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2024

シーズンへ向け再出発 細川明彦が今熱い!!!

 長~い山篭りから聖地へ帰ってきて丸3日。しばしのリフレッシュ期間を挟んで、いよいよシーズンへ向けた練習がスタートしました。

 久々の上井草は、とにかく「暑い」、「暑過ぎる」の一言。人工芝の強烈な照り返しもあって、灼熱地獄と言った感じです。鍛えるにはある意味絶好のコンディション…。カラッとした菅平から一変、熱気ムンムンの上井草では、選手たちの汗が滴りまくっています。明日(5日)から始まるメイングラウンドの使用(9月下旬には再び養生期間になります)を前に、選手たちも再び戦闘モードに切り替わったというところでしょうか。この2日間も、ディフェンスドリル、ユニット、チームアタックと、この夏の課題を確認しながら、合宿顔負けの内容でした。

 そして明日から始まる3週間の「シーズン前期間」は、まだしばらくは学校も始まらないということで、何と何と午前、午後の2部練! 午前はひたすらウェート、フィットネスに時間を費やすプログラムで、一気にビルドアップを図ります。夏は激しく体を当て合い、この3週間のウェートではとにかくデカくなる―。夏合宿第二ラウンドとも言えるこの期間は、『東条組』にとって間違いなく正念場です。

 最後に、忘れちゃいけないこの男・今ワセダでもっとも熱い男を紹介して終わります。抜群のリーダーシップで見事、夏合宿『極賞』を獲得した4年SO細川明彦です。合宿開始時は一番下のEチームも、「昇り竜」(中竹監督)のように駆け上がり、今週からはついにシニアへ。「こんな男がたくさんいればチームは強くなる」と中竹監督も大絶賛。今年の秋は、『キング』対『昇り竜』? 細川明彦が今熱い!!!


 そんな細川明彦にあの3週間、「ワセダの今」を聞いてみました―

―栄えある夏合宿『極賞』です

 いや、ホントビックリしました。合宿で『極賞』があるとは思ってなかったですから。最後の練習、ヘッドが終わった後に中竹さんが、「みんながんばったけど、MVPはちん(細川の愛称、由来は…)。コルツ、ジュニアをよく引っ張ってくれたから」って

―みなさん祝福してくれましたか

 下で一緒にやっていた常藤たちが、「納得です。ちんさんが取ってくれて嬉しいです」って言ってくれて、あれは本当に嬉しかったですね。あと同期の奴らは食堂とかで、「あっ、MVPのちんさんじゃないですか」って感じの冷やかしを。同期ではそんな扱いです(笑)

―夏合宿はどんな想いで臨んだのでしょうか。自身にとっては最後の夏、チームの状態も上がらないなか…

 とりあえず自分のことで精一杯でした。Eチームからのスタートでかなり凹んでたんですよ。萎えたというか…。春の最後、同じ期間に教育実習に行った林はBだったのに。自分は最後になった立正戦で結構いいパフォーマンスができたと思っていたので、期待してたんですよ

―中竹さんのところに聞きに行ったみたいね。何でですかと

 そうです(笑)。それで聞いたら、井上も洋一(南薗)もがんばってるし、必然的にって。納得はできなかったですけど、なったもんはしょうがない、そこで腐ったら終りだって。もう何も考えずにガムシャラに。ギリギリで切り替えることができました

―改めて振り返ってみて、どんな3週間だったのでしょうか

 個人としては、着実に1個1個積み上げられた、E→D→Cときて、今はB。しっかりと積み上げることができた充実した3週間でした。チームとしては…、1,2クールのコルツは最高でした。あれはみんなの刺激になったと思います

―下からスタートして、ついにシニア。色々な「ワセダの今」を見ていますよね

 んー、Cは全勝とかあるんですけど…。Bも中にいるとヌルイ。これは清宮さんのときもそうだったんですけど、Cはジュニアでは上だし、コルツよりも上。今はCでもいいや的雰囲気があるかなって。Bは覇気がないというか、Aの奴等に負けるのが前提で、でもシニアだしみたいな。そういう居心地のよさみたいなのがあるんじゃないですかね。みんなそうではないのかもしれないですけど、正直そう見えるところもある。いい意味のイケイケさがちょっと足りないかなって

―合宿から帰ってきて再スタート、チーム全体の雰囲気、状態はどうですか

 まだオフ明けで体が動いていない面もありますけど、Aチームなんかはやってきたことがでてきていると思います。スーツでガチガチやってきた成果がでていて、この夏で違うチームになれた感じで。あとはこれをいかに試合で出せるか。そこですね

―来るべきシーズン。チームがグッといくために必要なもの、言葉にできる?

 チーム内の競争。これが絶対だと思ってます。今はAのメンバーを脅かせていないですから。もっともっとあいつらを追い込まないと。仮に実力では迫れなかったしても、気持ち、ここだけは絶対に負けないというものを持ってやれば、迫れると思うんですよ。そうすればチームはもっと締まる。絶対に強くなります

―いよいよシーズンです。自身としてはどんなラストイヤーを

 チームがどことか、そんな計算ではなくて、もうやるしかないです。やります。これは夏の最後に4年のみんなにも言ったんですけど、どこのチームにいようが自分にできることは変わらないって。自分だったら、コルツで培ったセービングだったり、動き出しの1歩だったり。めっちゃやりますよ

―『東条組』はここで勝つ! 教えてください

 最終的にはBKで仕留めるチームになると思ってます。面子を考えたら、僕もBKで勝負したくなりますから。FWがいいテンポを作り出して、今村、五郎丸、両WTBで仕留める。この2年間はFWが圧倒的に強かったですけど、今年はその前のイメージです。今年はBKで勝ちます! ディフェンスはかなりイメージができてきましたし、中竹さんも「これからはアタックをやる」と言ってくれているので

―ともにリハビリに耐え、支えあった曽我部。ついに勝負できるところまできましたね

 進也(平野)も含めて、みんな何か意識してますからね。今は僕も曽我部も進也のことを思ってます。とりあえず、近いうちに絶対に村田を抜く。まず2番手になって、そっからです。それで曽我部が僕のことを嫌だなって思うくらい、意識させます!

<早大上井草グラウンドにて  『極賞』を受賞して>