荒ぶる』を自らのものとした、諸岡以下4年生には最大の敬意を表したい。今日は最高の1日だった」


<妥協なきこの1年 見事に『荒ぶる』を手に入れた主将・諸岡省吾>
「いや、本当にホッとしました。やっと終わったかぁって(笑)。この1年自分たちのやってきたことの正しさを証明することができた。『荒ぶる』は何て言うんでしょう、嬉しいというより表現できないです。今まで味わったことのない特別な感情で。嬉しいを通り越してよく分からないです(笑)。昨日、一昨日のゲバでみんなの必死な姿を見ていたら、負けるわけにはいかない、負けたら顔を合わせられないという気持ちになった。あれで何も感じないAチームの奴なんていない。最後まで諦めずに勝負して、自律した集団になる。これは133人全員で掴み取った勝利です。リードされても焦りは全然なかったし、今年はしっかりと自分の役割を分かっている選手、自覚の強い奴らがスタートに並んで、信頼のできるチームだった。試合が終わって同期の顔を見たとき、本当に嬉しかったですよ。これまでで1番。『大田尾組』の先輩たちには、昨年の借りは返しましたって報告したいです。スタンドに東野さんの顔も見えたし、今日は一緒に『荒ぶる』歌って欲しいです。今日の試合、ビデオで見たらやばいですかね(笑)。ほんと夢みたいです。『荒ぶる』のソロ、自分が歌ってたんですかね?ワセダに入ってきたときはキャプテンなんて神のような存在で、自分には縁がないことだと思ってたんですよ。それが自分が『荒ぶる』のソロ歌っていると思うと…。日本一のキャプテン、そう考えたらやばいっすね、マジで(笑)。いやー、やばいぞ(笑)。時間が経てば実感が沸くんでしょうか。今日は最高の同期たちと思い切り楽しみます。今宵はいっちゃいますよ(笑)」


<1年間フル出場 ラインアウトを完全に制圧した『ワセダの頭脳』桑江崇行>
「いやぁ、最高です。やっぱり仲間っていいなぁって。今日はこの1年の集大成。相手ボールのラインアウト全部ターンオーバーですよ。うちも少し危うかったですけど(笑)、うまく修正できてよかった。制圧です、制圧。自分たちの英知を結集しました。今年勝てた1番の要因は同期の4年生たちみんなが体を張り続けてがんばってくれたこと。2年前の『荒ぶる』と根本は変わらないけど、この4年生の仲間と自分たちのものにできて最高です。日本選手権はやっちゃいますよ。ついに来たぞって感じです。いや、でもやっぱり今は先のことは考えられませんね(笑)。もっと自分のビジョンをしっかり持ってから考えることにします。うっちー(内橋)のトライ、熱かったですね。これで昨年の悔しさは晴らせた。ほんと最高でした。ワセダのFWはラインアウトです」


<父親の誕生日に最高の親孝行 1年の成長を見せ付けたSH後藤翔太>
「スタンドにいる父親の姿を見て、本当に優勝したんだなって。号泣してましたよ(笑)。親父が泣いているところ、初めて見ました。ほんと今回もまたみんなに『荒ぶる』を歌わせてもらったという感じです。今日も本当に助けられた。みんなには感謝してもし尽くせません。あのインターセプトは血の気が引きました。試合前からやってはいけないと分かっていたんですけど…。とりあえず勝てたということで、昨年の悔しさは晴らせたけど、自分としては最後にメチャクチャ悔いの残る試合をしてしまった。これからの人生のモチベーションになる試合。見てる誰もが思うとおりに、納得はできません。ただ、この1年間『諸岡組』としてやってきたことは間違っていなかった。4年間やってきて最後にああいうプレー選択をしてしまったことには悔いが残るけれど、幸いまだ試合があるので、社会人相手に取り戻したい。試合が終わった後、(関東学院大主将・松本)健志がおめでとうと言ってくれた。すごく嬉しかったし、つくづくいい奴だなって(ふたりは昔から仲良しです)。関東はやっぱり強かったです。自分は本当にいい仲間に恵まれた。最高に幸せです」


<ラグビー=スクラム 『清宮ワセダ』の哲学を体現したプロップ伊藤雄大>
「本当に嬉しいです。J、Jって感じです(笑)いやぁ、昨日頭刈ったかいがありましたよ。清宮さんにも清潔感があっていいねって言われましたし(笑)。今日は清潔感の勝利です。『荒ぶる』はもう、気持ちがどうとかではなく、細胞で歌ってました。とにかく最高です。自分としてはレフリーうんぬんがあって、もうちょっといけたけれど、チームとしては最高のプレーができた。今日不完全だった分、日本選手権ではスクラムがんばります。ワセダのFWはスクラムです」


<檄熱の独走トライ スーパーロックぶりを如何なく発揮した内橋徹>
「いやいや、本当に嬉しいです。『荒ぶる』を歌っているときは、この4年間が走馬灯のように甦ってきました。みんなの顔を見たら泣けてきた。ほんと最高です。トライはめちゃくちゃ気持ちよかったです。行けるぞーって感じで(笑)。取った瞬間から行く自信ありました。僕だけじゃなく、4年生のみんなが取らせてくれたトライです。これで昨年の悔しさは晴らせた。(来年の去就は未定)来年のことは来年になれば分かりますよ(笑)」


<帰ってきた三冠王 1年間もっともチームに貢献したフランカー古島直>
「今日は最高でした。準決勝に出られなかったけれど、みんなが決勝の舞台を用意してくれて、もうやるしかないだろって。今日はプレー自体はよくなかったけれど、とにかく優勝することができてホッとした。まだ実感はないけれど、これで『荒ぶる』が本当に自分たちのものになった。時間が経ったら実感も沸いて来るんだと思う。吉くん(吉田知浩)もケガとかあって、苦しかったと思うけれど、最後まで激しい、いいプレーをしてくれていたから、今日はそれに応えようと思っていた。あいつが居たからがんばれた。今日は集大成がだせた。本当に最高です」


<値千金の逆転トライ 背番号10に恥じないプレーを見せたSO安藤栄次>
「とにかく嬉しい。その一言です。この4年間の思いをすべてぶつけられた。自分は有賀に抜かれてしまったし、チャージもやっちまったという感じだったけれど、慎平や五郎丸のトライ、今日はBKでもいいところが見せられたと思う。これまで色々と辛いこともあったけれど、雄大がよく言っているように、終わりよければすべてよしです。純粋に嬉しい、ただそれだけ。今日もアップに4年生のみんなが来てくれて、ひとりひとりと握手して力をもらった。最高の同期です。今日の夜は激しくいきますよ」


<初めての日本一 努力で『荒ぶる』を手に入れたCTB菊池和気>
「当然、初の日本一です(笑)。ほんと最高です。今日はあまりいいプレーができなかったですけど、優勝に免じてまぁよしとします。『荒ぶる』、最高でしたね。何と言うか、歌っている時のみんなの顔を見ていたら、本当によかったなぁって。入ったばかりの頃は、ただガムシャラにやっているだけだったけれど、大悟さんたちの代が優勝して、日本一っていいなと意識するようになった。その夢が今日叶いました。最高です。夜は浴びるほどいきますよ。今日は豊山、哲平の分までがんばれた。昨日慎平が言っていたこと。明日グラウンドに立つ俺は、遠藤であり、中村であり、中崎でもあるんだというのは、ちょうど自分が思っていたことでもあるんです。豊山、哲平と一緒に戦えた。最高です」


<苦難の日々を乗り越えて Mr.ストイック内藤慎平>
「やってやりました。頭の中に色々と不安もあったけれど、自分に与えられた最低限の仕事はできた。あのトライはBK陣みんなで取ったトライです。とにかくよかったです。デンジャラスタックルは本当に申し訳ないことをしてしまいました…。今日は遠藤、中村、中崎の分までというより、あの3人が自分に力をくれた、そんな感じです。2年前にも歌ったけれど、あれはあくまでも大悟さんの代の『荒ぶる』。今日でやっと自分たちの『荒ぶる』を手に入れることができた。もうやったという達成感で一杯です。前回は色々と張り詰めていたものがあって、泣いてしまったんですけど、今日はただただ嬉しいという気持ちだった。今シーズンはなかなか思い描くようにチームにいることができず、苦しい時期もあったけれど、最後の最後で最高の結果が出せてよかったです。133人全員で勝ち取った優勝。今日は兄貴も来ていたんですけど、『大田尾組』の人たちの悔しさも少しは晴らせたのかなと思います」


<『最強』FWの核 チームに抜群の安定感をもたらしたフッカー青木佑輔>
「とても最高で、とても幸せな気分です。やばいです、ほんと。1年のときはリザーブだったんで、自分にとっては初めての日本一。『荒ぶる』は最高でした。自分は泣いていてほとんど歌えていなかったですけど(笑)。ただただ幸せを噛み締めていました。昨年の悔しさは今日のところは晴れたけれど、やっぱり自分たちの代で優勝しなくては意味がない。来年も勝ってもう一度『荒ぶる』を歌います」


<抜群のアタックセンス この1年トライを量産したフランカー松本允>
「嬉しかったです、素直に。『荒ぶる』を歌っているときは、自分たちは本当に勝ったんだなって。嬉しい、ただそれだけです。昨年の決勝で味わった悔しさをずっと胸に秘めてここまでやってきた。自分のことは分からないけれど、チームとしては昨年より周りの見えるいいチームに成長していたと思う。昨年の先輩たちにも勝ちましたって報告したいです」


<次期主将に就任 新たな伝説を作り上げた負けない男・佐々木隆道>
「いやー、『荒ぶる』を歌うまではやったぞという感じだったけれど、実際に歌い出したら辛かったことを思い出して涙がでてきた。今日も自分のプレーは全然ダメだったけれど、伊藤さん、桑江さんらに引っ張ってもらって、勝たせてもらうことができた。4年生のみんなのおかげ。そういう感じしかない。自分の力で勝ち取った『荒ぶる』だという気持ちはまったくしない。(優勝決定後には『大田尾組』メンバーによる寄せ書きジャージーを着用)やっぱり自分たちの勝ちたい気持ちだけがあるのではなくて、『大田尾組』の気持ち、教わったことを背負って戦っていた。そのことを見せたかったんです。昨年は自分の力のなさで迷惑を懸けてしまったけれど、やっと恩返しすることができた。遅くなってしまったけれど、『荒ぶる』を聞かせてあげることができて本当によかった。みんなダレた時期もあったけれど、最後まで4年生を中心に、下のチームの人も勝負してくれた。その姿が自分たちのエナジーになった。昨日『大田尾組』に書いてもらった寄せ書きを見直していて、色々と考えたんです。その中で伸さん(主務・田原伸洋)が、1日1日勝負していくその姿がチームのエナジーになるって書いていたんですけど、本当にそのとおりだなって。4年生のおかげで勝つことができた。『荒ぶる』は何回聞いてもいいもんですね。関東は来年も絶対に強いだろうから、ワセダもそれに負けないくらいひたむきに。相手の強さを認めて、自分たちの弱さを認識していいチームにしていきたいです」


<悔しさをバネに日本一に昇り詰めた 『音速の翼』首藤甲子郎>
「初めての日本一。本当に気持ちいいです。正直もっといいプレーができていれば100%喜べただろうし、ちょっと複雑な気持ちもしなくはないです。負ける気は全然しなかったけれど、自分たちのミスにうまくつけこまれてしまった。さすがは関東。でも4年生の優勝する姿が見られて本当によかったです。『荒ぶる』を歌っているときは、昨年は上で負けるのを見て涙したのを思い出しました。すべてが終わった後、曽我部の胸で泣いてしまいました。来年は曽我部とふたりで日本一になって、あと2回『荒ぶる』を歌います」


<試合後は号泣 そのトライでリベンジを果たした『赤黒の弾丸』今村雄太>
「いや、もうほんとに嬉しいです。トライもよかったです。それまでは自分のミスからターンオーバーされたり、逆転されたりして、迷惑を懸けていたので、何としても取り返してやろうと思っていた。あの場面で取れて本当によかった。形で取ったと言えるものではなかったけれど、足を上げるとかステップとか、これまで言われてきたことが出せたいいトライだったと思う。『荒ぶる』は最高に気持ちいいです。でもまだ自分には課題がたくさんあるので、もっともっと練習して上を目指していきたいです。あと2回優勝します」


<一年目から栄冠を掴み取ったスーパールーキー五郎丸歩>
「とりあえず、試合のことは何も覚えてないです。トライしたことは覚えてますけど、あとは何も。いやー、分かんないっす(笑)。『荒ぶる』はちゃんと歌いましたけど。『荒ぶる』は最高でした。自分がワセダに入学した意味を改めて痛感しました。今日はとにかく隆明さんの分もがんばろうという気持ちが強かった。試合が終わって顔を見たときは本当に嬉しかった。とにかく今は何も実感が沸かない。嬉しい、ただそれだけです」

<悲願の覇権奪回に歓喜のジャンプ!>