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2024
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対帝京大C 課題多き敗戦…


 夏合宿、いまだ未勝利と厳しい状況に置かれているCチーム。帝京大を相手に初勝利をあげるべく、「ブレイクダウンで絶対に受けない」(フッカー吉村陽介)という意識のもと戦いに挑んだ。しかし、蓋を開けてみると「受けてしまって相手のテンポになるシチュエーションが多く、圧倒出来なかった」(吉村)この試合。結果は19-43とまたも悔しい敗戦となってしまった。
 先制したのはワセダだった。開始早々にNO.8松渕真哉が帝京キックをチャージ、さらに足に掛け自ら持ち込みトライ。幸先の良いスタートを切ったかに思われた。だが6分にはパスを奪われ、インゴールへ走り切られて5-7に。23分にもSO常藤健のキックを帝京がキャッチ、大外を走られて追いつくことが出来ず、独走トライを許す。28分には相手のペナルティからハリーで左へ展開し、ロック坂巻陽平がトライをあげるも、再び35分に12-19と突き放されてしまう。
 後半4分、ワセダは1トライの差を縮める。相手のレイトチャージからペナルティキックで速攻。敵陣ゴール前に迫り、フランカー近藤統晴が中央にトライを決めた。「同点になった時は、いける、と思った」(坂巻)。しかし、攻勢もここまで。15分にはキャッチミスからボールを奪われ、トライを献上。「完全に向こうのペース」(坂巻)となり、後は一方的な展開になってしまった。19分、スキを突かれてキックで右へ振られ、大外にいた帝京WTBがトライ。終盤の32分には自陣ゴール前でスクラムを何度も組み、サイドを突かれる形で19-36に。更に最後、ダメ押しのスクラムトライを押し込まれて試合終了となった。
 試合終盤に象徴されるように、FW戦で特に苦戦を強いられたCチームの選手達。「(帝京のFWは)まとまりがスクラムとかではすごかった。BK勝負に持ち込めなかった、FWの責任です」(吉村)。試合後、ジュニアの選手達には厳しい練習が待っていた。「課題はいっぱいあると思う。一番は個人で、一人一人負けない強さ、そういうのが必要だと思います」(吉村)―。この夏の苦い経験が、シーズンへの大きな起爆剤となるか。山を降りてから、その真価が問われる。

圷萌奈


<フッカー吉村陽介>
「今日の試合は、ブレイクダウンで絶対に受けないというのを意識して挑みました。実際は…受けてしまって、相手のテンポになるシチュエーションが多かった。そこで圧倒出来ませんでした。(敗因は)個人個人で、一対一で圧倒出来なかったところだと思います。(帝京のFWは)まとまりがスクラムとかではすごかった。BK勝負に持ち込めなかった、FWの責任です。課題はいっぱいあると思います。一番は個人で、ひとりひとり負けない強さ、そういうのが必要だと思います。辻さんからは、最後は気持ちでとられたトライだと言われました。だから、終わった後それを考えながら練習しました」

<ロック坂巻陽平>
「今日は、同点になった時に「いける」と思ったんですが、その後にトライとられて完全に向こうのペースになってしまいました。敗因はでかい敵を相手にブレイクダウンで人数をかけて、次の順目でプレー出来なかったところだと思います。(帝京のFWは)ショートサイドでいかれる気はしなかったんですが、スクラムであれだけプレッシャーかけられてスクラムがうまくいかなった。課題は自分達よりもでかい相手に対して運動量で勝って、常に相手より人数が多い状態でプレーしていくことだと思います」

<早大D対帝京大D試合コメント・SH中川雄太>
「FWがブレイクダウンで負けたこと、そこをコントロールできなかったのが敗因だと思います。FW同士の戦いで負けてしまった。相手の体が大きいので、FWを低くさせて数と速さで上回ろうとしたのですが…。帝京のFWはモールなど、とにかくまとまりが強かったです。課題はFWが負けた劣勢の時に、敵陣で楽にさせるためのゲームコントロールがハーフから出来たら、良かったと思います」