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Beat Up

2024

対立教大 白星は最高の良薬?


 「公式戦ではなくとも、負けることはワセダの名に泥を塗ること。3連敗なんて許されることではないし、Bチームだろうが常に勝つ。今日はそういうことをみんなで話し、しっかりとした気持ちで臨みました」(フランカー中村拓樹)―。ルーキーにまで浸透してきたワセダのプライド。A、B、C、D、チームに関係なく、常にファイトし勝つことに拘り続ける。まさに背水の陣、落ちるところまで落ちた『権丈組』セカンドチームは、大勝で何とかその威信を保った。
 試合はファーストアタックいきなりのノックオン(4年生…)で幕を開けるも、冷静にその場を凌ぐと、久方ぶりのトライラッシュ。ペナルティからはひたすらハリー、左右に振れば、いとも簡単にビッグゲイン。これまでの相手との違いこそあれ、おもしろいようにボールが繋がり、次々とインゴールを陥れた(中濱寛造はこの日も4トライ!)。28分の時点で小気味よく43-0。一歩相手はノーチャンス。それまでの力関係を鑑みるに、あとは最後まで切れずに戦い続けるだけだった。
 しかし…、これが今のBチームの実力か、30分過ぎ、雨が降り出したあたりから完全に失速。「裏に抜けた後の精度もなかったし、集中力が足りなかった」(フランカー中村拓樹)と言うように、いつしか緊張感は途絶え、失くそうと誓ったはずの「ユルさ」が随所に顔を覗かせた。挙句、ハリーからトライまで献上…。80分厳しいプレーを続けられたのは、ルーキーの中村拓樹ら数えるのみ。最終スコア、79点はそう悪くはないものの(そういえば昨年の対抗戦は55点…)、この先を考えると、引き続き課題は残った。
 ともあれ、連敗中だったチームには、ある程度自由にできた上での『白星』は、何よりの良薬。春残り2試合、帝京、そして関東学院。Bは本当に変わったのか、変われるのか。もう、待ったなし。ワセダとしての、真価が問われる―



<ワセダのプライド!80分体を張り続けたフランカー中村拓樹>
「最初はテンポよくトライを取れていましたけど、後半は集中力も切れて、逆に取られてしまいました。80分間集中しないとダメですね…。裏に抜けた後の精度も足りなかったですし、集中力が足りませんでした。公式戦ではなくとも、負けることはワセダの名に泥を塗ること。3連敗なんて許されることではないし、Bチームだろうが常に勝つ。今日はそういうことをみんなで話し、しっかりとした気持ちで臨みました。ひとりひとり、個人のところではいいプレーが出ていたと思いますけど、チームとしてはもっともっとまとまっていける。チャンスはしっかり物にして、ピンチを凌ぐ。確実に、チームとしてミスを減らしていく。帝京にも、関東にも、もちろん勝たないといけません。個人としても、ディフェンスでしょうもないところを抜かれてしまっているし、80分間気を抜くことなく、アタック、ディフェンスとも常に前に出ないといけないです。羽生さんには、接点で前に出ろ、フランカーはそこで目立てと言われています。自分は体が小さいですけど、そこがウリだと思うので。前に出て、しっかりとターンオーバーする。まだまだAとコンタクトすると負けてしまうので、もっと強くなれるように。今年はとにかく1年間シニアでプレーし続けて、ひとつでも上のチームを目指してやっていきます」