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2024
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豊田将万より皆様へ

 キャプテンの豊田です。10日間のオフも明け、本日より日本選手権に向けた練習を再開しました。HP上ではありますが、1月10日・国立競技場で伝えられなかった思いを綴らせて頂きます。

 自分自身、2008年は『挑戦』というテーマを掲げ、守ったら何も得ることができないという思いを持ってスタートしました。そして、中竹さんが今年のチームの状況、ここ数年のワセダの流れを見て、『Dynamic Challenge』というスローガンを提示してくださいましたが、聞いた瞬間から、すごくいい言葉だと思いました。何もかも果敢に挑戦するんだと、すんなり心に入ってきました。

 シーズンの途中は、みな挑戦することの方だけに意識がいってしまい、そのために必要な土台がないにも関わらず、挑戦、挑戦ばかりに走ってしまって、うまくいかないときもありました。しかし、大学選手権に入ってからは、自分たちのやるべきこと、戦い方をしっかり理解し、『Dynamic Challenge』を体現できたと感じています。

 ディフェンスではどこよりも前に出る。自分たちがどうあるべきかを考えれば、前に出ることも怖くはありませんでした。そして、アタックではどこからでも積極的に仕掛けていく。自分たちでは特別チャレンジしている意識はありませんでしたが、逆にそれが『Dynamic Challenge』できていた証拠ではないかと思います。

 決勝戦のあのスクラム選択に迷いはありませんでした。ラストワンプレーでしたし、スクラムも全然負けていなかったので、ここで攻めてトライを取ろうと。上からは最初ペナルティゴールを狙えという指示もありましたが、自分たちで決断を下し、結果トライを取り、勝てたことは本当に嬉しかったです。

 対抗戦で2敗したときには、こんな人間がキャプテンをやっていていいのかと、自分を責めたこともありましたが、周りの支えがあって乗り越えることができました。自分の力だけでは、前に進めなかったと思います。たくさんの声を掛けてくださったOBの方々、同期、後輩、支えてくれたすべての人に感謝の気持ちでいっぱいです。

 『荒ぶる』を歌っているときは夢の中にいるようでした。それまでとは見える景色が違いました。

 優勝した瞬間はすごく嬉しく、これで終わったんだという解放感がありましたが、時間が経った今は、何か物足りなさを感じています。その物足りなさを埋めるために、日本選手権ではトップリーグのチームに絶対に勝ちたい。残された時間で、そのための準備をしっかりやっていこうと思います。

 日本選手権も自分たちらしく、『Dynamic Challenge』します!

早大ラグビー蹴球部主将・豊田将万