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2024

第17回主務部屋 主務部屋に4年がやってきた 伊勢昌幸人編

高橋:えーじゃぁ今回第2回主務部屋、伊勢昌幸人―

伊勢:なんか、恥ずかしいなー

高橋:ちょっとザワザワみんなうるさいけど、伊勢だけで(主務部屋には意味もなく人がたくさん・・)。えーじゃぁまず・・・

伊勢:テーマ決まってるの?

高橋:決まってない。いつもフリートークだから

高橋:えーじゃぁ、まず、最初のアカクロは?いつだ?

伊勢:春の早慶戦

高橋:春の早慶戦どこだっけ?

伊勢:新潟

高橋:南薗とかと一緒だったんだっけ?

伊勢:そう、南薗と笠原と一緒

高橋:あーそっかそっか。みんな初アカクロだっけ

伊勢:初アカクロ

高橋:そのときの気持ちを

伊勢:試合に負けて、自分の夢だったアカクロを着たっていう喜びは全然なくて、結局自分がアカクロ着たわけだけど、矢富がジャパンでいなくて、茂木が教育実習でいなくてっていう状況だったから、やっぱりこのままじゃ終われないなっていうのがすごいあって

高橋:それ、鉄笛(文集)にも書いてたよね

伊勢:そう、そういうことをものすごく考えました

高橋:じゃぁ、あのアカクロは伊勢にとっては初ではなかった、と

伊勢:自分の目指してきたアカクロではなかったっていう

高橋:おまえの目指してきたアカクロはもう着た?

伊勢:夏合宿に試合には出てないんだけど、矢富のリザーブとして慶應戦に。で、リザーブに入ったことは自分的にはやっぱり信頼されて自分がリザーブに入ったなっていうのはあって、自信をもってアカクロを着たって始めていえるアカクロでした

高橋:確かに、矢富とか、茂木、三井とかいろんなSHがいる中でそいつらと戦ってとったアカクロがお前の中の本当のアカクロと

伊勢:はい

高橋:SHたちってやっぱ一番お互いを、すごくライバル意識してるポジションだと思うけど、それはどう思う?

伊勢:逆に自分は今年になって周りを気にするんじゃなくて、まぁ周りがいいプレーをするとそれは刺激になるんだけど、結局自分には自分のプレーしかできないわけだから、試合で自分が自分のパフォーマンスのなかで一番のプレーできたらそれでいいんじゃないかって思いだして、逆に周りに対して変に意識することがなくなって、全部自分にベクトルを向けられるようになって、楽になったし、逆に自分のプレーに専念できて、いい感じにプレーできてるかなっていうのはあります

高橋:練習後の個人練習で一番遅くまでやってるのはSHで、いつも矢富がやる場所があって、三井がやる場所があって、茂木がやる場所があって、伊勢がやる場所があってみたいな感じで、お互い練習し合いはしないじゃない。あれは、やっぱり意識したりするの?あいつより早く帰れない、みたいな(笑)

伊勢:いやーでも最近はあんまりそういうの意識してなくて

高橋:一年ときは?

伊勢:一年ときは僕は完全にしてました(笑)

高橋:あー、よくさ、一般組と推薦組とか言われたりするじゃない?まぁ本人たちはそんな気にしなかったりするけど、やっぱそこらへんのがあった?

伊勢:一年のころはあった(笑)

高橋:やっぱあいつらよりも早く帰れない、と。最後まで放ってたいと。

伊勢:そうやね。一年の頃はね。いい意味でも悪い意味でもやっぱりあったから、それは2,3年になって結局どんどんみんな仲良くなっていってるし、なくなってったけど

高橋:まぁでもそれが、今となってはいい刺激になってたと

伊勢:そうです

高橋:一番の試合の思い出はさっきの夏合宿の?全部含めて。別にアカクロとかじゃなくて

伊勢:一番の試合・・・。今年の夏、関東に負けて、自分はDチームで出たんだけど、それで負けた時の悔しさっていうのが自分の中に一番あって、そのあとチームしぼったりって、僕が勝手にやったりしたんですけど、そのときの悔しさっていうのがすごいあって、今週も小塩と一緒にそのメンバーで試合とか出来て、まぁそういう勝った試合よりもその悔しさっていうほうが印象に残ってます

高橋:夏のDの試合で負けた試合が一番かぁ。じゃー今週の関東っていうのは、もうすごくリベンジの・・

伊勢:リベンジ

高橋:なるほどね。伊勢がワセダのラグビーを目指し始めたのはいつ?

伊勢:ちっちゃいころはすごい明治が好きだったんだけど、高校くらいからワセダの展開するラグビーがすごい好きで。で、SHがどんどんテンポ出して捌くのを見てて、このラグビーなら自分でもできるんじゃないか、みたいなのがすごくあって

高橋:なるほど。一浪してるんだっけ?おまえ

伊勢:一浪、一浪してる。知ってんじゃん(笑)

高橋:新人練あったけど、最後まで抜けられなかった組?

伊勢:最後まで抜けられなかった組(笑)。一番先頭の(笑)

高橋:先頭走ってても最後まで抜けられなかった組かぁ(笑)。で、そのままコルツいて、二年まで?コルツ

伊勢:二年の時は多少Dとかあがってたけど、一年はもうずっとコルツ。関東戦とか出たことなかったし、一年の頃は

高橋:さっき出てきた笠原とかもコルツずっと経験してたりとか、須藤とか、その当時のコルツ経験者が、アカクロ一緒に着てるっていう状況が多々あると思うんだけど、そのことについてはどう思う?

伊勢:やっぱ円陣組んだときとかに、そういうやつらが一緒に輪の中にいたりすると、アカクロ着てる中で、やっぱ、それがうれしかったりもするし、たぶんそれを経験してきた俺らにしか出来ないプレーなんだって考えさせなおされるから、そういう面ではプラスになるし、そこで頑張ってきたやつらと一緒に出来ることはうれしいかな、やっぱり

高橋: あのときいた?1年でコルツにいて、後藤さんの集合かかったとき。「こんなかでアカクロ着れるやつは一人いるかいねーか」だって

伊勢:いたいた(笑)

高橋:いた?春のコルツの練習の最後のときに、後藤さんが集合かけて、「おまえらこのままでいいのか」と。「こんなかからアカクロ着れんの一人でるかでねーかっていう確率だ」っていう。で、それは案外俺らには衝撃的というかさ。衝撃的な言葉で、でもその中で笠原が出て須藤が出て谷口が出て、って。で、伊勢が出てとか。やっぱり途中途中になんかそういうワセダみたいな言葉や転機があったのかね

伊勢:うん。あれはすごく覚えてる

高橋:伊勢は、常にアカクロを見てた?それとも、まずはジュニア・シニアにいかなくちゃって思ってた?

伊勢:アカクロはすごい意識してて、結局自分のほかに同期が3人いるから、自分は2番手にはならないとアカクロ着れないと思ったし、で、去年まではずっと4番手だったから、本当になんかないと着れないと思ってて。だから、やっぱそこだけはすごい意識して、やっぱりちょっとでもチャンスがあれば上に上がんないと、他のポジションよりも絶対きついと思うし、そこは常に意識してアカクロを。頑張ってました

高橋:やっぱこう4年間アカクロを追い続けるって言っても、怪我とかで、ふっと切れちゃう瞬間がある奴も何人かいるわけじゃない。でも、俺から見てると伊勢とかやっぱ隼人とか三井とか矢富とかSHって毎日勝負してるふうに見えるんだけど、切れた瞬間ってあった?今まで。新人練から

伊勢:いやー俺はない!怪我しても、次の日からもう怪我してないとこで何かできんじゃないかとか、ラグビーのビデオいっぱい見て、怪我しても怪我してない時よりももっとなんかできんじゃないかっていう気持ちで、逆に一年の時からアカクロ着れるか着れないかっていうと、着れない確率のほうが高いっていうのは自分は思ってたから、一年の春から自分はもう勝負してたし、逆に一年の春から勝負してたから、今これだけ頑張れてるっていうのもあると思うから。そこだけは、やっぱり浪人中もそのことだけは考えて勉強してたし、自分はもともとアカクロ夢っていうのは自分の中に深くあったから、それがモチベーションとしてずっとやれたんかなっていうのはある。

高橋:じゃぁ、最後に今年東条組が優勝するために必要なこと

伊勢:本当に4年が毎日一瞬一瞬どれだけ自分と勝負できるかだと思ってます。チームどこにいようが、死ぬ気でやってる姿を見れば、絶対下はついてくると思うから。だから本当にどんだけいいプレーしてもそれに満足せずに、上を目指してやっていくことが全員できれば、優勝できるんじゃないかなって。今の時点ではまだ出来てないと思うんで。全員が早く気付いて出来るようになればいいのかなって

高橋:これで帝京戦、早慶、早明戦と続くけど、ファンの人に、もしくは誰に向けてでもいいですけど

伊勢:ファンの人かぁ(笑)恥ずかしいな(笑)。まぁ個人的にはアカクロ着れるかとかもわかんないんですけど、一試合一試合自分のベスト尽くしてやるだけなんで、頑張ります

高橋:はい、ありがとうございましたー!じゃぁ次に紹介する四年!

伊勢:じゃー須藤くんを!

高橋:ここで須藤出しちゃう?あいつうるさいよ?(笑)

伊勢:いいんじゃない?(笑)

高橋:うわー、須藤の時は、ラグビー以外の話しようかな(笑)。伊勢、今日はありがとう!

伊勢:ありがとう!

今回は、伊勢を紹介しました。本当に熱い男です!本当に楽しい対談になりました!ではまた!