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2024

対関東学院1年 「今季初の新人戦は惜敗」

上井草の春の風物詩、新入部員の入部式がことしも行われた。厳しい新人練習を耐え抜いた将来の赤黒戦士は36名。大勢のファンに見守られながら、早大ラ グビー蹴球部の一員としての4年間が幕を開けた。入部式の後に行われた関東学院大1年との新人戦は27-36で惜敗。スクラムで劣勢を強いられた前半から 追い上げを見せ、一時は追い付く粘りを見せたものの、終盤に突き放される結果となった。

 新入部員が一人ずつマイクの前に立ち、大声を張り上げての決意表明を見せた入部式。最後は新人総代のSH岡田一平(スポ1=大阪・常翔学園)が「常に上 を目指し、日本一に貢献できるよう頑張ります」と締める。その後第一部歌『北風』を合唱し、新入部員はきょうをもって正式にラグビー蹴球部の一員となっ た。
 入部式を終えると、後藤禎和監督(平2社卒=東京・日比谷)が「新入部員にとって第一の試練」と語る、関東学院大1年との新人戦が行われた。初の実戦で 自らの存在をアピールしたいルーキーたち。しかし、前半は苦しい展開となった。体格で勝る関東学院大に対してスクラムで圧倒的劣勢に立たされる早大FW 陣。守備に回る時間が長くなると、14分にはラインアウトモールから侵入されトライを許し、初失点を喫する。その後もスクラムを一気にターンオーバーされ WTBへ展開を許す局面が続くと、なす術なく26分、33分にトライを決められ0-17と差を広げられてしまった。早大の反撃はロスタイム。マイボールス クラムを押されながらもボールを展開し、最後はフランカー池本翔一(スポ1=愛知・千種)が走り込みインゴールへ飛び込む。しかし直後にまたもスクラムか らトライを奪われ、5-22で前半を折り返した。

 守勢を強いられた前半から一転、後半は開始直後から相手ゴール前でのプレーが多くなる。5分にはBKの展開から、フォローに入ったNO・8五十嵐隆介 (教1=埼玉・早大本庄)が中央にトライ。コンバージョンも成功し12-22とする。スクラムが安定し始め素早い展開が見られるようになり、優勢に試合を 進める早大はさらに追い上げる。26分には粘り強い攻撃を見せ加点すると、33分にはFWの波状攻撃から五十嵐がインゴールを陥れ同点に追い付いた。ここ で得たゴールキックは失敗し、逆転はならず。さらには左サイドを破られ失点を喫して再びビハインドを負うものの、早大は追いすがる。39分、右サイドの展 開からロック仲元寺宏行(社1=広島・尾道)が飛び出しインゴール左に沈める意地のトライ。ここもコンバージョン失敗で同点のチャンスを逃すが、勝ち越し のトライを目指し激しくボールを奪いにかかる。しかし自陣ゴール前で痛恨のインターセプトからの失点を許し、万事休す。27-36と、1年ワセダの初陣は 一歩及ばぬ惜敗となった。

 この日は欠場したFB藤田慶和(スポ1=東福岡)に期待と注目が集まる今季の新入生。しかし、この日思い思いに決意を語った選手たちの全員が、赤黒、 『荒ぶる』、さらにその先をしっかりと見据えていることを示した。壮大な夢へと向かう36人の物語は、今まさに始まったばかりだ。
(記事 佐藤拓郎、写真 北田ゆず、久保沙織)

コメント
SO岡田一平ゲームキャプテン
――初の実戦を終えての感想は
きょうは前半しっかり出し切ろうという思いだったのですけど新人練習や試合前の練習でやってきたことがあまり出せなくて、点差の通り後手を踏みました。後 半は切り替えて修正もしっかりやっていこうってことで、少し追い上げてディフェンスもしっかり固くなっていい守備ができたところもありましたが、早大ラグ ビー部は負けは許されないし、勝たないと意味がないのでこれから修正していきたいと思います。
――前半は押されていたスクラムが後半安定した要因は
相手のメンバーが代わったというのもあると思います。まだまだスクラムは全然駄目です。押されていないのは相手のメンバーが代わったからというだけで自分たちは全然駄目だったので、もっと練習してもらいたいです。
――新人練習はいかがでしたか
しんどかったですけど自分たちのためになっていると思えました。セレクションも兼ねていてみんなプレッシャーもかかっていたと思うのですが、思い出に残る 新人練習だったと思います。みんな仲も良いです。仲良しだけじゃなく、練習とか試合の中でもしっかり駄目なところを言い合えるとか、そういういい関係をこ れから時間をかけて作っていきたいと思います。
――1年生はケガ人が多いようですが、どのような状況ですか
元々ケガをしている人もいますし、新人練習でケガしたのもいます。僕が今SOをやっているのは、1年生は3人SOがいるのですけど3人みんなケガなので、 新人練習の時からSOで練習していました。本職はSHなんですけどそうやって代わることもあります。ケガをしている人はしっかり治してもらって、(ケガを していない)僕らはやるべきことをやっていきたいです。
――今後へ向けて
どの試合も全部勝っていきたいと思います。今回負けましたけど勝ちにこだわって、これからは負けないように頑張っていきたいです。