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2024
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史上空前の大盛況!菅平でサマースクールを開催

 ワセダに行っときゃ間違いない!― 8月3日~5日、菅平は早大セミナーハウスにて恒例のサマースクールを開催。過去最多65人の高校生が集結し(遠征中の高校ジャパン、チームの事情によりこられなかった参加希望者を足すとその数…)、ワセダ愛をぶつけ合った。

 

 ラグビー部版オープンキャンパスとも言えるサマースクール最大の特徴は、ワセダの仕組み(組織からミッションまで)、現状、営みを伝えた上で、実際に上井草で行っているトレーニングを体験してもらうこと。しかも今年は学生幹部(委員)たちの熱さがハンパなく、例年以上に濃ぃ~スクールが展開された。高校生憧れの的?五郎丸が接点のイロハを身をもって示せば、イジラレキャラ?畠山も高校生に混じってスクラムプッシュ。「オイ、いいぜぇ!!!」。「ほら、自分たちで何が悪かったか話し合おう!」。なかでも臼井陽亮の熱血ぶりは郡を抜き(けど最終的には精神論だとか…)、同期からも感嘆の声が上がった。ディフェンスドリル、フェーズアタック、AT&DF…、多種多様なメニューの中で1番熱かったのは、間違いなく臼井プレゼンツのスクラム。さすが、プロップはみな家族…。今や高校生でも、ラグビー=スクラム???

 

 そして当然ラグビーだけでなく、1日の半分はみっちりとお勉強タイム。入試制度の説明から、それぞれの傾向と対策まで(もはや名物、左京の英語解説は今年も炸裂!)、絶対に避けては通れぬ部分にも多大なエネルギーを費やした。合格にはまずお勉強!それが1番の近道!!!

 

 全国津々浦々より参加してくれた高校生のみなさん、本当にありがとうございました。学生幹部にとっても、連夜の懇親会はいい思い出です。権丈太郎が閉校式で約束したように、必ずや『荒ぶる』を勝ち取りますので、みなさんもがんばってください!

 「ワセダに来たら間違いない!」(五郎丸歩)。みんなで一緒に強いワセダを作りましょう!

 

<テーマは『一体感』! 学生委員は連日のフィットネスで菅平仕様に!>
 上井草で練習してるのに、委員は高校生相手でいいなぁ~。な~んて思う方もいるかもしれませんが、決してそんなことはありません。権丈太郎の「俺についてこーい!」の掛け声の下、実は空いた時間を使って連日フィットネストレーニングを敢行してたんです。

 炎天下のなか、文句も言わさず、走る、走る、また走る。「体がだんだん菅平にフィットしてきたね」。無事、走り終えた後の選手たちの表情は充実感に満ちていました。

 ひとつ屋根の下過ごしたこの3日間で、中竹監督と委員たちの絆はさらに増大。夏のテーマは『一体感』。『権丈組』はこの夏も心ひとつに乗り切ります!

以下、3リーダーの決意を―

 

<主将・権丈太郎>
「まず関東戦がすぐにあるので、早くコンディションを戻すことを考えています。関東も夏は死に者狂いでくる。そこで上から見ないで、ワセダとしてもう一度チャレンジ。昨年の借りを返すために、しっかりと前を見てやっていきたいです。チームづくりの観点で言えば、フィットネス的要素、まだ全然走り足りないので、まず1週目はしっかりと体を作って、2週目からチームとして仕上げていこうと思ってます。春あれだけの結果を残すことができてチームとして自信を持つことができた。夏はしっかりと前を見て、ひとりひとりが自分自身にチャレンジ。1日1日出し切っていって、最後にはみんなが納得できるようにしたいです。自分たちの強みであるブレイクダウンのさらなる精度アップ、細かいところまでやって、かつ、チームとしてこうやって勝つんだという確固たる物をこの夏で作って、対抗戦に臨みます。サマースクール、高校生は平成生まれって感じがしましたね(笑)。指導しながら、自分が高校生のときはどんなだったかなって考えてました。ワセダは肩書きとかまったく必要ないし、全員に平等にチャンスのあるチーム。なので、高校生のみなさん、是非ワセダに来てください!」

 

<副将・五郎丸歩>
「夏合宿を直前に控え、昨年よりかなりいいイメージを持つことができています。ただ、そのイメージのまま来るのはいいですけど、浮かれた気持ちで山に登ってこられては困る。そのあたりはしっかりと引き締めていきたいです。チーム全体の状況はかなりいいですし、相当いい夏を過ごせると思っています。チームとしてまだ完成してないですし、ポジションチェンジもあるでしょうし、1ヶ月、きっちりと修正していい合宿にします。BKが力を付けて、つらいとき、流れの悪いときにこそ、トライを取れるようになって戻りたいですし、あとは後輩たちをしっかりと育てられたらと思ってます。自分がプレーするのと、教えるのとでは全然違うので、サマースクールはいい経験になりました。ワセダに来たら間違いない!高校生のみんなに対して、それだけは自信を持って言えます(笑)」

 

<副将・畠山健介>
「いよいよ始まるなという感じです。でも基本は春と一緒。その日その日で自分たちにできることをやっていくだけです。ウェートも徹底的にやりますしね。普通に過ごしていたら夏は痩せてしまうので、体を更にデカくしつつ、チームとしての完成度を上げていく。完成形に近づける。そんな夏にします。サマースクールはこんなに多くの高校生が参加してくれて、自分たちも楽しみながらできました。才能のある選手も多いですし、ひとりでも多くワセダに合格してくれたらと思います。ワセダの夏はどこの大学よりも、どこのプロチームよりも熱い夏になる。夏だけでなく1年中熱い集団。そういう熱い奴らの集まりの中で、ここでしか味わえないものを経験しに、是非ワセダに来てください」